明けましておめでとうございます。


2023年が始まり2022年の資産運用の成績が確定したのでまとめてみた。日経平均やダウ、ナスダック等の指標が軒並み下落した一年だったので、運用成績はマイナスか良くてトントンくらいかと思っていたが、意外にもそこそこのプラスで終えることができた。

2022年の運用成績は +6.38%(前年は +18.59%)となった。前年から比べると 1/3 くらいの落ち込みとなったが、それでも日経平均が -9.36% と下落したなかで 6% を超えるプラスの成績を残せたのはよかった。

それぞれの成績を見てみる。まずは株価についてだが、日経平均は大きく下落したが、意外にも保有株式の評価額は +3.51%(前年は +15.45%) の増加となり運用成績を崩すことなくプラスに貢献した。次に安定的な利益となっている配当金だが、前年からの増減額は +36.96%(前年は +55.24%)とそれなりに増加となり、運用成績に直結する配当利回りは 2.72%(前年は 2.20%)となった。一方、投資信託は -6.33%(前年は +15.06%)と予想通りマイナスの成績で足を引っ張る形となった。他に株式売買などの運用益もあり、また、マイナスとなった投資信託は運用資産の割合としては少ないということもあり、トータルすると +6.38% の成績という結果となった。

2016年からの運用資産の残高(青色)と累計投資額(紫色)をグラフにした。ついでに、評価損益(オレンジ色:運用資産残高と累計投資額の差分、含み益)と配当金や株式売買などの確定した利益の累計を運用実績(黄緑色)として同じグラフに表示させた。


 

表の見方として、青色と紫色は重ねて表示しており、はみ出している青色の部分が評価損益(含み益)を表し、それを別途オレンジ色の棒グラフで表している。配当金や株式売買などの確定した利益の累計を黄緑色で積み上げて表しており、オレンジ色と黄緑色を足したものが運用益の合計となる。

積極的に投資を始めた2020年から累計投資額が急激に増えて、2020年では2019年の約2倍、2022年では2019年の約3倍に増えているのがわかる。また、2022年の運用益の合計は2019年の約2倍となっている。