その週末、彼に誘われて、おやつの時間に
Starbucksへ行くことになった。
その日は春先らしい、日差しはあたたかいのに
少し風が冷たく感じる日だった。
待ち合わせの駅前へ行くと
いつもの黒いジャンパーを着た彼がいた。
そして、珈琲駅前から数分歩いて店に入った。
注文し終えてお会計のとき
自分の分は払うつもりで来たのに
彼にクレジットカードを出されてしまった。
「今日誘ったのは私だから」と頑として
彼はお金を受け取ってはくれなかった。
しかし、あまりにも私がしつこいので彼は
「じゃあ、今度ごちそうになります」と言った。
私はその後、何度も同じ台詞を聞くことになろうとは微塵も思わずに、ごちそうになった。
そして、席についてから彼と話をする。
彼がいつも同じ上着を着ているのは
ずっと半袖で事足りる生活していたから
長袖の服を他に持っていないことや
日本の珈琲がお茶みたいに薄いという言い方など
ちっとも話題がつきなくて
珈琲はすっかりなくなっていたけれど
私たちはまた時間を忘れて話をした。
気がつけば、閉店間際まで話し込んでいた。
彼の誕生日から数日後
サークルがミーティングのみで活動は休みだった。
家に帰ってのんびりするかなと考えていた私に
彼からお昼ご飯を食べないかと誘われた。
二つ返事で、学内で彼と私にとって
初対面に近い1学年下の子と3人で
急遽お昼ご飯を一緒に食べることになった。
私と彼は午後から授業もなかったので
ゆっくりご飯を食べてからも二人で談笑した。
このとき私に彼氏がいることを
彼はFacebook登録により知ることとなる。
私たちは今までのこと、将来のこと
その他、たくさん話をしていたら
いつの間にか辺りは暗くなっていた。
そして、20時を過ぎたくらいに
彼に送ってもらって帰宅した。
こんなに話が弾む人と会ったのは
初めてかもしれないと私は思っていた。
サークルがミーティングのみで活動は休みだった。
家に帰ってのんびりするかなと考えていた私に
彼からお昼ご飯を食べないかと誘われた。
二つ返事で、学内で彼と私にとって
初対面に近い1学年下の子と3人で
急遽お昼ご飯を一緒に食べることになった。
私と彼は午後から授業もなかったので
ゆっくりご飯を食べてからも二人で談笑した。
このとき私に彼氏がいることを
彼はFacebook登録により知ることとなる。
私たちは今までのこと、将来のこと
その他、たくさん話をしていたら
いつの間にか辺りは暗くなっていた。
そして、20時を過ぎたくらいに
彼に送ってもらって帰宅した。
こんなに話が弾む人と会ったのは
初めてかもしれないと私は思っていた。
彼とアドレスを交換して
4日後の4月某日のことだった。
「おめでとうと一言言ってくださいませんか」
というメールが彼から送られてきた。
私は何か大事な日なんだろうかと
考えた結果、見当もつかなかったので
インターネットで調べてみた。
すると、○○独立記念日とあった。
えっと・・・これか?(←違った)
彼と全く関連のない国を
私がグッと近づけるきっかけを
作った日となった。
今でもネタとして掘り起こされる
彼のお誕生日だった日の話。
ちなみに、メールが敬語なのは
私にとって彼は年上だから
彼にとっては初対面の人だから
そんな理由がずーっと続いて
今は少し崩れたけど敬語のまま。
彼の一人称は「私」
ときどき「俺」って言うけれど
それは友だち相手ばかりで
私にはあまり使わない。
もうそれが習慣なのか何なのか
分からなくなってしまった。
4日後の4月某日のことだった。
「おめでとうと一言言ってくださいませんか」
というメールが彼から送られてきた。
私は何か大事な日なんだろうかと
考えた結果、見当もつかなかったので
インターネットで調べてみた。
すると、○○独立記念日とあった。
えっと・・・これか?(←違った)
彼と全く関連のない国を
私がグッと近づけるきっかけを
作った日となった。
今でもネタとして掘り起こされる
彼のお誕生日だった日の話。
ちなみに、メールが敬語なのは
私にとって彼は年上だから
彼にとっては初対面の人だから
そんな理由がずーっと続いて
今は少し崩れたけど敬語のまま。
彼の一人称は「私」
ときどき「俺」って言うけれど
それは友だち相手ばかりで
私にはあまり使わない。
もうそれが習慣なのか何なのか
分からなくなってしまった。
アドレスを交換した日から
毎日メールをするようになった。
「イカせん」から途切れず、毎日である。
私はそのときガラケーを使っていたので
高校生のときから蓄積されたデコ絵文字があった。
大量に保存されていたおかげで
メール一通に一つは彼にとって
目新しい絵文字が送られていたくらい。
彼は某生活用品メーカーみたいだというヒヨコと
マイク・ワゾウスキーがお気に入りだった。
楽しくメールで会話する一方で
私はずっとSkypeをしている人がいた。
当時、入学前から付き合っていた彼氏である。
毎日メールをするようになった。
「イカせん」から途切れず、毎日である。
私はそのときガラケーを使っていたので
高校生のときから蓄積されたデコ絵文字があった。
大量に保存されていたおかげで
メール一通に一つは彼にとって
目新しい絵文字が送られていたくらい。
彼は某生活用品メーカーみたいだというヒヨコと
マイク・ワゾウスキーがお気に入りだった。
楽しくメールで会話する一方で
私はずっとSkypeをしている人がいた。
当時、入学前から付き合っていた彼氏である。


