医学部のハラスメント(学生編)
こんにちは、女医YUKOです前回、「デリカシーのない医学部受験の面接」について書いたところ、大変多くの反響を頂きまして‥!たくさんのいいねありがとうございます『医学部のハラスメント(受験編)』こんにちは、女医YUKOです週明けの名古屋は曇り空。今日はゆっくり在宅ワークDAYですnoteで医療コラムなど作成していますが、医学部の性差やハラスメントにつ…ameblo.jp(インフルエンスな要素はゼロだけど、生理で悩む女性の力になりたい・正しい医学的根拠に基づいた情報発信をしたいという思いで、女性のウェルビーングを願い、活動している名古屋の女医です。普段は企業のメンタル系ガチ産業医と、病院での婦人科診療を掛け持ちしています)さて、今回は医学部生時代の男女差やハラスメントについて、考察してみようと思います!1.学力はやっぱり女子の方が優秀きっとこれは全国共通と思いますが、医学部は進級や留年に対して割とシビアです。学年100名で、大学にもよりますが、多いところだと毎年10-20名留年する学校もあるとか‥(恐ろしい)。医学部の講義は基本的にすべて必須で(1年生の外国語のみ選択できることが多い)、主に前期と後期の定期試験で1単位でも落とすと留年が決定したりします。私も何教科か再試験にかかり、「再試で必ず6割取らなければ!」というプレッシャーにつぶれそうだったのを覚えています‥そんな過酷な環境で、1番は「みんなと同じことをやる」ことが進級のカギになります。万年E判定から滑り込み合格した私にとって、医学部は”全国の最優秀層が集まったやばい集団”で(笑)、その中で”落ちないため”にめちゃくちゃ大変な努力が必要でした。クラスのみんなと連携して、部活の先輩からもらった過去問や資料を共有し、過去問何年分、どのプリントのどの範囲を覚えるか、などみんなと足並みを揃えることが最優先でした。女子の方が根が真面目でコツコツ型というのもありますが、このコミュニティの強さも、性差があった気がします。普段部活にも入らず一匹狼でいる男子は情報弱者になりやすく、また「直前で大丈夫っしょ!」となめていた男子も、留年しやすい印象でしたね。私は医大へ進学する前に、名大理学部へ通っていましたが、そこらへんが医学部の独特なところかなと感じました。2.病院実習での下ネタは日常多分世間が想像しているより、医学部は縦社会で先輩後輩の関係性が強く、思っているより体育会系で、令和ではセクハラでアウトになるであろうやり取りが、当然のように黙認されていました 特に5年生の1年間は、ポリクリと言って白衣を着て各診療科をローテする実習がありますが、ポリクリ中(特に外科系)でのドクターからの質問や会話が、割とアウトでしたね‥オペ中、教授が好きな音楽をかけたり、雑談したり、下ネタを言ったり‥意外とふざけた環境でオペをしていることが多いです(それだけ緊迫していないのはオペが順調という証ですが、とても患者さんや家族には中継できないような状況だったりする‥笑)そんな中、「今週のグループは誰が恋人いんの?」「え、君童貞(処女)なの?」「君かわいいから彼氏いるんでしょ?」などは序の口。誰も逆らえない偉い先生がそんな話題を出し、助手の若い先生も学生も苦笑い‥みたいなことは多くありました。(めちゃくちゃ偏見ですが、泌尿器科・外科・整形はそういうことが多かったですね)オペ中だけでなく、そういったドクターはアルコールが入ると最悪で。産婦人科の飲み会で、「YUKOちゃんはどの体位が好きなの?解剖学的には騎乗位が気持ちいいんだよ!」と、30代の先生に言われたときは、心底ドン引きました。医学部は実家が裕福なお嬢様も多いですが、なんだかそこら辺の下ネタにはタフな子も多かった(順応していた?)気がします。3.上級生やOBの飲み会は自己防衛必須私の母校はファミリー感が強い(医者になって母校に戻ってくる医師が多い)ので、家族感ゆえの秩序・モラルは比較的保たれており、飲み会で女子が食い荒らされるようなことはありませんでしたが、やはり性の対象として飲み会に呼ばれることもあったりして‥。自己防衛やかわす能力が必要でした。「誰か女の子呼んでよ~」という需要があり、1年生が5,6年生やOB・OGに呼ばれるとあまり断れないんですね。そこで、王様ジャンケンでキスしろだの、初経験は何歳かとか、しょーもないことで盛り上がったりしていました‥どこの大学でもあるのかもしれませんが、意外と医学部は体育会系でそんな文化があったなーと、書いていて懐かしく思いました(どんな思い出)。最後まで読んでくださりありがとうございました