隕石の定義
隕石は、宇宙から地球に落下してきた惑星の一部で
中には落下直後に発見されるものもありますが(2013年に落下したロシアのチェリャビンスク隕石など)、多くは「発見隕石」と呼ばれ、発見されるまでに数万年もの間、地表に存在していたものがほとんどです。
隕石界で有名なギベオン隕石も発見は1836年ですが、約4億5千万年前に地球に落下したと推定されています。
隕石は主に 鉄隕石、石隕石、石鉄隕石(パラサイト)があり
主に鉄とニッケルで構成されています。
隕石に関する本を読むと、隕石が落ちるところを目撃してそれが隕石だとわかる以外にも
砂漠に大きな鉄の塊が落ちていたりして、成分を解析してみるとそれが隕石だとわかるそうです。
ほとんどの隕石は磁性を持っており、強く磁石に引きつけられるものもあれば、弱いものもあります。
なので鉄隕石が発見されやすく、独特の模様であるウィドマンシュテッテン構造は隕石コレクターおよび隕石の真偽として重要な点の一つになっています。
一方石隕石はその辺の石と勘違いされて見つかりにくいらしいです![]()
石質隕石の場合、大きさが同じ地球上の一般的な岩石と比べて、重さはわずかに重い程度。
ただ、隕石を研磨すると多数の小さな金属の斑点が含まれ、キラキラ光る様子が綺麗です![]()
隕石と証明する難しさ
落下を観測できる隕石以外、発見隕石を正確に同定することは難しい場合があり、専門家の判断が必要とされます。
多くの隕石は磁性を持っていますが、すべてが磁石に反応するわけではなく、また地球上の岩石や、岩石のように見える一部の人工材料にも磁性を持つものがあります。特に石質隕石は外見からの定義が困難です。
隕石の解析は大学や博物館に所属する研究者を含む専門家により解析されます。
アメリカは隕石の解析、リスティングから市場に出回るまでがとても厳格にコントロールされています。
このブログでは隕石に魅せられて20年強、調べるほど奥深い隕石の世界の魅力と情報を共有していけたらと思っています![]()
