※注意※
この記事には妊娠が出来ない、しにくい方を傷つけてしまう可能性がある表現が出てきますのでデリケートな方はお戻りください...
















そもそも化学流産は
一般的な流産とは違って
医学的に流産としてカウントはされません

遅れてきた生理との区別もつきにくいので
気づかないうちに起きたとしても
普通に生活できてしまう程度のものなのです


それに比べたら
もっともっとつらい想いをしてる人は
沢山、沢山いる...


でも...
この時の私は
そこまで考えることができずに
世界で一番不幸で
まるで世界にたった独りでいるかのような気持ちになってしまっていました












「私は欠陥人間なのかな...」


不意に夫に、こぼしていました

夫は黙っていました


それまでしまいこんでいた
見てみぬふりをしてきた負の感情が溢れて
もはや自分では止めることが出来なくなり

泣きながら

「誰も傷つけずにこのまま消えちゃいたい」

そう夫に感情をぶつけました



死にたいとかじゃなかった...
私が居なくなって
家族や友達が悲しむのは忍びない

だから何と言うか蒸発のような
もしくは水の中で泡になって消えるような
私の中ではそんなニュアンスでした



続きます