哲学とビジネスのセミナーを心斎橋で開催。
思考のブレイクスルーは、
あたりまえの常識を疑うことからで、
「疑いかた」には何通りか、ある。
ひとつは、
そもそも、自分が悪いと思っている常識を
ただただ真っ向から文字通りに疑う。
これは、最初から疑えるべき対象として見ているだけなため、それって別にふつう。
むしろそうして文字通りに疑っている
「自分の疑いかた」を疑ったほうがよい。
またひとつは、
まっさらな目を持ち、いわば検証する。
それまで自分が持っていた常識を
いちど忘れ、また、無理やり横へずらして置いて
贔屓目なしにみて検証プロセスを段階的につたう。
どうでもいい事をいちいち疑い検証するほど
ヒマなことはないが、
どうでもいい事にみえることこそ、
どうでもよくない事なんだ。
明らかにほんとにどうでもいい事は
無視すればいいが、
あまりに当たり前すぎることは
どうでもよくみえる。
しかしなぜ、それをどうでもいいと思うのか?
そこに自分のモノの見方なるものが隠れている。
常識を疑う
上位概念で考える
臨場感を下げる
このあたりについてが
感想で多くいただいたことだった。