譲渡会で里親希望のお客様に


見ていただけるようになるには…





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まずは、野良猫に困った方からの


依頼を受けて出動します。




捕獲依頼のあった場所に捕獲器を仕掛けますが、


必ずターゲットの猫が入るとは限りません。


捕まえた子は、とにかく病院へ。


手術が出来る子は、すべて手術をし


元の場所にリリースするのですが


中には、小さくて手術が出来ない子猫や


手術が出来ても、事情があって


もとの場所に返せない子猫は


止むを得ず保護することになります。


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「ぼくも  1人ぼっちで、だーれもいないお家にいたんだよ」




そうだったね。見つけたおばあちゃんが


連れて帰ってくれたんだったよね。






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「わたしも1人ぼっちだったの。さみしかった…」



そうそう、ふみちゃんも見つけたお姉さんが


病院に連れて行ってくれたよね。






預かりボランティアの自宅で


可愛がってもらって


健康に大きくして貰って


里親さんを募集します。






けれど、中にはどうしても馴れない子がいます。




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しんのすけ…5、6ヶ月くらいでしょうか。




あるショッピングセンターの中にある、


細い川縁で暮らしていました。




他にも野良猫がたくさんいるので


ボランティアがコツコツ捕まえては


避妊手術をして、リリースするのですが


そこでは、何故か定期的に


猫がごっそり居なくなるのです。






ショッピングセンターということで


避妊手術した猫に対しても


餌やり禁止の看板があります。


子猫が1匹だけで生きていくには


あまりに過酷な場所ということで


ボランティアは捕獲を試みました。




ですがしんのすけは、なかなか捕まらず


結果、何日もかけて追い回してしまったため


極度の恐怖を味わい、人間不信になって


捕まえて3ヶ月近く経つのに


全く人間を受け入れようとはしません。




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ワクチンと去勢手術のため


ようやく捕獲器に入れました。




しんのすけの心を


どうやって解きほぐしてあげれば良いのか…



他の子が、どんどん優しい里親さんに


貰われていく裏で



しんのすけのような猫もいることを



お伝えしなければと思いました。