本日、林 修の講演会に参加してきました。
なかなか興味深い内容でした。
演題は「覚悟を持って生きる」でした。
林修の大学時代、バイトで家庭教師をやっていたときの経験から出たデータ、そして、テレビでの成功の経験に基づいた話…どれも説得力があって聴いていてなるほどと納得。
広がり続ける格差社会。それは、もう止められないとのこと。
ダメな子がいつか親になり、またダメな子を作る。
良い子がいつか親になり、またいい子を作る。
それがずっとずっと繰り返されると格差は広がり続ける。
”やりたいこと”だけをやっていればいい”優しい社会の終焉”はもう間近だと。
今の時代は努力は無駄。
なぜかというと、できなくてもやりたいことを努力してできるようにするのは難しいが、
できるがやりたくないことを行い続けるのは成功への近道だ、と。大学まではやりたいことだけをやっていればいいが、社会人になってやりたいことばかりやっていても成功しない。
現に、林修自身は数学が好きだがまったくできなかった。しかし、現代文はできたが特に好きではなかった。が、今は現代文の講師としてトップを独走している。もしも、やりたい数学をやっていたら俺は消えていたと語っていた。
また、テレビでの芸能人のニーズについても語っていた。
それは、「ためになる」か「面白い」のどちらかができていればいいとのことだった。
ためになって面白いのはせいぜいタモリぐらい。
では、ためになるがつまらない人は…誰か。池上彰がベースだ、と。のポジションを林修は狙ったと言っていた。現に、林修の番組はためになるような番組が多い。
初めてまともな芸能人の講演会なるものを聞いたが、なかなかためになった。