私が株を始めたのは2005年からで、まだauカブコム証券の前身であるカブドットコム証券と合併する前であったMeネット証券で口座を開設している。このころは何の知識もなく適当に売買を繰り返していたが、一番最初の取引で適当に買ったキューサイが翌日に上昇し1日で2万円強の利益を出すというビギナーズラックを引いてしまった。1日でこんなに簡単にお金を増やせるのか株ってすごいなと思ってしまう。もしかしたらこの時に逆にものすごく痛い思いをしていたのならすぐに株をやめてしまい、今も投資をしていることがなかったかもしれないと思うと、結果的にはよかったのかなとも思う。記録が残っていないのであまりよく覚えていないが、少し儲かるを繰り返し、そこそこの損をだし、また少し儲かる、のような感じで、かろうじてプラスを保つような成績だったと思う。その後、結婚してからは頻繁な取引をすることはなくなり、適当に買って放置し、たまに売る、というような取引をしていた。


途中でFXがブームとなり、今度はFXでそこそこ利益をだしてを繰り返してから大きな損失をだしてと、相変わらずさえない取引を続けてしまっていたが、それでもプラスではあった。株の方は株主優待の株を保有したり、配当金目当てで株を保有したりと、短期売買ではなく長期保有の形になっていった。FXもそのうちあまり取引をしなくなった。

記録を付け始めたのは2017年からであった。そのころから保有していた株式の配当金が増えてきて、自分の中で小銭稼ぎだった配当金がなんかバカにできない金額になってきたと認識をしだしたからである。それでも本格的に投資をしようと思ったのが2019年も終わるころで、もっと早く本腰をいれて始めていたら今はもっと増えていただろうになあと思ってしまう。

記録は付けていたが成績はだしていなかったので運用成績をだしてみた。株式や投資信託の評価損益の差分、売却損益、配当金を合計し、株式と投資信託の評価額の合計から計算してみた。

運用成績
2017年:+7.98%(参考)
2018年:+20.25%(参考)
2019年:+13.66%
2020年:+2.33%
2021年:+12.45%(見通し)

2017年、2018年はまだマジメに記録していなかったので年の中頃の株価が低かった頃と逆に株価が高かった頃の成績。2019年は2018年のそこからの成績なので、実際は2019年の方が成績が良かったのかもしれない。2020年はコロナショックがあり、また新規投資の額(分母)を大きく増やしたため成績はそんなによくなかった。評価損益の差分だけ見るとマイナスになっている。

配当金増減率
2017年:+61.32%
2018年:+37.59%
2019年:+12.31%
2020年:+56.08%
2021年:+44.10%(見通し)

重視している配当金の伸び率もあげてみる。2017年は増配が多かったので高く、2020年は新規に株を購入したのが多かったので高くなっている。2021年は2016年からみると配当金額が5倍以上になる見込みである。