妊娠記録の最後に、出産にかかった費用などをまとめておきます。
初診は、自宅で妊娠検査薬の陽性を確認した後に、不妊治療でお世話になっている婦人科に向かいました。
妊婦としての初診費用は、検査代5000円プラスα。
プラスαは、人工授精での妊娠のため、妊娠継続のための薬代などが少しかかりました。
そこから、3回自費で胎嚢、胎芽の経過観察。
エコー代などで1回につき、2000円ほど。ほかに妊娠継続のための薬代などが少しかかりました。
母子手帳をもらってから、初回妊婦健診。子宮頚がん検診を受けて1200円払いました。
そこからは、定期の妊婦健診は市町村の受診券で無料。何か処置があったり、お薬が出たりすれば、その分は保険診療で支払いがありました。毎回、数百円から数千円でバラバラでした。
途中で原価高騰により、定期健診でサービスだったエコー代がかかるようになりした。健診一回につき2000円弱でした。(受診券の項目にあるときは無料)
最後の妊婦健診は、予定日超過によるNSTが自費なのと、受診券も無くなったため自費の診察となり、8000円ほどの支払いがあり、びっくりしました。
そこから翌日に入院、出産。
平日朝入院、誘発剤点滴でその日の昼過ぎに吸引分娩で出産。退院も平日でした。
個室代が1日7000円、産後は、痛み止めと貧血の薬が処方されました。
食事は個室配膳、部屋の設備はトイレあり・独立洗面台あり(シャワーは共同)、歯ブラシやヘアブラシ・化粧水・タオル・ドライヤーなどサービスの良いビジネスホテルにあるくらいの備品が用意されていて、入院の準備はかなり楽ちんでした。
こんな感じでの出産費用は、約54万円でした。事前調査した金額(48万円)より出産一時金の増額分が値上がりしてました…。仕方ないですね。
吸引分娩に関わる部分は、保険診療で3割負担でした。
出産一時金が50万円を差し引き、手出しは約4万円でした。
退院時に、「吸引分娩は医療保険の対象になる可能性があります」と受付の人から案内があり、保険請求をするための診断書料が5000円かかりました。(かけてた保険から31万円おりました!!!嬉)
退院後、1週間検診で子どもの診察に2000円。1か月検診は、自分の血液検査と診察に5000円、子どもの診察は市町村の受診券で無料。k2シロップが自費で約2000円かかりました。
以上で、クリニック卒業となりました。
私は、1回目の人工授精で奇跡的に授かることができましたが、人工授精に到達するまでに、色々な検査や、最低回数のタイミング法、流産処置、それに伴う通院費用とたくさんのお金がかかりました。(排卵誘発の注射があると月の半分はクリニック通いみたいな月もあり、交通費もまあまあかかりました。体外受精になるともっともっと通院するし、スケジュールも決められた日時に必ず行かないといけないようです。)
お金だけじゃ無くて、不妊治療のクリニックは待ち時間も長くて、2〜3分の診察のために予約時間から2時間待ちみたいなこともザラで。たくさんの時間もかかりました。
世の中の不妊治療中の方々の全員が報われてほしいし、子育て家庭だけじゃなくて、子どもを望む家庭にもっとお金や時間のサポートが受けられる世の中になってほしいと心から思います。
これで、不妊治療からの妊娠出産の記録は終わりです。育児記録の予定はないので、子育てに余裕ができたら家計管理ブログを再開したいと思います。