こんにちは、みゅうみゅう保護猫部のKもんです。


ちょうど一年前の暑い暑い日、
みゅうみゅうメンバーのAさんから
偶然、ホームセンターで知り合ったIさんに
ついての相談がありました。

Iさんは72歳。奥さんも子どもも出て行って
一人暮らしをしていました。
2、3年前に1匹の雌猫を家に入れたけれど
避妊手術もせず、出入り自由にしていたため、
多頭飼育になっていました。

ノミやダニもひどく、痒くて眠れないから
行政にやって、みんな殺処分してもらいたい…
Iさんからそう言われたAさんは慌てました。


家を訪ねると、足の踏み場もないゴミ屋敷で
玄関を一歩入っただけで、糞尿の匂いと
ゴミの匂いでクラクラしました。
ゴミの間を子猫がちょろちょろし、隅っこには
別の子猫たちの死骸が転がっていました。

みゅうみゅうが初めて遭遇した、
多頭飼育崩壊の現場でした。


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大人猫10匹は、どうぶつ基金にお願いをして
全部の猫の避妊手術をすることができました。


子猫はすべて保護をし、18匹すべてに
素晴らしい里親さんを見つけることができました。




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この時に保護した、まめとむぎ。
今では、ちょこちゃん、ショコラちゃんに
なって、とても可愛がって貰っています。

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大きくなった、ちょこちゃんとショコラちゃん。
ベランダを猫仕様にして貰って、毎日外を
眺めるのが楽しみなんだそうです。

あのまま、Iさんのところにいたら
大きくなれたかどうかもわかりません。
引き取って下さった里親のMさん、
本当にありがとうございます。




そして、ほんの3日前のこと。
メンバーのAさんに、Iさんから電話が
ありました。
Aさんは1ヶ月ほど前に、Iさんのお宅を
訪ねて、お掃除をしていました。

Iさんは、具合が悪くなり入院することに
なりました。病状は深刻でした。
Iさんは、Aさんに「猫を頼む」と言い
通帳とキャッシュカードを渡しました。

次の日、Iさんの奥さんという人が
現れました。
そして、「猫のせいでIさんの具合が悪くなった」
「ぜんぶ、猫は処分するから関わらないでくれ」
とAさんに言いました。

そして、Iさんの奥さんは、ゴミ屋敷となった
家に入り、窓を開けてしまいました。
Aさんは、奥さんに
「猫が出るから、窓を開けないでください」
と言いました。


次の日、Iさんの自宅に行ったAさんは
猫たちが、みんな外に出てしまったことに
気がつきました。
奥さんは、窓を閉めなかったのです。

Iさんの自宅前は、4車線の大きな幹線道路です。
ひっきりなしに車が走り、よく野良猫が
車に轢かれているところでした。





2に続く…







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あさりちゃんの里親のSさま、いつもいつも
本当にありがとうございます‼️
緊急でケージが必要になったところに
送ってくださり、M副理事長も驚いていました。
大変助かります‼️



保護猫部では、心苦しいのですが
アマゾンほしい物リストを公開しています。
厚かましいお願いではありますが、
どうぞよろしくお願いします。