4月最後の日です。

本日行ったことを報告したいと思います。

まず,実験に用いた機器の写真をとりました。

次に逆三層系の動画を取りました。中層が水のものとCD水溶液のものと,それぞれ30分ほど録れたかと思います。

以上の画像,動画は三上が持っています。

最後に,中層に対するAMAの溶解度を調べました。
AMA0.6mgに水,CD水溶液3mlを入れたところ,両方溶け残りがありました。
しかしながら,溶液を紫外ランプで照射すると,両方とも,緑色に光りました。
また、CD水溶液の方が,濃い緑色でした(残念ながら,デジカメの電池切れのため写真はありません)。

考えられることとしては,
・CD水溶液の方が水よりAMAの飽和溶液の濃度が高い
・CD水溶液とAMAが何らかの相互作用をして,緑色が強くなった。
の二つが考えられるでしょうか。どちらにせよ,CDは何らかの役割を果たしていそうです。

以上大野でした。


西田です。本日全体ミーティングに参加してきました。

昨日データの解析を行ったところ、アップローダーにアップした実験報告のような結果が得られました。それをもとに発表したので、参加しなかった方は目を通しておいてください。

また、最後に冊子・ポスターの割り振りを行いました。これもアップローダーにアップしてあります。締め切りを若干緩くしたりきつくしたり変更しています。ダウンロードして締め切りと自分の割り振りを確認してください。

4月にあと1回位ミーティングをやろうかな、とも思っています。心に留めておいてください。では。
 昨日作った三層系の蛍光強度を測定しましたが,強度が1000~2000程度で,あまり出ていませんでした。一応リノール酸(バックグラウンド)の蛍光も測定しましたが,以前測定したリノール酸と変わらず,顕微鏡のせいでは無さそうです。
 しかしながら,ブラックライトによる観察では,CD(3日)については4個中4個が蛍光を発していました。他のは三層系作成ミスなど,蛍光が見られたり,見られなかったりだったので,すべてが蛍光を発したのは良い結果かと思います。シクロデキストリンには輸送機能があると結論付けたいところです。

当班の半分以上は化学科でできているので,化学科が忙しくなってしまう以上,実験は一旦区切りをつけます。これを機に,樋口研の人にお菓子をもってご挨拶に伺いました。とはいえ,五月祭までは実験室は使ってもいいよということなので,物理学科を中心に暇を見つけて,データの補完や,展示用の写真撮影が行えればと思っています。

年度も改まり,各学科いろいろと忙しいとは思いますが頑張っていきましょう。
3日には生物物理班全体ミーティングがありますね。

以上,大野でした。
 

こんにちは、福田です。今日で3月が終了ですね。

本日の実験の報告をします。


【実験内容】

1.蛍光強度の測定

 昨日と一昨日に調製した三層系の上層をすべて採取し、攪拌した上でその蛍光強度を観測しました。


2.従来の方法による蛍光強度の測定

 一昨日に調製した三層系の上層から少量の試料を採取し、その蛍光強度を観測しました。


3.廃液処理

 これまでに測定で用いた試料を廃液として処理しました。



【実験結果と次回の予定】

○蛍光強度の測定について

 中層がシクロデキストリン水溶液であった場合の方が水であった場合に比べて、蛍光強度が強い傾向にあるという結果になりました。明日も同様に2日放置の試料と3日放置の試料の蛍光強度観測を行います。


○片付け

 明日は実験最終日なので、片付けをして研究室から撤収します。



 明日で実験が終了しますが、資料作りにしっかり取り組んでいきましょう!!

こんにちは鈴木ですかお

今日の実験の報告をします晴れ


1.昨日作成した三層系の

  リノール酸を全部取って、

  攪拌後、蛍光を見た。

 

2.昨日作成した三層系の

  リノール酸を、

  従来どおりの方法で見た。


3.明日、明後日用の三層系を

  作成した。



顕微鏡で測定した結果は、

うまくいっていたり、

微妙だったりするようですあせる


今日研究室のマウスさんの

赤ちゃまが生まれました足あと

しばらくは静かにしてあげましょうぶーぶー

土屋です。報告します。



① 蛍光強度の測定


今日は、先週準備した3日放置の三層系サンプルの蛍光強度を測定しました。僕は数値を見ていないのですが、中層CDが水より優勢、平衡に達したかも、とのことでした。


また、4日放置のサンプルもあったのですが、全てのサンプルで中層CDも水も上層はほとんど無色という謎の結果で、測定は行いませんでした。



② 三層系の作成


明日、あさって、しあさってに測定する分の三層系を作成しました。また、以前のように同じサンプルから、時間が来たらちょっとずつ採取する用のサンプルも、中層CDと水についてそれぞれ二本ずつ作成しています(後述)。



③ 問題点


あの部屋の助教さん(かな?)から何点か指摘して頂きました。


・ 採取時間ごとに三層系を作成するからバラつきが大きくなるのでは?

  同じサンプルの同じ場所から時間が来たら採取した方がいいんじゃないの?

  

  → よって以前の方法ももう一度導入してみることに。


・ チューブの素材の影響。疎水性物質はチューブの壁面にくっつきやすい。

  三層系をつくった直後に蛍光を当てると中層の壁面が光っている、なんてのが今日もいくつかありました。


④ その他連絡


 CD水の濃度が1mMに変更になったようです。2mMだと析出してしまうらしい。

ミーティング(2010年3月27日)の内容


【これまでのこと】

(1)実験

・三層系の形成には、中層、上層を入れた後、下層を注入する方法が良い

・時間スケール(<7.5 h)では変化はほとんど見られないが、日スケール(>15 h)だと差がみられる

(2)理論

・反応を考えていない拡散のプログラムは動いている

・15日にあげられた妙なことは、一応解決


【今後のこと】

(1)実験

・4月1日までは日スケールでの三層系の実験を重ね、測定数を増やす

・解析

(2)理論

・反応項の導入など

(3)その他

・冊子の説明文、ポスターの作成


4月3日(土)は、生物物理班全体のミーティングが予定されているらしいです。


三宅

OBP Group のブログ-CDvsWater2
↑Water vs CD


西田です。ご覧の通り更新を怠っていましたm(_ _)m ここ4日間の活動をまとめようと思います。

23日は顕微鏡を終日使う事ができたので、従来の三層系の作り方でひたすら2時間間隔で測定しようとしました。しかし、やってみると、やはり従来のやり方では、どうしても上層に2-AMAが最初から混入してしまうことが分かりました。そこで、岡田君が新しい方法(注射方式)で下層を最後に入れる方法でやることを提案し、それだとたしかに混入が少なさそうということで、今後これでやることにしました。

24日は1.5時間間隔で注射方式を用いて測定しました。結果時間単位では拡散が殆ど見られないということが分かりました。(立派な結論なのですが、やっていると落ち込みます)
一方で前日に放置したものをみると、もう色からしてCD入りの方が濃いということが分かりました。蛍光をはかってみてもそのようでした。だから拡散はどうも日単位で起こるものらしいということになり、以降一日ずつ放置して測定をすることにしました。
この日同時に、2-AMAの遮光状態下での蛍光の変化をモニターしたところ、あまり大きな変化はなさそうだということが分かりました。

25日に前日のサンプルを測ったところ、やはりCD入りの方の蛍光が強くでる傾向にあることが確認されました。そこで、翌日分、および次週の月曜日測定分の三層系を作成しました。この日、注射方式でAMAクロロホルム溶液を注入する際に、チップを二段重ねにする方法(ダブルチップ法)を土屋君が提案しました。これで、ピペットマンの安全が確保されました。

26日は同様のサンプル測定を行うと同時に、今度はブラックボックスの中で蛍光を観察したところ、蛍光があるものとないものがはっきり分かりました。上の写真の左のチューブは中層が水のみのもの、右のチューブはCDが入っているものです。これをみて大喜びしたのですが、水のみのものでも蛍光を放つものもありました。これに関しては明日のミーティングでまた議論をしようと思います。
OBP Group のブログ

3/18の測定は上のような感じでした。いくつかのデータ(時刻0で蛍光が出ていたりするものは除く)の平均をとったものです。
なんだか不思議な挙動を示していますね(泣)
やはり、サンプルをとる場所が効いているのでしょうか?

遅くなりました、西田です。昨日の実験の報告をさせていただきます。


結論から言うと殆どなにもできませんでした(>_<、)


前日にセットしておいたピレンの蛍光もイマイチ違いが分からりませんでした。クロロホルム層のピレンのみが光ることを考えると、多分クロロホルムとピレンがなんらかの相互作用をして、ピレンの励起波長がシフトしているのではないかという気がします。やはり、ピレンの利用はあきらめたほうがよいでしょう。

さらに顕微鏡も使えなかったので、身動きがとれなかったのです。しかし、2-AMAに関しては、やはり上層に色がついていて、これに紫外線をあてたらちゃんと光っていました。DPHも同様のようです。2-AMAなら、定性的な実験もやる価値があるかもしれません。

しかし、これをやるなら、ビデオカメラをもってきて一日中拡散を見張らせておくのがよいかもしれません。誰か貸していただけないですか(汗)


前回の実験の大野君の指摘にあるデータは僕が預かっていますので、解析し次第アップしますね。