80sは明るくて派手なロックが特に中期から後期にかけて人気を博していましたが、一転90sはグランジやミクスチャーやスラッシュメタルなどのバンドが人気となり、ハードロック、特にヘアメタルなどのポップなコマーシャル性の強いロックは不遇な扱いを受けることになりました。時代遅れとレッテルの張られたバンドは髪を短くし、明るくメロディアスな曲調からダークでシリアスな曲調の曲が多くなるなど変化を余儀なくされました。(しかし大抵のバンドは時代の波に飲まれていった)
しかし、90sにおいても自分たちの信念を曲げずに美しいメロディーを奏で続けていたバンドも存在しており、時代的な理由からセールスは振るわなくても、素晴らしい作品を多く生み出していました。今日紹介するアルバムもその一つです。
今日紹介するのはオランダ出身のメロディアスロックバンドのZINATRAの2ndアルバムTHE GREAT ESCAPEです。
このアルバムはオランダの貴公子ロビーバレンタインや、Danger Dangerの2代目vol.のポールレインが参加しています。アルバム通して、きらびやかなキーボード、分厚いコーラスなど理想の80sロックサウンドが展開されており、メロディアスロックの名盤と言うことができるのではないでしょうか。
全曲メロディアスで良曲なんですがその中でも、2. 4. 5. 6. 11.が特に良いです。2.はTheメロディアスハードロック的なキーボードリフから始まる適度な疾走感とさわやかさのあるアルバムの実質1曲目を飾るのに相応しい名曲です。(1曲目はSE) 4. は印象的なキーボードのイントロから始まる曲でこのアルバムの中でもっともポップでサビのメロディーは作中屈指の出来だと思います。5. はkey.のロビーヴァレンタインもvol.をとっていてクイーン的な美しさを持ったバラードです。6.はシャッフルビートでアップテンポの陽気な曲です。11. はアルバムの中でもハードよりの曲でギターがかっこよく哀愁漂うメロディーは素晴らしいです。
全体通してメロディアスで、またvol.が安定しているので安心して聴けます。メロハーの中でも屈指の名盤だと思います。
この作品以外にも、このアルバムに曲を提供しているロニーレインのアルバムも素晴らしくそっちの方もおすすめです。このアルバム以外にもまだまだこの時期には埋もれているアルバムが沢山あるので発掘するのも面白いと思います。
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