今日、加害者の陳述書が弁護士からメールでとどいた。

陳述書とは、裁判で原告被告が互いの主張を準備書面と証拠の応戦を終えて、その後お互いの言い分を裁判官に主張するため提出する書面である。


加害者の陳述書に、卒倒した。

ヨガ講師である加害者が、マッサージ講習で私に詳しい説明もなく同意をとることなく行ったわいせつ行為を、男女で行う性的エネルギーを扱うタントラヨガであり一般のヨガと主張するが、

加害者の陳述書には、

私の方から性的エネルギーというキーワードに興味を持ったように主張し、

タントラヨガで、私が加害者に股がった状態になり


私が加害者を見つめてきた・・・と主張しているのだ。




また、このタントラヨガを、講習中に陰と陽だのと私に説明した主張しており、全くわいせつ性はないというような主張のようだ。


また、友人が加害者の陳述書を見て「なんだか、あなたが加害者に好意を持っていたと言いたいような内容だよね」と。


友人は小学校からの幼馴染みなので、私が既婚者である加害者に全く興味を持たないことをわかっている。


まったくの事実無根だが、私が思うのは性被害をうけた被害者は、証拠がないと加害者からとんでもない事実を捏造され、今回の私のように被害者のほうが誘ってきたごとくの主張をされてしまうこともあるのだろう。


こういったことから被害者はなかなか被害を訴えることができないのだろうが、それでもやはり、被害をうけたら警察に直ぐに相談に行くことがよいと思う。

(証拠がない場合は、警察も捜査等はしない可能性が大きいが、衣服にDNAがついている場合もありそれが証拠となることもあると刑事さんが話されておりました。また、捜査をされなくても相談に行くと警察に記録がのこされるので、次に被害を受けた被害者の為にもなります。)




以前、私がまだ加害者がわいせつ行為を行ったことを認めた証拠を持っていないときにベテランの男性弁護士に相談すると、「裁判はやめたほうかいい。性被害をする奴は、裁判になったらこっちが驚くようなことを言ってきて余計傷つくだけだから」と。


裁判を始めて、加害者の主張はまさにその連続で、PTSD を患う私にとってはかなり辛いものであった。

裁判当初は、大変な憤りであったが、ここにきて、通常の女性では考えられない行動を主張し、私がわいせつ行為の裁判で証拠とする加害者の肉声の録音内容に尾ひれを付けて違う事実を創り主張する加害者に、よく考えてきたなと、、呆れる。