移動平均線のクロスで売買するEAの作成 その12 | メタトレーダー4でプログラムを作ってみよう

メタトレーダー4でプログラムを作ってみよう

無料のトレードソフトであるメタトレーダー4のプログラムを作るコツをアップします。初心者がインジケーターとEAのプログラムを作成できるのを目指します。

それでは~、今回も start の続きをやっていきましょう

//手仕舞い判断
   if(buypos!=0 && fast_ma1<slow_ma1 && fast_ma2>slow_ma2)
   {
      for(i=0;i<OrdersTotal();i++)
      {
         if(OrderSelect(i,SELECT_BY_POS,MODE_TRADES)==false) break;
         if(OrderMagicNumber()!=magic01 || OrderSymbol()!=Symbol()) continue;
         if(OrderType()==OP_BUY)
         {
            OrderClose(OrderTicket(),OrderLots(),Bid,3,White);
         }
      }
   }

手仕舞い判断の続きですが、OrderClose が出てきます。

これは、保有ポジションを決済する関数です。

OrderClose(チケット番号, ロットサイズ, 価格, スリッページ, 決済の矢印の色);

で書きます。

チケット番号は、保有ポジションについてる固有の番号です。

通常は、OrderTicket() と書いておけば勝手に調べてくれます。

ロットサイズも、OrderLots() と書いておけば勝手に調べてくれます。

価格は、買いポジションの場合は Bid 、売りポジションの場合は Ask としておきます。

スリッページは通常 3 ぐらいにしているものが多いです。

大きくしておけばその分約定しやすくなりますが、

思っていた価格と開きが出るかもしれませんので、好みに応じて調整してください。

矢印の色は画面に表示される色ですので、これも好みの色があれば好きな色を選んでください。

それでは長くなりそうなので、続きはまた次回にします~