2001年にフィリーズレビューとレース名を変更して今年で10回目。このレースを制し、本番の桜花賞も勝ったのは2005年のラインクラフトが最後だが、一昨年のレジネッタはフィリーズレビュー3着から桜花賞馬の栄冠に輝いた。先週のチューリップ賞と並び、桜花賞の重要なステップレースであることは間違いない。むしろ、本番と距離の違う条件で争われるトライアルだけに、勝ち馬以外にも距離が延びて上積みが見込める馬がいないかどうか、じっくりとレース内容を見てみたい。
今週に行われるすべてのレースの出走馬で最も注目される馬…それが昨年、2歳馬としては初めてNARグランプリ2009の年度代表馬に選出された笠松競馬所属のラブミーチャン(牝3・柳江仁)だ。全日本2歳優駿(川崎・ダート1600m)のJpnI タイトルを含んだ6戦無敗の戦績を引っ提げての桜花賞トライアル参戦は、競馬ファンに夢を与えるチャレンジだ。父がダート重賞戦線で活躍したサウスヴィグラスで、初めてとなる芝の克服は想像以上に厳しいかもしれないが、ここで桜花賞の優先出走権を取ることができれば、本番でも主役候補の1頭になるはず。その走りに注目したい。
ラナンキュラス(牝3・矢作芳人)は、1998年の桜花賞を筆頭にGI を3勝したファレノプシスを母に持つ良血馬。前走の阪神ジュベナイルフィリーズでは勝ち馬から0秒3差の4着に入り、トップレベルのメンバー相手でも通用する能力を示したように、重賞のタイトルも手の届くところまできている。ここで好結果を出して、桜花賞に向かいたいところだろう。
テイラーバートン(牝3・角居勝彦)は、フェアリーS、クイーンCと、ここ2走ともに重賞で3着。高いレベルの走りを見せながら、収得賞金の加算を果たせなかっただけに、今回はとにかく結果が欲しい1戦だ。関西圏の競馬になるのは、プラスとなりそう。
前走500万下の春菜賞(東京・芝1400m、1着)で上がり3ハロン34秒4(推定)の鋭い末脚を見せ、素質の高さをアピールしたロジフェローズ(牝3・大竹正博)。今回は初めての関西遠征をクリアできるかどうかがポイント。これを克服して優先出走権を取れるようなら、本番でも楽しみな存在になるだろう。
レディアルバローザ(牝3・池江泰郎)を管理する池江泰郎調教師にとっては、来春の定年を控え今年が最後のクラシック挑戦になる。前走の500万下(阪神・芝1400m)できっちりと2勝目をゲットして、桜花賞トライアル挑戦となった。1戦ごとに競馬が上手になってきた同馬が、ここで3着までに入って名伯楽とともに桜花賞の舞台へ立つことができるのか、注目したい。
ハニーメロンチャン(牝3・平田修)は、2戦2勝の戦績。メイクデビュー京都、続く500万下は、ともに京都・ダート1400mで挙げたものだが、軽快なスピードはむしろ芝向きの印象だけに、ここで通用してもおかしくない。
初の芝のレースとなった前走500万下の萌黄賞(中京・芝1200m)で、素晴らしい決め手を見せて2連勝を達成したのがカレンチャン(牝3・安田隆行)。適性はむしろ芝にありそうな印象を与えるレースぶりで、重賞初挑戦の今回も、能力的に引けは取らないはず。
函館2歳Sの覇者ステラリード(牝3・森秀行)もエントリー。昨秋に復帰して、ファンタジーS6着、阪神ジュベナイルフィリーズ7着、紅梅S(京都・芝1400m)8着と、ここ3戦は結果が残せていないが、勝ち馬との差はすべて0秒6以内。ツボにはまった時の末脚は強烈なだけに、そろそろ本領発揮のシーンが見られるかもしれない。
ニシノモレッタ(牝3・北出成人)は、前走の500万下(阪神・芝1400m)でクビ差の接戦をものにして2勝目をマーク。今回は約3か月ぶりのレースとなるが、しっかりとした動きは成長を感じさせる。〔1・1・0・0〕という阪神・芝1400mとの好相性も見逃せない。
メタボリックと闘うために楽しくウォーキングします。趣味の競馬や野球などの話題を織り交ぜながら、大好きなお蕎麦屋さん巡りを楽しみつつ減量できればいいな~
