【父の気持ち】私の心 | 霊能者・スピリチュアルカウンセラー 関本ゆかり

霊能者・スピリチュアルカウンセラー 関本ゆかり

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(霊感を使ったご相談です)

親の心子知らず

とか何とか言ったものですが

親になってはじめて親の気持ちが解る事もありますね

でも、基本  親だとしても違う人間なので 自分が親になったからといって 
解せないことも沢山あります。

だから 親にならなきゃ解らない とかそういうのは無いんだなー
と基本的には思っています。


そんな思いが根底にありながら

うちの子供も大きくなってきて親から離れた社会の繋がりが沢山出てきて 

私なりに
「あの時はこんな気持ちだったのかもなー」とか
「仕方なかったんだろうなー」とか 
大きく許せたり 申し訳なかったり

色々な事 解った気がしたことも あります

が。。

やっぱり 同じとか似たような状況にならなければ 親だとしても 人間同士なので解らないのだな と思います

親をしていると
「子供」という自分とは違う人間を通じて はじめての経験がたくさんあります
その時はやはり 迷います 
「自分なら」が全く通じないから。

でも
そんな時 自分の時はどうだったか? と思い返したりするでしょう

すると結構  気づけなかったこと 解らなかったこと 気づけたり解ったりして

びっくりする。

同時に目の前が拓けるような気がする
もちろん全く違う人間だから基本解っていないなかもしれないけど。

これはもう 経験なくては解らないのだから いくら 人に話したところで解ってもらえないし
 経験してない人は理想論しか言えないのだと思いました


前置きが長くなりましたが 最近 亡き父の気持ちが解った気がした事が一つあります。


昔 
一人暮らしをしていた時に飼っていた ハムスター 死んでしまった事があります
 子供の頃から動物が好きだったのもあるし依存していたのだろうし
親としたら 私の性質は解っていたのでしょう

母にハムスターが亡くなったことを伝えた数日後 それを父に話したら父が泣いていたと。

父は口下手な沸騰湯沸かし器だったけど優しい人でしたから
その時は 「優しい人だからな 」
程度に思ったくらいでしたが 
母は「ハムスターが死んでしまって毎日泣いてるゆかりがかわいそうで泣いているんだよ」と
ハムスターを失くして悲しんでいる私がかわいそうで泣いている?

それでも
「優しい父だからな 」と泣いてる父を思い出すとまた涙が出てくるくらいでした

そんな
あの時の父の気持ちが 最近しみじみ解せるのです

そんな気持ちを味わい そのハムスターの時の父を思い出しました


解るって 脳じゃない

胸のところ



日頃から人の悩みや気持ちに「わかる」って言葉は軽々しくてなるべく使わないようにしているのですが きっと今後はより使えなくなります。

 最近は その父の気持ちが 心から滲み出るように起こるのです

 わかる のでなく  「発している」「起こる」

とにかく父からしたら 私の事が大事だったということです

これからまた更に自立してゆく子供たちを通じ 親の気持ちの様々を 私も同じように発して 同化するのだと思います

私の中から産まれた新しい愛の思いは愛おしくも苦しくもあるけれど

今更ながら

父に感謝です



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撮影ai