わたしの生涯で1番好きなアニメ
「プリンセスチュチュ」
好きな方なら分かるでしょうが
バレエのお話しです。
チュチュスカートって
はやりましたよね、
綺麗なチュチュを着て
プリマドンナとして踊ることは
全てのバレエを踊る女の子の
永遠の憧れです。
この物語の主人公は「あひる」
名前の遠り、
ただの「あひる」です。
この物語の世界、
主人公たちの住む「金冠町」では
物語の中の出来事が
本当におこります。
物語と現実世界が
入り乱れているのです。
ただのあひるだった主人公は
湖で踊る王子様に恋をします。
けれど、その王子様は、
とても綺麗なバレエを踊るのに
なぜか悲しそうな顔をしていました。
あひるは、
そんな王子様を救いたかった。
心のこもったバレエを
見たいと思った。
その気持ちから、
あひるは女の子になります。
王子様のバレエに
心がこもっていないのは、
王子様は昔、大鴉と戦って、
悪者を封じ込めるために
自分の純粋な心を砕いたからでした。
王子様の心は純粋すぎたため
多少の奇跡を起こせたのです。
心を失くした王子様は、
全ての感情を持っていませんでした。
そのため、
どんなに綺麗なバレエを踊っても、
心がこもっていないように
あひるには、見えてしまいました。
王子様を救いたい、
心を取り戻してあげたい、
そう強く願ったあひるは
バレエの力で奇跡を起こせる
プリマドンナ、
プリンセスチュチュ
に変身できるようになります。
ところがそれは、
王子様に自分の恋心を伝えた途端、
光の粒になって消えてしまう…
という契約の元で。
自分の気持ちに封をしてでも、
王子様に心を取り戻してあげたい、
強く願ったあひるは
徐々に王子様に、
心のカケラを戻していきます。
ところがそれを
快く思わない人達や
思いがけない境遇にぶつかり、
様々な困難とぶつかりながらも
あひるは純粋に王子様を想い
心を、感情を取り戻していく、
そして成長していく…
綺麗な絵と
ファンタジーな物語
そして、バレエ
ずっと変わらない
1番好きなアニメです。
バレエ「くるみ割り人形」
の楽曲が多く使われていて、
今でも「花のワルツ」を聴くと
とてもテンションが上がります。
あひる、というだけあって
白鳥の湖もモチーフだったりします。
各話にモチーフの
バレエや童話があって…
でもなにより、
この物語で
私が1番引き込まれたのは
「こころ」
感情がない、って
どういうことなんだろう？？
怪我をしても
「痛み」が分からない
冷たい料理の
冷たさも分からない
危険な状況の
危なさが分からない
人を「好き」って
気持ちが分からない
どういうことなんだろう…。
当たり前に
生活してしまっている
わたしたちには、
とても、分かりません。
負の感情なんて
なければいい
悲しみや寂しさ
憎しみ、妬み、恨み、
怒り
なければ、幸せかな
みんなが明るくなれるかな
本当に、そうかな…
当たり前すぎて
分からないのだけど、
わたしは絶対、
そんなことないと思う。
悲しみを知るから
人は強くなれる
怒りを知るから
人に優しくできる
つらいことを知らない
「愛」なんて
本当はとても
うすっぺらなんじゃないか、
と
わたしは思ってしまうのです。
そんなことを思った、
本日観に行ったお芝居でした。
東京でがんばっている、
芝居仲間の子が
名古屋公演もする、というので
喜んで観に行きました。
今週末は
お芝居がたくさん
重なっていたけど…
行ってよかったなー。
がんばっている過程も
色々知っていたので、
あ～すごいなぁ、
と素直に思いました。
受け取り方は
人それぞれだと思う。
それでいいと思う。
わたしは、
行ってよかったと思うよ。
最近名古屋の劇団の
あの独特な雰囲気のお芝居しか
観ていなかったので
小劇場でね
やっぱり、
まったく違う感じがして
ちょっと新鮮だった。
それから
お芝居の在り方を考えて
そして、
わたしは何がしたいんだろう？
って。
答えは、
そんなすぐには見つからない。
だけど…
立ち止まるのは勿体ないから
答えを探しながら
これからも、がっしがし
進んでいこうと思う。
相変わらず鼻周りがつらくて
嫌なにおいがします…
負けないぞっ！！
明日もダンスなんだ！！
やるんだっ(￣^￣)ゞ
全く関係ないような
アニメの話しから入った日記。
とても素敵なお話しなので
機会があったら
観てみて下さいね。
アニメがオリジナルなので…
漫画も一応ありますが
縮小版なので、
オススメしないです(>_<)
胸に突き刺さる言葉が
たくさん出てきますよ。
＊ み ゆ ＊
閉じないお話しは残酷なもの。