チルトン・ガーデンズ駅、南北路線が先行開業。歴史ある高級地区に新たな交通結節点。
ハートバード市リンカスター区のチルトンガーデンズで、チルトン・ガーデンズ駅が2月1日、南北方向の鉄道路線について部分開業した。今回開業したのはホロウゲート鉄道線の1路線で、東西方向の2路線および地下鉄は引き続き整備が進められている。朝焼けの駅舎を西側から望む当駅は、高級住宅地および高級商業地として知られるチルトンガーデンズ地区の中心部に位置する。地区は歴史のあるやや高台に広がり、北側では高級住宅地スペンサーハイツと竹林エリアを挟んで隣接するほか、東側は崖地、南側はホロウゲートクォーター地区、西側はグローヴァーヒルズおよびレザヴォアパークに面している。駅舎は東棟と西棟の2棟構成となっており、両棟の間を南北に延びる道路「サクラ・レーン」が通過する。サクラ・レーンは片側1車線の道路で、周辺街区の生活動線を担うと同時に、駅施設と街並みを分断しない配置となっている。建物に滑り込むように設置されたロータリー交通機能は立体的に整備されている。地階にはバスロータリー、タクシー乗り場、車寄せが建物内部に配置され、地上部の混雑を抑えながら円滑な乗り換えが可能となっている。駅の出入口は東・西・南・北の各方向に設けられ、周辺の住宅地や商業地、公園へのアクセス性が確保された。サクラレーンを挟んだ両棟を南方より望む今回先行開業した南北路線は、西棟2階に設けられた2面2線の対面式ホームを使用する。ホロウゲート鉄道線の終発着駅となり、南方面はオークリーガーデンズ方面へと運行される。開業にあたって式典は行われず、通常ダイヤによる静かなスタートとなった。西棟2階部分で部分開業したホロウゲート鉄道線一方、3階部分には東西方向を結ぶ2路線分の設備がすでに整えられている。西棟・東棟それぞれに2面2線の対面式ホームが設置されているほか、両棟をまたぐ形で空中にホームが設けられており、サクラ・レーン上空を横断する構造となっている。これら2路線はいずれもコーティナ国鉄線として計画されているが、開業時期や運行内容は未定としている。敷設前の3階国鉄線ホーム駅に隣接して、ホロウゲート鉄道が運行するモノレールのターミナルも整備されており、地下鉄については現在建設が進められている。いずれも駅名は「チルトンガーデンズ駅」となり、将来的には複数の都市交通が集約される拠点となる見通しだ。隣接するモノレール地下鉄ターミナル駅施設内には、今後待合ラウンジやレストランの入居が予定されているほか、ホテル整備の可能性も検討されている。市や事業者は、居住者だけでなく来街者の滞在機能を高めることで、地区全体の価値向上につなげたい考えだ。建設中の2階部分。今後整備される予定だ。開業にあたり、市長は「段階的な整備ではあるが、チルトンガーデンズ駅はこの地区の将来を支える重要な基盤になる。周辺環境と調和した交通拠点として育てていきたい」とコメントした。また、地元自治会長は「交通利便性の向上が、生活の質を損なうことなく実現される点を評価している」と述べた。コーティナ国鉄の総裁は「東西路線を含めた全面開業に向け、慎重かつ着実に準備を進めている」とし、ホロウゲート鉄道社長も「南北路線の先行開業を皮切りに、地域とともに駅を成長させていきたい」と語った。段階的な開業となるチルトンガーデンズ駅だが、完成時には市内有数の交通結節点となることが見込まれている。2/1