ご無沙汰しております。TOEIC研究家のにゅーとんです。
少し間が開いてしまいましたが、気を取り直してTOEICのテクニックを紹介していきます。
今回はパート5、短文穴埋め問題のテクニックを紹介します。
まずは、概要からおさらいしましょう。
パート5の概要 (問題数 30問)
短い文章中の空欄を埋めるため、4つの選択肢から最も適当なものを選びます。
リーディングパートはスピードを意識して進めないと全て解き終わりません。
私も残り5~10問が解き終わらず悔しい思いをしたことが何度もあります。
かといって、うまくペース配分ができると、解き終わった上に問題を見返す余裕がある時もあります。
一番のテクニックは分からない問題は勘で答えることです。
とはいえ、それだけではどうしたらよいか伝わらないので、下記に問題を分類して考えてみましょう。
問題パターンの分類
コツとしては、全部読まないと解けない問題と、一部を読むだけで解ける問題があるので、上手く判断して無駄な時間を無くすことです。
具体的には、最初に選択肢を読み、問題を3パターンに分類します。
品詞/前置詞/機能語/接続詞(小)
→全部読まずに解く
語彙/接続詞(大)/代名詞
→全部読む
動詞の形/比較
→ケースバイケース、判断が必要
読まずに解く問題
品詞の問題
ある単語の異なる品詞(例、名詞・副詞・形容詞)が3つ以上あれば「品詞」の問題です。品詞問題は全文を読まずに解くことができます。
・空欄の前後に動詞がある場合→副詞
・空欄の前に冠詞(a/the)や所有格がある場合→名詞
が正解です。
名詞や副詞かどうかは、単語を知らない場合でも分かります。
・~tion が付くのが名詞
・語尾にlyがついてるものは必ず副詞
・そのlyを取ったものは必ず形容詞
前置詞の問題
前置詞の問題は知識を問われる問題です。事前に学習しておきましょう。
数の問題
「all」や「every」などの問題は直後の名詞で決まります。
名詞が複数形なら all、some、a fewなど単数形なら each、every、another などが正解である可能性が高いです。
定型の接続詞
「both A and B 」のように決まった使い方をする接続詞は、組合せを見つけるだけで簡単に解けます。時間をかけずにサクッと進めましょう。
・both A and B
・neither A nor B
・not only A but also B
・either A or B
判断が必要な問題
動詞の時制の問題
まずは、時制を確認しましょう。下記のように副詞句がヒントとなります。
過去形に対応する時間の副詞句
last week / two monthes ago
現在完了形に対する時間の副詞句
for three years / since 2015
未来形に対する時間の副詞句
in two weeks / next month
⇒時制の一致する動詞を選べびましょう。
次に、主語と動詞の関係(受動態か能動態か)を確認します。
articleは write される側(受動態)か?する側(能動態)か? → される側 (受動態)
⇒態の一致する動詞を選びましょう。
比較級の問題
比較級はパターンが限られています。
「than」「the」「as .. as」を見つけることができれば、ほぼ回答できます。
・A is ---er than B
・C is the ---est
・D is as --- as E
⇒比較級の一致する形を選べばOKです。
全部読んで解く問題
全部読まないと解けない問題には、難問が混ざっています。
10秒考えても分からない問題は10分考えても分かりません。分からないと思ったらきっぱり諦めて時間を大切にしましょう。
語彙の問題
語彙の問題は知識を問われます。知らない単語が並んでいた場合、意味を想像して時間を使うのは不毛です。10秒以上かかる場合は勘で答えてしまいましょう。
もちろん、事前に頻出単語を押さえておくことは基本中の基本です。
大きい接続詞
大きい接続詞 since、because、although、if など2つの節(主語+動詞)をつなぐ接続詞も、全文を読む必要があり、時間がかかります。
「while vs during 」「although vs despite」が頻出します。
後ろに続くのが節なら接続詞名詞または名詞句(主語+動詞がない)なら前置詞を選びましょう。
なお、TOEIC の接続詞は Although と Unless が正解の確率が高いようです。
代名詞の場合
代名詞・関係代名詞もよく出題されます。
セオリーだと2つの文章に分解して、不足している語句の有無、文章の関係等から適切な回答を選択します。
しかし私は、この問題は70%くらいの正解率でもよいので、感覚的にパッと選択肢を選べるように訓練すべきと思っています。
代名詞については、またどこかで詳しく取り上げます。
それでは一緒に頑張りましょう。
少し間が開いてしまいましたが、気を取り直してTOEICのテクニックを紹介していきます。
今回はパート5、短文穴埋め問題のテクニックを紹介します。
まずは、概要からおさらいしましょう。
パート5の概要 (問題数 30問)
短い文章中の空欄を埋めるため、4つの選択肢から最も適当なものを選びます。
リーディングパートはスピードを意識して進めないと全て解き終わりません。
私も残り5~10問が解き終わらず悔しい思いをしたことが何度もあります。
かといって、うまくペース配分ができると、解き終わった上に問題を見返す余裕がある時もあります。
一番のテクニックは分からない問題は勘で答えることです。
とはいえ、それだけではどうしたらよいか伝わらないので、下記に問題を分類して考えてみましょう。
問題パターンの分類
コツとしては、全部読まないと解けない問題と、一部を読むだけで解ける問題があるので、上手く判断して無駄な時間を無くすことです。
具体的には、最初に選択肢を読み、問題を3パターンに分類します。
品詞/前置詞/機能語/接続詞(小)
→全部読まずに解く
語彙/接続詞(大)/代名詞
→全部読む
動詞の形/比較
→ケースバイケース、判断が必要
読まずに解く問題
品詞の問題
ある単語の異なる品詞(例、名詞・副詞・形容詞)が3つ以上あれば「品詞」の問題です。品詞問題は全文を読まずに解くことができます。
・空欄の前後に動詞がある場合→副詞
・空欄の前に冠詞(a/the)や所有格がある場合→名詞
が正解です。
名詞や副詞かどうかは、単語を知らない場合でも分かります。
・~tion が付くのが名詞
・語尾にlyがついてるものは必ず副詞
・そのlyを取ったものは必ず形容詞
前置詞の問題
前置詞の問題は知識を問われる問題です。事前に学習しておきましょう。
数の問題
「all」や「every」などの問題は直後の名詞で決まります。
名詞が複数形なら all、some、a fewなど単数形なら each、every、another などが正解である可能性が高いです。
定型の接続詞
「both A and B 」のように決まった使い方をする接続詞は、組合せを見つけるだけで簡単に解けます。時間をかけずにサクッと進めましょう。
・both A and B
・neither A nor B
・not only A but also B
・either A or B
判断が必要な問題
動詞の時制の問題
まずは、時制を確認しましょう。下記のように副詞句がヒントとなります。
過去形に対応する時間の副詞句
last week / two monthes ago
現在完了形に対する時間の副詞句
for three years / since 2015
未来形に対する時間の副詞句
in two weeks / next month
⇒時制の一致する動詞を選べびましょう。
次に、主語と動詞の関係(受動態か能動態か)を確認します。
articleは write される側(受動態)か?する側(能動態)か? → される側 (受動態)
⇒態の一致する動詞を選びましょう。
比較級の問題
比較級はパターンが限られています。
「than」「the」「as .. as」を見つけることができれば、ほぼ回答できます。
・A is ---er than B
・C is the ---est
・D is as --- as E
⇒比較級の一致する形を選べばOKです。
全部読んで解く問題
全部読まないと解けない問題には、難問が混ざっています。
10秒考えても分からない問題は10分考えても分かりません。分からないと思ったらきっぱり諦めて時間を大切にしましょう。
語彙の問題
語彙の問題は知識を問われます。知らない単語が並んでいた場合、意味を想像して時間を使うのは不毛です。10秒以上かかる場合は勘で答えてしまいましょう。
もちろん、事前に頻出単語を押さえておくことは基本中の基本です。
大きい接続詞
大きい接続詞 since、because、although、if など2つの節(主語+動詞)をつなぐ接続詞も、全文を読む必要があり、時間がかかります。
「while vs during 」「although vs despite」が頻出します。
後ろに続くのが節なら接続詞名詞または名詞句(主語+動詞がない)なら前置詞を選びましょう。
なお、TOEIC の接続詞は Although と Unless が正解の確率が高いようです。
代名詞の場合
代名詞・関係代名詞もよく出題されます。
セオリーだと2つの文章に分解して、不足している語句の有無、文章の関係等から適切な回答を選択します。
しかし私は、この問題は70%くらいの正解率でもよいので、感覚的にパッと選択肢を選べるように訓練すべきと思っています。
代名詞については、またどこかで詳しく取り上げます。
それでは一緒に頑張りましょう。