『就註法華経口伝(御義口伝) 下 普賢経』(佐後)[古写本] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

第四 一切業障海(いっさいごうしょうかい) 皆従妄想生(かいじゅうもうぞうしょう) 若欲懺悔者(にゃくよくさんげしゃ) 端坐思実相(たんざしじっそう) 衆罪如霜露(しゅざいにょそうろ) 慧日能消除(えにちのうしょうじょ)の事
 御義口伝に云はく、衆罪とは六根に於て業障降り下る事は霜露の如し。然(しか)りと雖(いえど)も慧日を以て能(よ)く消除すと云へり。慧日とは末法当今日蓮所弘の南無妙法蓮華経なり。慧日は仏に約し法に約するなり。釈尊を慧日大聖尊と申すなり。法華経をば又如日天子能除諸闇(うにょにってんじのうじょしょあん)と説かれたり、末法の導師をば如日月光明能除諸幽冥(にょにちがつこうみょうのうじょしょゆうみょう)等と説かれたり。
(平成新編1798~1799・御書全集0786・正宗聖典0497・昭和新定[3]2845~2846・昭和定本[3]2705)
[弘安01(1278)年01月01日(佐後)]
[古写本・上 富士大石寺、下 京都要法寺]
[※sasameyuki※]