◆生きることは死ぬことだ◆ | 自分が変わる&年収も上がる・リーダーシップ戦略
小学校の授業にて


「生きるとは」どういうことか?


を、生徒に一言で書かせているというものがあった。


「生きるとは〜なこと」みたいな。


色んなことを書いた生徒達がいる中で、


目を引いたのは、

「死」に触れているものだった。


正確に合致した文は避けるが、こういう事だ。


-生きることは、死ぬこと。

-生きるということは、死に向かっていくということ。


その通りだ。


死に向かって生きる事に抗えない人間は


絶望から逃れられない、


そのような事を言っていた哲学者
キルケゴールを思い出す。


「生きる」に対して、


もっとポジティブな、

情動的な意味を持ちたいと、

そんな意味があるはずだと、人は思う。



誰かと心を通わせる事だ

社会に貢献する事だ

大切な人を守る事だ

… などなど。



そんな意味を持っていると信じないと
生きられないからだ。


誰も死ぬために生まれてきたなんて
信じたくないからだ。



けれど生まれた瞬間、


死へのカウントダウンが始まることは皆同じであり、


避ける事はできない。



生きることは死に向かうことだ。



だからこそ、
生きることに意味が欲しいのが人間だ。