『就註法華経口伝(御義口伝) 上 提婆品』(佐後)[古写本] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

第二 若不違我(にゃくふいが) 当為宣説(とういせんぜつ)の事
 御義口伝に云はく、妙法蓮華経を宣説する事、汝は我に違はずして宣説すべしと云ふ事なり。若(にゃく)の字は汝なり。天台の云はく「法を受けて奉行す」と。今日蓮等の類(たぐい)南無妙法蓮華経と唱へ奉る者は、日蓮に違はず宣説すべきなり。阿私仙人とは南無妙法蓮華経なり云云。
(平成新編1757・御書全集0744・正宗聖典0444・昭和新定[3]2791・昭和定本[3]2651~2652)
[弘安01(1278)年01月01日(佐後)]
[古写本・上 富士大石寺、下 京都要法寺]
[※sasameyuki※]