こんにちは、最近、売れっ子芸人のように
分刻みのスケジュールをこなしているKもんです。
嬉しいことに、ホームページからのご縁が多くなりました。みなさま、本当にありがとうございます😊


昨日は、理事長とM副理事長と3人で、
複数の議員さんとお話しする機会が
ありました。

野良猫の避妊手術のための助成金を
請願した時の
議会での発言の真意をお聞きしたくて
直接お話しさせていただく
機会を作っていただきました。

そこで言われたことが
「地域猫として、きちんと管理すること。
家庭で飼われている猫に対しても
避妊手術をするなどの規制が必要。
TNRだけでは、効果がない。」
「リリースするのではなく、捕まえて手術したら
馴らして譲渡することが良い」


TNRすら、理解してもらうのに
苦労している私たちにとっては
それを全面に出せない事情があります。
一足飛びには行かないことを
この活動を通して思い知りました。

「手術した猫を馴らして譲渡する」
それをするためには、
場所と人手とお金が幾らいるかわかりませんし
それをボランティアにさせることは
ボランティアの崩壊につながります。


理想像にはなれないからやらないと
いう選択肢は私たちにはありません。
毎年、たくさんの猫が殺処分され
車に轢かれ、虐待の被害に遭い
人知れず亡くなっています。

それは、気にしなければ目にすることは
殆どないのかもしれません。
けれど、見てしまったこの目を
もう閉じることはできません。

「自分は飼ってあげられない、責任を
持てないから、野良猫には餌をやらない」
とも言われました。
「餓死しても仕方ない」とも。


まさしく正論です。
目の前で、痩せてボロボロになった猫を
見ても、手は差し伸べない。
責任を持てないから。
人間全てがそうであったなら、
野良猫なんて存在しないんでしょう。


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             野良猫の寿命は3年から5年です。
            泥水を飲んでいたこの猫は
            最近、姿を見ません。





「正論に人がついてくるのではない。
人は好きだからついてくる」
練馬区の地域猫を担当されている職員さんが
いつも言われている言葉だそうです。
私が一番心に響いた言葉でもあります。





さてさて、
昨日は、3人でこちらにもお邪魔しました。


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伊丹市内にある、災害救助犬や
セラピードックの養成をされている
日本レスキューさんです。

テレビで何度か、災害救助犬のニュースを
目にしていましたが、
まさか同じ伊丹市内にあったとは
驚きました。


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お散歩中の災害救助犬に出会い
犬も大好きな理事長と
M副理事長が駆け寄りました。

「カッコイイ‼️カッコイイ‼️」
キャーキャー、ワーワーと
2人とも女子高生のようでした。

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みんな、お散歩の順番を待っていました。


写真を撮ってもいい?と聞くと
「ワンワン!」大騒ぎだった犬舎が
一斉に静かになりました。


ゆっくり、みんなの写真を撮りたかったけど
時間が無くて、残念!
次に行けたら、みんなの写真を
撮りたいです。

日本レスキューさんには
もうすぐ、九州から犬がくるそうです。
震災で保護されたものの
診察中の獣医さんを
噛んでしまって、行き場がなかった犬だ
そうです。

犬は避妊手術をしてリリースする
ということができません。
人間に懐かなければ
生きていくことが難しくなります。

日本レスキューさんの
若いスタッフさんたちは
みなさん、とても良い笑顔でした。

行き場の無かった犬の
恐怖で固まった心も
いつの日か、ほぐれていくのだろうと
生き生きとされている姿をみて
そう思いました。

日本レスキューさん、ありがとうございました。