昔付き合ってた人に、謝りすぎだとキレられた事がある。こうなった場合はすごくムズい。
もちろん謝ったら火に油を注ぐし、けど申し訳ない気持ちがあるのも本当なのだ。
何で謝りすぎてしまったかといえば、嫌われたくなかったからだ。もとい好かれたかったからだ。もっと言えば自分を守りたかったから。
泣ける話である。
痴話喧嘩から戦争まで、我々は常にこの問題に悩まされたり喜ばされたりしている気がする。
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僕はわがまま人間なので、人に嫌われる事が多いし嫌う事も多い。僕の事を嫌う人もわがまま人間が多い。というか周りにわがままな奴が多すぎる。でもわがままな人が好きでもある。
わがまま人間はみんな、生き方を考える。
開きなおるか、味方を増やすか、丸くなるか、それとも死ぬか。
当たり前だけど正解はないから、自分なりに調整や努力をしながらやって行くしかない。向き不向きや運などがこの世にはあるみたいなので、気が狂いそうになるときは誰にでも当然来る。僕にも来たし、今後も来る。今も来てる。
だから個人的には、上手くいかなくても自分と他人を責めすぎない方が良いんじゃないかなあと思う。やっぱり戦争は良くないですよ。銃や爆弾、細菌兵器が登場するのだけが戦争ではないです。
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最初の謝りすぎ問題に関しては、いまだに答えはわからない。もしかしたら奇声をあげながら窓ガラスをブチ破り、ヨダレを垂らしながら地面を転げ回るのが正解だったかもしれないけど、本当にわからない。
もちろんその人とは別れたけど、彼女も俺も今も生きて暮らしてるし、変化をしたりしなかったりしつつ、過去や未来について色々な事を考えてると思う。世界には人がたくさんいるし、やってしまった事は消えたり消えなかったりするし、相応の結果が来たり来なかったりするし、わからない事ばかりだ。
それらの経験を踏まえて今は、自分と相手にとって、最適なありがとうとごめんなさいが言える人になりたいなと思ってます。それが礼儀というものだと学んだからです。
:ベン