在欧日記

在欧日記

ホームピグアメブロ

芸能人ブログ人気ブログ

前ページ
次ページ

25Aug
- ガチャ目
  先日ブログで書いたように、眼鏡を新調したんです。で、パソコン作業や車の運転のときに掛けるようにしました。しかし、疲れるのです。私は、右目が近視で、左目が遠視傾向。この状況で、眼鏡をかけると、左目も近視になるのか？とふと疑問に思い、ネット検索しました。不同視（ふどうし）と言われ、ガチャ目と言われ、サボり目と言われているらしい。片目だけ近視が進む | 川本眼科（名古屋市南区）名古屋市南区、川本眼科です。白内障,緑内障,糖尿病網膜症,加齢黄斑変性症などに対応します。中京病院を中心に中京グループという眼科専門医ネットワークを作っております。www.kawamotoganka.comもう諦めない！不同視で左右差のあるメガネを楽に掛ける方法 - 東京都銀座/福岡県天神の眼鏡店【アイックス】こんにちは、視能訓練士ちひろです。今日のテーマ『不同視で左右差のあるメガネを楽に掛ける方法』について書きたいと思います。 (この記事は２分で読めます） ——– よくメガネ屋さんや眼科 …eyex.co.jp中学生の頃に眼科にかかっていたのですが、どうやら両目のサボり癖は治りきっていなかったようで（苦笑）、各々の目が完全に役割分担しています。それで定着というか、固着している状況。いやぁ、まずい状況ということを理解しました。今日は、右目で遠く見るようにしよう　と心に刻んだ日です。
12Aug
- 緑の休日
  先日行ったワッデン海の干潟。月の満ち引きが作り出す広大な干潟に圧倒された。泥の海と思っていたが、とんでもない。干潮時に泥の海が作り出したのは、遠くに見える島とをつなぐ広大な干潟。干潟に現れたカニや貝などの海の生物と、その捕食にやってくる鳥類。生態系を意識させられる。目で見ることで、保存へのモチベーションにつながる。ここの一部は、グリーンデスティネーションのトップ１００に選出されている。https://goodtravel.guide/germany/norderney-green-holidays/ドイツで唯一の選出地である。ちなみに、日本の観光地も多く選出されているので誇らしくも思う。しかしながら、カーボンニュートラルの観点から言ってしまうと、旅行に代表される移動を“しない”ことが一番であることを、コロナ禍が示した。これは、コロナ禍によるポジティブな面の数少ない一つであろう。このグリーンディスティネーションの選出は、構造的な矛盾を抱えている。最もグリーンであることは、飛行機に乗らない、船に乗らない、車に乗らない、移動しないことである。それを、グリーンな旅先を選出して、そこに行かせることは、グリーンではなくなることになる。人間は旅をしたがる動物だ。旅への渇望と人類環境持続性との共存関係は、距離に反比例する。結局、自転車が最もエコだと思う。
- TUIについて
  ９歳になる息子が飛行機のロゴを見て、「最近行った博物館に同じロゴがあった」と言った。最近行ったのは、ハンブルクの港エリアにある国際海事博物館である。圧巻の船舶模型の数量で圧倒されたところ。船の博物館なので、飛行機のロゴ？と思って調べてみると、確かにあった。それが、TUI クルーズと　TUIエアライン。同じTUIグループで、同じロゴを使っていた。恥ずかしながら　TUIグループって何？　状態だったので、調べてみた。TUIとは、ドイツに本拠を置く旅行会社グループ。Touristik Union Internationalの略称。ヨーロッパ各地にある旅行会社のほか、保有数約140機でリゾート路線に運航する航空会社、13隻のクルーズ船、300以上のホテルなどの企業を傘下に置く。旅行会社のビジネスモデルは、他の企業が経営するホテルや航空機などを組み合わせて旅行商品を企画し販売するのがほとんどであるが、TUIは自ら所有する航空機やホテルを有効に使い旅行商品化しているところが特徴。OTA以外の旅行会社グループとしては世界最大級で、グループの全従業員は130カ国に76,000人を数える。なんとも大企業、大グループでした。言われてみれば、博物館で、Marella Explorer 2を見ていた。ロゴは覚えていなかった。息子の観察力に感心。いつもの私の親バカ力を発揮。グループの本社はハノーファー。ウェブサイトを見る限り、今苦しい業界に身を置いている。ホテル、航空、クルーズ、レジャーなど旅行関連。明日８月１２日にFY21のQ3レポートをする。カレンダー月としてもQ3は締めていないと思うが、８月報告は昨年同様。定番なのだろう。５月に報告された上半期のプレゼンを見ていると、ワクチン接種、市場デマンドの回復傾向を示しているのだが、売上、利益の数字があまりにも、、、、ひどい方向で凄い。。負債の大きな部分は、２０２２年７月に返済の締め切りがくるようなので、それまでに市場回復傾向をきちんと捉えて売上につなげられることを示さなければ、大変なことになる。旅行業界はどこでも同じ状況ではあるが、世界最大級のTUIでも持ちこたえられるか定かではない状況を目の当たりにして、改めてCOVID-19のインパクトを痛感した。。。今回学んだ言葉。。。EBITDAとはEarnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortizationの略で、税引前利益に支払利息、減価償却費を加えて算出される利益EBITとはEarnings Before Interest and Taxesの略で、利払前・税引前利益
07Aug
- 自動巻き腕時計 MeisterSingerを購入
  時を知ることは、己を知ることにも通ず。私たちは限られた時間を過ごしている。そして、一日、一月、一年　の中で実現したいことを頭の中で構築している。「今年で英語の達人になる」だったり、「一か月で車の免許を取る」だったり。達成できるか否かはその人次第であるが、常に時間軸とセットにして生きている。忙しい朝であれば、秒レベルに追い込まれているのかも知れない。と、仰々しく時間のことを考えている理由は、何のことはない、腕時計を購入したからです。年齢的にもそろそろ良かろう時計をしたいという気持ちになり、時計雑誌を読みまくって、そして、先日、ハンブルクのJungfernstieg 近辺の宝石・時計店へ行きました。ショーウィンドウを見ていると、並ぶ時計は、２つのグループがあることがわかる。価格帯が「桁違い」グループと、私にとっての「清水から飛ぶ」グループ。桁違いグループは、眼福で眺めていました。以前は、フランクミューラーをいつかと思っていましたが、その「いつかは」今のところ来ていない。自分がそこに届くようになるか、時計側が降りてきてくれないことには、接点はない。A.ランゲ&ゾーネ(A. Lange & Söhne)やグラスヒュッテ(Glashütte) 系統の時計も素晴らしく、憧れる。さて、そんなことを考えながら、購入した時計はMeisterSingerです。マイナーブランドでしょう。はい、それは認めます。でも、私にとっては高級な時計の部類です。そう、私は普段全く腕時計をしない人間ですから。この時計は非常に特徴的で、一本針です。短針だけになったとイメージしてもらえばよいです。敢えて、時間を読むのに一瞬考えさせる。この瞬間が時を考えることにつながる。で、冒頭のように、時を考えていた　ということでした。しかしながら、物欲が刺激されても、届かない時計たちよ。それらは美しいですね。Franck Muller のCrazy Hours や　Secret HoursKari Voutilainen カリ・ヴティライネンの「Vingt-8 ISO」
06Aug
- 眼鏡が仕上がったと連絡
  どうやら眼鏡が仕上がったらしい。取りに行かなくては。どんな眼鏡だか思い出せなくなっているが。さて、現在、とある事情でTシャツのデザインを考えている。先週から考えているのだが、しっくりくるアイデアが出てこなった。今日、オリンピックのピクトグラムが話題になっているので、それをヒントに取り掛かりだした。さて、これが吉と出るか。できあがったら、お見せしましょうかね
03Aug
- ハザードマップで災害に備える　そしてドイツの洪水災害に思うこと
  ハザードマップで新しい居住地のことを調べる。以前に会社か組合かのセミナーで、ハザードマップの読み方を学び、どう防災に活かすかを聴いた。その時も実際に手を動かしながら、自分の住まいのことを調べる流れだった。今回、当時の内容を思い出しながら、整理していく。市町村が提供しているハザードマップが頼りになる。まずは地盤の強さ。どうやら、高位段丘堆積層の礫層に建っている。高位段丘堆積層　は、　河岸段丘のうち、今の川や湖の高さから５０～６０mほどの高さに平坦面を形成した段丘の層。礫層というのは、2.0～75㎜の礫で構成される地盤。土の粒子の大きさとしては大きい部類。専門用語でよくわかってはいないが、地盤のN値が大きく、強度が高い。安心材料になった。参考にしたサイトhttps://geo-gifu.org/geoland/gaikan/1_daiyonki_taisekisou/daiyonki_1_koui_th.htmlhttp://kentiku-kouzou.jp/kisokouzou-rekisou.html次に、どでかい地震が起こったときにどうなるかを調べる。大地震が起こった場合の想定震度は　7（最大）。で・・で・・・でかい。ドイツは地震がないので、地震への耐性・対応力が下がっている。気を引き締めて、備えをしなくては。その時には、液状化の可能性はあるらしい。山の斜面であるので、津波による浸水はなさそう。液状化したときには、近くでも車での移動はできなくなると想定しておくべきか。なお、山の斜面ではあるが、急傾斜地崩壊危険区域ではなかった。安心した。ただ、その山の別な斜面は崩壊警戒区域となっており、ご近所さんの安全には配慮が必要そうだ。あと、近くを通るときには土砂災害に注意がいる。避難所は、小学校か中学校か。浸水・津波の想定で見ると、どちらも似ていたが、液状化リスクは中学校の方が高くなっている。いずれも学校に行くまでの道のりで、急傾斜地の崩壊は警戒しなくてはいけない。中学校側がいつも使う道路になりそうなので、慣れた道の方が危険予知ができるだろう。なので、避難所は中学校と仮決めしておく。避難準備レベルでの避難は不要そうであるが、勧告か指示が出たときには、状況をきちんと判断しなくては。さて、災害がほぼないドイツに今は住んでいますが、今年は100年に一度と言われる洪水被害がドイツ西部で発生しました。カタストロフィと言われ、連日トップニュース扱いで報道されています。被害が甚大であるため軽々しく扱うべきではありませんが、災害への備えという点では、個々の意識や行政の準備は不十分であったと思います。救えた命があったであろう点は残念なことです。更には、洪水が気候変動の結果と位置付けられることに違和感を覚えています。単純化されてそれっぽいのですが、それほど短絡的な因果関係とは思えません。ドイツは11月に総選挙があり、洪水対策≒気候変動対応の位置づけで国民の投票判断材料になるでしょう。政治が担う中長期的視点とともに、市民レベルでは今日明日の命を守る方法も確認した方がよいと思うところです。その点、日本は防災意識が高く、非常に高いレベルで備えていると思います。ただ、残念ながら、その想定を越えて災害が起こってきたのが日本でもある。「備えあれば憂いなし」　を実践しなくては。
28Jul
- 眼鏡を作る
  今日は休暇の一日を利用して、近くのショッピングモール　Schenefeld Zentramへ眼鏡を作りに行く。2007年に眼鏡を作ったが、普段は眼鏡をする程には不自由をしていない。これが人生2本目の眼鏡である。どうやって選ぶのかも実質的には初心者。まずはフレーム選びから。以前はジョンレノンにあこがれて、丸眼鏡をしたいと思っていた時期もあったが、明らかに似合わない。スポーティーなものは実態に即さないし、ブランド名が目立つ眼鏡も嫌味で嫌。結局はシンプルな控えめに四角形のフレームを選ぶ。顔が四角い人間には四角がちょうどよい。次に、レンズの選択である。目にピッと測定器を当てておしまい　という前情報もあったのだが、それは違った。最初の女性店員に促されて、ごっつい測定器がある小部屋へ入っていった。アルファベットの書かれた視力検査表を読むことで、視力測定が行われた。しかし、眼鏡選び初心者の私には、くっきり見えるという感覚がわからなかった。1.0のラインの最初の文字が、RなのかKなのかわからず。深みに入っていった結果、Hなのかもしれないなどと、見えるかではなく、予想しだしてしまった。そんな悩みがしばらく続いた後、対応してくれていた女性店員は、「英語が苦手」と言って去っていった。いや、貴女の英語が悪かったのではないよ。私が表を見えていなかったし、見えないことをうまく伝えられなかったのだよ。しかし、彼女の選択は功を奏した。次に英語のできる若い女性店員がやってきたのだが、「最初は機械で自動的に目の状況を検査する」と言って、別な測定機に眼をさらしたのだ。これが、レンズ選定のスタートラインとなり、割にスムーズに始めることができた。測定結果は、右目は、SPHが ‐1.75、CYLは‐1.25　AXが75左目は、SPHが＋1.50、CYLが‐2.00　AXが91PDが64㎜VD0.0意味は全く分かっていない。この測定結果を得た後、先ほどいた小部屋に行き、微調整を始めた。AB比較をしていき、どちらが見えやすいかを右目、左目　と追い込んでいく。コロナ禍ではマスクをしていると、時々測定器の接眼レンズが曇る。時折マスクを外しながら、レンズの微調整をしていく。そういえば、ドイツでの視力検査表は、アルファベットであった。日本のCの途切れている向きを当てるやり方とは異なっていたが、これはこの店独自なのか、共通なのか。さて、乱視の傾向も入りつつ、目の間の距離を別な測定器で調べられて、一連の測定は完了。2週間後ぐらいの引き取りらしい。ブルーライト対策のレンズにしたので、パソコンでの作業疲れが軽減されると期待している。さて、先ほどわからないと書いた視力検査機の測定結果をウェブで調べてみよう。SPHは、Sphere で球面度数。CYLはCylinderで円柱度数。AXはAxisで円柱軸。PDはPupil Distanceで、瞳孔間距離。ふんふん。私の場合、右目のSPHがマイナスなので近視で、左目のSPHがプラスなので遠視。右目は弱度近視と言われるレベル。円柱度数CYLは両眼ともマイナス。左目の方が数値が大きいので乱視の度合いが強いのか。乱視軸とも言われているようであるが、円柱軸は円柱度数とセットらしい。PDは男性64㎜、女性が60㎜が合算の平均値とのこと。まさに平均か。乱視軸は、目の角膜・水晶体が縦・横・斜めにどのぐらい傾いているかを意味している。直乱視と倒乱視がある。AXの数値によって判断でき、私の場合は倒乱視である。60～120°の範囲に入っているから。目は横方向でより強い屈折力を持っているらしく、角膜の形が左右から押しつぶされたような楕円形に歪んでいる。視力検査のCはランドルト環と言われる。
23Jan
- 時間の流れに関する体感
  2020年はあっという間だった。2021年は有意義に過ごしたい。たとえステイホームであっても。2020年3月中頃から在宅勤務となり、一週間が異様なスピードで過ぎていく。体感で言えば、金曜日の夕方に、その朝が月曜日だった感覚である。忘れないようにするために、できるだけ文字を書くようにする。記憶と記録が一致するよう、自分がどう生きているかを自分が振り返られるよう。命は有限であり、時間が残されていない。終わりから考えていこう。
18Sep
- パンツとマスク
  パンツの歴史を紐解くとおもしろい。古代にまで遡ることになる。それこそ、アダムとイブの伝説にまで思いを馳せる必要がある。しかし、敢えて想像してほしい。伝説ではない現実として、当時、モノを隠す者と隠さない者がおそらくいたであろうと。隠す者はいう。「何故、さらしている？パンツをはけ！」隠さない者はいう。「何故、隠す？パンツを脱げ！」そして、隠す者が主流となり、今は、隠さない者は捕まる時代となった。更に想像して、言葉を置き換えてみよう。モノとは口である。口をさらす者、口を隠す者。　このコロナ禍において、口を隠す者が主流になるのか？いつか、口をさらして歩くことを恥ずかしく思う時代が来るのか。100年後の教科書に、「2020年　コロナ禍、マスクをつけることが当たり前に。一部では、マスクをつけたくないとデモが行われた。」　と読み上げられ、子供たちが「信じられないね」と口々に感想を述べる。その口はマスクで覆われて見えない。。。　という時代が来るのか。
- ハンブルク　コロナ　レストラン
  ハンブルクのレストランでコロナの集団感染が発生したのと報道を耳にした。初期ならば、もっと大きく報道されたのだろう。今でも、それなりのインパクトをもって報道されているが、それほどの驚きをもたなくなってしまった。慣れというのは恐ろしい。
14Jul
- 英国現代奴隷法　スタディ
  カルビーのサイトで英国現代奴隷法に関する表明が挙がっていた。無知をさらすが、この瞬間までこの法律について知らなかった。英国に支店を持つ企業に勤めるものとして、スタディしたい。簡単に、法律の生い立ち　と　法律が求めていること、　この二つに絞ってスタディする。まずは生い立ち。2015年3月に制定されている。英国には現代においても奴隷制度が存在しており、社会問題として認識されている。当時のデイビッド・キャメロン首相が根絶に向けて英国がリードするためにも法案を制定した。法律が求めていることは、シンプル。現在でも奴隷制度があることを認識し、奴隷を使うことで得られる便益がサプライチェーン上にないようにさせ、企業に努めさせている。このグローバルな世界において、実務的に全サプライチェーンを把握することは不可能に近い。そのことを踏まえても、声明を出させ、活動することを求めている。理念に疑う余地もない一方で、プランに取り組むにあたり、専門家を巻き込むことを求めるなど、利権化しやすい構造でもある。奴隷制度がよくないことに疑いはないが、問題の本質を突いているかは甚だ疑問である。参考サイトhttp://www.legislation.gov.uk/ukpga/2015/30/pdfs/ukpga_20150030_en.pdfhttps://sustainablejapan.jp/2016/07/13/modern-slavery-act/22928
13Jul
- 企業探索　カルビー
  プロ経営者　松本晃氏を調べたので、その流れでカルビーを調べる。ということでウェブページへ。https://www.calbee.co.jp/やはり、このご時世、ファンクラブの類は欠かせない。顧客ロイヤルティを上げるためにも、顧客を囲い込み、その動向からニーズを掘り下げることは必要。以前なら、データを集めことが目的？というレベルで終わりにもなりうるが、今は時代が変わった。分析からのインサイト、からのアクション。さて、どのようなロイヤルティ戦略を取ろうとしているのか、いきなり寄り道で、ファンクラブ　カルサポ！へアクセス。はやりの言葉　「つながる」が出ている。ポイント、限定キャンペーン、工場見学、特別なイベント、、、。目新しさはないが、メーカーブランドがお手軽にできる範疇は、この程度であろう。もう少し面白い活動も期待したのも事実ではあるが。社員ブログが、がっつり製品紹介でむしろびっくり。。ああ、おいしそう。さて、ＩＲ情報へアクセス。理念、事業の方向性を示す言葉が並ぶ。イノベーション＆コストリダクション　　が経営の二本柱だった。松本氏が言っていたこと。２０３０ビジョン、ＮｅｘｔＣａｌｂｅｅ，掘り出そう、自然の力。食の未来をつくりだす。連結で２千億円の売上。業績推移をみる分には、売上は４年で大きくは伸びておらず。菓子業界は、およそ１兆４０００億円。業界の頭打ち状況がそのままカルビーの売上推移を示しており、停滞感を感じさせる。海外に成長を求めるのは当然。面白いのは、英国現代奴隷法　に対して表明している。どうしてこの法律に触れているのか。気になる。さらには、事業が「塩系スナック製造会社」 a savoury snack manufacturer 。　塩系、確かに。https://www.calbee.co.jp/policy/modernslavery/決算説明会資料を拝見。急激な成長カーブを描くような事業ではない。ただし、売上高は実質的には増収と報告されている。およそ４％の成長。一方で、コスト削減が難航している。原材料費と物流費がアップした模様。原価は抑えられているので、労務費と間接費を相当に削減したのであろう。海外事業Ｓｅａｂｒｏｏｋ買収は、経営に貢献。英国の伸び率が＋１９８％。営業利益はマイナスなのは、カルビーＵＫが伸び悩んでいる。欧州大陸側には販路が展開できていない。Ｂｒｅｘｉｔを考慮すると大陸側にも販売拠点を構えることは重要。Ｓｅａｂｒｏｏｋの組織体制、拠点配置を掘り下げる必要がある。韓国はマイナス。日韓関係が影響しているのか？中華Ｅコマースでの売上拡大。競合他社の拡大と比べて、順調なのかが気になるところ。昨今のＩＲ情報で注目されるのは、非財務指標。このあたりの指標設定から、企業が重要視している事業の方向性、意志がわかる。注目は、食塩相当量２０％削減。食塩は悪といわんばかりである。カルビーは、塩系スナック製造会社を名乗っているにもかかわらず。事業継続性については、フードロス２０％削減。ワークライフバランス関連では、女性管理職比率　３０％超。アフォーマティブ。最後に、個人的所感をまとめる。事業成長への強いドライブファクターが見えにくい。これはカルビーではなく、お菓子業界の抱える課題である。海外展開にその解決策を見出すことは当然ながら、ＩＲ情報からは、重点国のシェア状況などが見えず、施策の有効性を読みにくい。海外売上高、比率は上がっているので、成果が出ているようにも見えるが、当地でのシェア、売上状況が気になる。一方で、海外を目指す企業は応援したい。ここドイツでカルビーブランドを目にする機会があるのか、楽しみである。
- ヴェネチア旅行計画
  今年は、１５日間のバケーションを計画。人は２週間以上連続で休まないと真に休んだとは言えない（らしい）。ということで、今年は、ヴェネチアからクルーズ船に乗り、地中海を楽しむ。ギリシャで折り返し、その後、ヴェネチアに戻り、街を堪能する作戦。フライトや宿も確保。決める前の探している段階が楽しい。そして、これからヴェネチアとギリシャを予習します。何気に、何にもなさそうなオリンポスの地が楽しみ。想像力が問われることが予想される。
12Jul
- ドイツ人口で面白い記事があったので、備忘録目的で考察
  「小さな奇跡」と評されたドイツ、裏側に外国人出生率の急上昇私の考えでは、少子化は、問題ではなく、現象である。少子化を問題ととらえるが故に、その解決方法として、出産を促す制度設計や施策立案に行きがちになる。少子化を現象ととらえて、その現象から発生する問題として、例えば、現在の社会基盤を保守していく労働力が減少することであったり、現在の教育システムが平均的労働力しか生み出さないことであったりする。（後者が事実であるかは検証要ではある）さて、この記事で、なるほど　と感じたのは、ドイツが、過去の反省やナチスへの嫌悪から、出生に対してのコントロールを嫌う　ということである。つまりは、政権がそのコントロールに及び腰（推奨でなく支援のみ）であると、結果、ドイツの出生率やその推移に近づく可能性があるということ。すでにドイツ人の出生率が低空飛行であることを考えると、少子化現象が社会基盤に与える影響というのは、ドイツを分析することで見えるのかもしれない。さて、この点を踏まえて、ハンブルクでは、タクシーのドライバーはアフガニスタン人やパキスタン人など中東が多い女性では、パーツタイム正社員も多く、ワークシェアリングがされているバケーション期間中でも企業活動はゼロにはならないが、しかし、いろんなサービスを諦めることもゼロではないつまりは、外国人労働の活用、労働効率性　などを施策として学ぶことができそうである。とはいいつつも、ドイツのサービスは、諦めるという言葉を使わざるを得ないレベルである。極端な物言いになるが、日本の高いサービス水準を維持することを諦め、低いサービス品質を日本社会全体が許容できなければ、表面的な施策を導入してもうまくいかないであろう。重要なファクタとして、社会の寛容性　を求めることを忘れずにおきたい。
- 経営者を考察する　松本晃氏
  プロ経営者と言われる松本晃氏。その経歴は、京都大学大学院を出たのち、伊藤忠商事、ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人、カルビー、ＲＩＺＡＰグループ。そして、いま、新たな挑戦を考えているところだという。伊藤忠商事では、産業機械部門に配属され、最初の３年半は国内営業。その後、海外営業。売りに売りまくる。売るのが楽しくて仕方がない。この時に、顧客へ近づく　ということ、人とのなれ合いを作らない　経営に紐づく。その後、センチュリーメディカル　という医療機器販売の子会社に出向。６年の出向後に伊藤忠を退社。この時４５歳。退社後は、Ｊ＆Ｊメディカルへ。１９９３年から入ったＪ＆Ｊ日本法人の経営理念が影響を与えている。４つの分野のステークホルダーに対しての責任が書かれている。優先順位があり、１に顧客と取引先、２に社員とその家族、３にコミュニティ　がきて、４に株主。これが、松本氏の教科書となっている。いや、それ以上に大切な基準となっている。いいものはいいのだから、そのまま使う。変に自分用に加工する必要すらない。なぜなら、それは良いから長く使われている。そして、クレドに勝るカリスマはいない。という考え。その経営手法は、シンプルではある。悪い部分はやめ、いい部分を取り出す。いいとこどり。勝ち馬に乗る作戦。そのためには、鑑識眼と判断力が必要。どこがいい部分なのかを見極める眼力を持った経営者。顧客と取引先の次に、社員を大事にする経営。多様性を会社文化に取り入れる、けしかける巧さがある。そして、普通より斜め上を行く考え方を提示してくれる。例えば、「頑張れば給料があがる」では頑張れない。「給料を上げた。だから、頑張れ。」なら頑張れるという考えも一例。これに基づき、給料を上げ続けた。また、スパっとやめることも、一つの経営美学として持っている。顧問としてだらだらと辞めた会社に残らない。仕事は、成果で評価する。徹底的な成果主義。結果を出さない人はダメ。結果が結果。それが公平公正な評価につながる。そして、ビジネスにおいては、結果は数字。マネジメントを選ぶのは本当に大変な仕事。監督が悪ければ負ける。部長に指名する側は、「その部がどうすればよくなるか」を知っておく必要がある。部長とその部下に優秀な人材を集める。そして、上手に使う。とてもシンプルに考える。優秀な人、上手に使う。それだけ。でも実行は難しい。失敗したらその失敗から学ぶ。考えを箇条書きにしているサイトがあり、リンクを張る。　すでに上にあげている点も多いが、うまくまとめている。http://yuichiro-mori.com/2014/08/10_things_calbee_ceo/ Commitment&Accountability（約束と結果責任）仕事はすべて約束。その結果に責任を取る。人の評価はFairに評価は「仕事を契約」と捉え、「成果を数値化」し「シンプル」に行う。会社は「厳しく」「暖かく」以前のカルビーは甘く暖かい会社であった。会社は甘くない。厳しく、暖かく。現状維持是即脱落現状に満足することは後退を意味する。正しいことを正しく迷ったら何が正しいかを議論し、正しいことを正しく行え。規則が優先ではない。 No Meeting, No Memo 社内会議に意味は無い。そのための資料作りにはもっと意味が無い。お客はどこにいる。そこに近づけ。 One Dollar – OUT 会社のお金を1ドルでも私用に使ったら、クビ。すべてのコストは顧客が負担接待ゴルフ代、広告宣伝費、本社費･･･すべて顧客のお金で賄われている。報告の3原則 (1)トラブルはすぐ報告せよ！ (2)悪いことから報告せよ！ (3)ウソをつくな！問題はこの3つを原則報告を。報告したら怒るな、ほめろ。さもないと報告しなくなる。業務の3原則 (1)簡素化 (2)透明化 (3)分権化会社が弱くなるのは簡素化、透明化、分権化の逆に行った時だ。そして、ＲｉＺＡＰの経験からであろうか、取締役と執行役との役割の違いについても言及されている。取締役は、経営のお目付け役としての役割がある。つまり、発言力のある、専門性を持った人がなっているべきである。高齢ではあるが、まだまだ新しいチャレンジをされていく。応援したい。
- 参院選選挙
  海外に暮らし始めてから、選挙で票を投じていない。今回の参院選の投票を促進する案内が来た。選挙を知る度に、海外から投票しよう！　と思うわけであるが、在外選挙人登録をしておらず、毎回断念している。今回も多分に漏れず、登録をしていないために選挙にすら参加できない。申請してから２か月ほどかかる、今回の選挙には間に合いません　という情報を目にしてしまうと、先延ばししてしまい、次に気が付くのは、次の選挙の時。手続きを、より省略させて、オンラインでできるようにしていただきたいものである。
- 久しぶりの更新
  久しぶりに更新する。ドイツに住んで、早4年目である。かなり生活には慣れた。良いか悪いかはわからない。夏のバケーションシーズンになれば、担当者が不在なことにも慣れたし、日曜日には店が閉まることにも慣れたし、コンビニがないことにも慣れたし、道で目が合えば挨拶することにも慣れたし、ドイツ語がわかっているふりをすることにも慣れた。洋服で、袖の合う服を探せないことにも慣れたし、傘がなくてもなんとかなると思うようになったし、本屋に行っても立ち読みすることもないし、妙に甘ったるいチョコレートの味にも慣れた。本当に慣れたのか、諦めたのか、わからないことばかりを羅列してしまった。
30Jun
- 死
  そろそろ7月である。昨年の今頃に　父が亡くなった。今年は、義理の祖母が亡くなった。著名な方では、小林麻央さんや、元ライオンズの森慎二さんが最近亡くなった。お盆でもないのに、この時期に、死を意識させられる。思えば、中高生の頃は、死を考えることが多かった。死にたいということではなく、生きるほどの価値が世の中にあるのか　という穿った見方をしようとする思春期特有のねじれから来るものである。当時は、多くの大人たちが惰性で日常を生きているようにしか思えず、嫌悪感しかなかった。死を現実に受け止めていたのか甚だ疑問ではあるが、そういう大人なんて死んでしまえばよいとも考えていた。そして、そうなってしまうだろう自分も。自分を特別とは言い切れず、平凡ということに対する怖れがあった。そして、それを音楽が慰めていてくれた。今風に言えば、厨二病という言葉がそれに当てはまるだろう。ただ、当時にそう言われてもおそらく認めなかっただろう。そして、自分自身が日常を生きつづけた結果、死について考えることが遠くなり、より現実的な死しか考えなくなった。病気で、事故で、、、残された家族・友人、、無念の想い、遣り残したこと、などなど。立派に、惰性で日常を生きる大人になったのである。だが、いずれの時でも、死について考えたとき、心がざわざわっとする。このざわつきは、生物として死を恐れる、その当たり前の生理もあるだろうが、もうひとつ別な感覚もある。例えるならば、中学生のときに聴いていた曲を今聴くような感覚である。死を考えたとき、死を最も深く考えていた時期の自分が記憶に浮かぶのだ。その自分が今の自分に問う。「お前は、惰性で日常を生きていないか？」「嫌悪感を抱いた大人になっていないか？」と。そして、私は身を正す。私が私に答える。言い訳交じりの詭弁を。無知であったが故に繊細であった頃の私は、それでは納得しない。それでも、私は、惰性と表現した一続きの毎日を、生きていく。
07Jan
- 2017年がはじまった
  習慣だっていないブログではあるが、たまに思い出して書くを繰り返している。それでも、2005年からやっているのであるから、驚き。いや、もっと言えば、２０００年からやっていた。あいにく、場所をアメブロに移したので、2005年以前は残っていないが。ということで、今年は、、、ブログをやるのか、私は（？）。ただ、正直に申し上げれば、FBやTwitterやInstagramやら。。。何をどの目的で使うのか自分の中で整理しきれていない。で、このアメブロは何の場なのやら。。。とほほ。
22Jul
- BREXIT動向
  BREXITが決まって、結果が予想外であったことに対して、やっと落ち着きが見えてきた。各関連会社や方々が、離脱による影響と日程に一通り思いを巡らし、冷静になってきているといったところか。ドイツにあるEU地域会社では、英国人に対して、「なんで、おるねん？」と軽口を叩いても笑える状況である。しかし、一方で、離脱に向けたプロシージャの開始時期が透けてきた。2017年。先のように聞こえて、すぐに来る。具体的なことを固めるための準備、交渉が始まりだす。（英メイ新首相が、独メルケル首相や仏オランド大統領と個別に会談し、年内を準備期間としたい旨を伝え、両国とも理解を示すコメントを出している。）さて、今後、離脱交渉において何が起こるかを予想したい。英国の国民投票では、そもそもEUへの膨大な拠出金を抑えて福祉にお金を回したい意向、移民の流入を抑えてローカルな雇用を確保したい意向を持って、離脱に投じた有権者が多い。とすると、そもそも、福祉の充実と、雇用の確保　というイシューに対して解決する必要がある。では、これらへの解決策がEU離脱であったかというと、やや突飛な印象を持つ。　結局は、愚痴に近い不満が大きな方針を決めてしまった。大局に立て　ということが難しいほど、これらのイシューが英国の将来を憂うに値するものとを考えられたのだろう。特に、今回は、老人世代が離脱を、若者世代が残留を推し進めていた。　この結論に対しては、老害以外の何者でもない。離脱交渉においては、上記の点を基点としながら、プラス EU単一市場へのアクセスの良さ、これに合わせた経済的発展の実利を確保したいことになる。ここがトレードオフであるため、交渉が難しくなる。年金や製品・サービスへの法規制などは、決め事であるので、進行を妨げる要素にはならない。あえて言えば、膨大であることから、その処理に時間がかかることだろう。その間、優先順位付けが、ぶれる恐れを感じる。

前ページ
次ページ