私にとても懐いていたニャンコのりんちゃんが虹の橋を渡った時の話。
その子はツンデレ気質だけど、
おしゃべりニャンコと家族にも言われるほど、
ご機嫌な時はニャーニャーニャーと、何かを訴えたり、構って欲しがったり、おしゃべりをたくさんしてくれる、とても可愛い子でした。
15歳になり、年をとり、
腎臓が悪くなり、
体調もすぐれず、
もう長くないと感じさせる日々がやってきました。
その日は、たまたま仕事が休みでずっと様子を見ていましたが、
ほんの1時間ほど目を離して部屋に戻ると、
呼吸を、しておらず、
まさにさよならのタイミングでした。
優しく撫でながら、
お別れの言葉を伝えていると、
りんちゃんがいて、
こちらを気にしています。
遠くへ行く瞬間だと気づき、
思わず
「りんちゃん、行かないで!」と声をかけると、
一瞬、
こちらを振り向き、
また、すぐさま方向を変え、
まっすぐに虹の橋を渡って消えていきました。
なんの未練もなく、
なんの躊躇いもなく。
ほんの一瞬振り向いただけ…
悲しくて仕方なかったけれど、
ショックだったけど、
あのツンデレさは、
まさにりんちゃんでした。
うちに来て幸せだったと言ってくれたのかな。
