お鼻のお話～隆鼻術について

はい　こういう質問がありました。

1 ■コメントの

ところにシリコンのお話あありましたが、2mmでも激変しますか？先生が勧めているのはどのくらいのものですか？また、先生のところではゴアテックスのお話が全然出てこないのですが、あまりおすすめしていないのでしょうか？ゴアテと鼻中隔とかはしないのですか？

ハチ 2009-10-13 17:12:57

最初の質問の２ｍｍ　これが曲者です。

この答えは　激変もあまり変わらずもありうるということです。

２ｍｍの厚みがあるプロテーゼでも、正面からみて細いものと　太いものでは鼻筋の通り方はまったく違います。

お顔を正面から見た場合、鼻の高さは関係ありませんので、鼻筋が通っているかいないかですが

同じ厚さでも幅が細いほうが、鼻筋はとおり、変化が大きいと思います。

あと　シリコンか　ゴアテックスか

これはそれぞれ良し悪しがあります。

　コアテックスはやわらかい素材ですので、鼻筋が曲がりやすいという欠点があります。

またゴアテックス自体は非常に薄いので

２～３ｍｍの高さを出すためには４～５枚重ねます。その場合、素材の断面積が多くなるせいと考えていますが

感染が　シリコンより多いのではないかという危険性がありえます。

これまでにシリコンで感染したこともありませんし、ゴアテックスで感染したこともありませんが。

ただ　鼻の骨がでこぼこしていたり、鼻根部（目と目の間の辺り）がものすごくへこんでいるのに、鼻先は結構高いといった症例ではシリコンより収まりがいいというメリットもあります。

また眉間がくぼんでして、眉間から鼻筋まで一気に高くしたい場合は、連続したゴアテックスで段差を作ることなく

なだらかなラインを出すこともできます。

自分がシリコンかゴアテックスかを選択する場合は、シリコンで、十分フィットするお鼻ではシリコンを

シリコンでは浮いてしまう危険がある場合にはゴアテックスを用います。

ですから　自分のスタンスは基本はシリコンですが、どうしてもという場合はゴアテックスを用います。

眉間にだけプロテーゼを入れたい場合は、ゴアテックスです。シリコンは浮き出ます。

ただ入れるのが大変なんで、アパタイトとかヒアルロン酸でも　いいかもしれません。

これがゴアテックスです。↓