国際結婚2
言葉の違い。これが私が日々キレる原因のひとつでもあります。
旦那がアメリカ人というのに英語はのびず、(おとなしいアメリカ人と結婚した場合、英語はのびません!英語修得の為にはうるさいくらいのアメリカ人と一緒になるのがお薦めです!)英語がまだつたないわたくしなので、言いたいことの10も言えないときがあります。
普段はそんな面倒臭い話はあえてしませんが、それでも子供ができたらどうしても夫婦で話さないといけないことがでてきます。これがストレス!
話しているうちに自分が何を言っているかわからなくなり、最後は
「なんで日本語わからんねん!」
と逆ギレです。
でもうちの場合、相手がキレかえさないからもっているようなものです。
旦那までキレてたらとっくに100万回は破局をむかえています。
そして子供ができた今、3歳の子供が通訳してくれます。
実家の母が来たときも通訳は娘まかせ。
これでわたくしのストレスも少し減る~。
国際結婚
国際結婚の大変さは結婚した相手によることが多いようです。我が家の場合はダディがアメリカ人の仮面をかぶった日本人なのでほぼ問題なし。
たいていのケ-スで問題になるのは文化の違い、そして言葉の違いだそうです。
例えば日本ではお父さんが娘をお風呂に入れてあげるなんて珍しいことではありませんが、アメリカではそういうことはありえません。
これは知人から聞いた話ですが、とある日本人のお父さんが娘をお風呂に入れてあげている写真をドラッグストアに現像に出したところ、それがもとでこのお父さんは逮捕され、それ以来アメリカに入国する度に申告書を提出しないと入国できないらしいです。
ということで、我がダディも娘とお風呂に入る事を断固として拒みます。
日本で育った私にとって、いまや父親の仕事のひとつになりつつお風呂を拒むなんてもってのほかです!
彼は最初日本で温泉に行った時、男湯の中で女の子が走っている姿をみてかなり度肝を抜かれたそうです。
もともと他人に裸を見せるなんて習慣のない国です。
先日義母に「日本の温泉の(皆が一緒に裸でお風呂に入る)話をしたら
「Oh, My God!!!」
と言われました。
競馬3
(競馬1,2の続き)
競馬場に着き新聞を買いました。アメリカには日本のように気の利いた競馬新聞が売っていません。場内に置いてある情報新聞のみです。アメリカでは他の場所で行われている競馬の馬券も買えるので新聞にはいくつかの競馬場の情報が掲載されており、量、ペ-ジ数が多く、見にくいです。そしてTVモニタ-もいろんな競馬場のレ-スを放送しているのですが、アメリカ国内で時差があるのでどのレ-スも同じレ-ス番号ではないのでわかりにくいです。
室内にあるパドックへむかいました。
ダディは本気でお金を回収できると思っているようです。
ダディ:「Which horse is good?」
(ねえ、どの馬がいいの?)
そう聞かれると、昔競馬関連で働いた経験のある私。
うんちくたれます。
「馬体とか毛づやとかいろいろ見方はあるけど、これはずっと過去からその馬を見とかんとわかりにくいなあ。とりあえずはみをぐいっと噛んでヤル気を見せてるような馬をチェックしとったらええんちゃうかな」
ダディ:「How about that horse? He is looking at me 」
(ねえ、あの馬なんかどう?ずっとさっきから僕のことばかり見てるし)
人の話聞いとんかい!
しかし馬を見ても新聞を見てもどれがいいやらさっぱりわかりません。
新聞には過去のデ-タなんかも載っていますが、英語だしパス。単純にオッズから1から5番人気までの馬を組み合わせでいくつか買うことにしました。
そしてダディ。
ダディ:「I decided this one」
(僕はこれに決めたよ!)
2-6(連勝単式)。
オッズは、、、
320倍!!???
え~!!!
ダデイ:「だって大穴じゃないと車代は戻ってこないでしょ。だからほら、これは一番人気薄の組み合わせ。これに$100(1万2000円)。どうかな?」
マジかい!?
この人、大穴が本当に来ると信じてます。
そんなん来ん確立が大やからオッズが高いっちゅうねん!
しょっぱなからそんなにかけてどうすんねん!
ということで最初はしょぼく$5(600円)からスタ-トしました。
ところが、
なんと
2-6が来たのです!
悔しがるダディ。目は完全に私をせめています。
私もこのときばかりはちっちゃくなりました。
そして交換に行きました。
交換のおばちゃんに
「Sorry, You didn't win」(はずれね)
あっさり言われました。
え???
そう、ダディは競馬場を間違えて購入していたのです。
アホ~!!!
ちなみに私達が大穴が来たと思って見ていたレ-スは2-6が大本命のレ-ス。配当は320円くらいだったと思います。
結局この日の収支はマイナスでした。
競馬2
(競馬1の続き)
ダディの新車に乗って遠出のお泊りデ-トに出かけた時のことです。
天気は最高!80’sのBGMに乗ってノリノリドライブ。
が、30分走ったところで、
ガガガガ、キキキキ---
なんと大型トレ-ラ-に当て逃げされたのであります。
私が乗っていた助手席から前はぐちゃぐちゃ。
ダディの顔は顔面蒼白
ダディ:「Oh, no! My car, my new car~」
(車、車が~。。。僕の新車が~。。。)
っちゅうかまず
わしの心配せえちゅうねん!
(でもまぐるは大丈夫でしょ)
そういう問題とちゃうやろ!(怒)
大丈夫でもまずはひとこえ。これは鉄則やろ!
それから警察は来るわ、走り去る車は中指立てて
「FU*K YOU!」
とか言っていくし。。。
当て逃げされてブ-イングなんて国、
とっとと荷物まとめて帰ってやろうかと思いました。
悲壮感漂うダディ。何を話しても上の空。
わたくし:「そんなん起こってしまったもんいつまで考えとってもしゃあないやろ!
万馬券でも当ててまた新車でも買ったらええやんか!」
ダディ:「Yeah,,,」
(うん。。。)
え?
うんって!???
わたくし:「ほな、競馬場行くの?」
ダディ:「Yes」
(うん。。。)
え?
マジ!???
ロマンのなかった男が急変!!
えらいことでっせえ~!!
競馬3に続く。。。
競馬
アメリカに住んで恋しい物のひとつが競馬です。アメリカにもJRAならぬNTRAなる団体(http://ntra.com/ 参照)が存在し、馬券は連複式はもちろんのこと、1~4着あて、その日の3レ-ス分の一着馬を全てあてるものから全レ-スの1着馬を全てあてるものなど様々です。
わたくしの家からフリ-ウェイを幾分走ったところにも日本の地方競馬場を思わせる競馬場があります。おやじが多く、ビ-ルも売ってます。ウフ!日本なら一人でも足を運ぶところですが、さすがに異国では一人では行けません。わたくし一応女ですので。
誰か私を競馬場に連れてって~!
ダディはギャンブルは
「お金をスラれる為にあるもの」
と思っています。
全くもってロマンのない奴です!
とりあえずケンタッキ-ダ-ビ-の日だけは連れて行ってくれました。
しかしダディは行っても何をするわけではなくただジ-~っとわたくしの側に立っているだけ。
その姿はまさに
背後霊!
ケンタッキ-ダ-ビ-の歓声を聞いても
シラ~
もう2度とこんな奴とは競馬場に来るまい!
固く誓いました。
競馬2に続く。。。
右脳教育
さて我が家。。。
今日はRの右脳教育をダディに任せてみました。
私:「ダディ!Rにフラッシュカ-ド見せといて。パッパとめくって、1枚カ-ドめくるんにかける時間は1秒やで!わかったな!」
ダディ:「OK!」
(わかった)
久々にわたくしに重要任務を任され、嬉しさでノリノリのダディ。
早速フラッシュカ-ドを手にとってRに見せていました。
しかし、待てど暮らせどカ-ドをめくる軽快な音が、全く聞こえてきません。
ダディ:「Let's see,,, This is a chair, what? wait! Is this a chair? mmm What is this?」
(えっとお~、これは~椅子でえ~、え?ちょっと待って、椅子かな?あれ~?なんだっけこれ?)
何やっとんねん!
右脳にはスピ-ドが大事やっちゅうたやろ~!(怒)
めくるスピ-ドは1枚につき1秒や!
ダディ:「But it says Japanese so I can't read it. I've not learned this Kanji yet」
(え?でもこれ日本語で書いてあって、僕読めなくってえ。。。これはまだ習ってない漢字だしい~)
(ちなみにダディは今日本語を勉強中)
なんで日本語わざわざ読むねん!
英語もちゃんと書いてあるやろ~!(怒)
ダディ:「Oh, Yeah! This is English」
(あ~、ほんとだ~。英語だ~)(苦笑)
ちゅうか、
英語の字の方が
大きく書いてあるっちゅうねん!ボケ~!