ATRの場合 | メタトレーダー4でプログラムを作ってみよう

メタトレーダー4でプログラムを作ってみよう

無料のトレードソフトであるメタトレーダー4のプログラムを作るコツをアップします。初心者がインジケーターとEAのプログラムを作成できるのを目指します。

新規のファイルだと何も書いていなくてイメージしにくいと思いますので、

ATRを例に出して説明します。



ナビゲーターの indicators を開いて、

ATR.mq4 をダブルクリックするとソースコードが表示されます。





表示されたソースコードはこんな感じです。


宣言項目





int





start






プログラムの内容は今はいいので、ちらっと眺めて雰囲気をつかんでください。



基本的なルールがいくつかあります。



まずカッコは必ずセットで使います。

カッコの種類は、 ( ) [ ] { } の3種類があり、

どのカッコもセットで使用しないとエラーが出ます。

( ) と [ ] は割と近くで使うので難しくないと思いますが、

{} は、 {} の中に {} を入れて使用したりするので、わかりにくくなります。



上の start では、While の下の {} の中に、

else の下の {} が入っています。



ソースコードが長くなってくると、カッコを閉じる場所がわからなくなる時があります。



最初のうちは、カッコの後ろにコメントを書くのもいいかもしれません。



}//While

}//else




のような感じだとわかりやすいですね。

ただ、面倒ですが・・・ ┐( ̄ヘ ̄)┌



それと、いくつか例外がありますが、命令文の文末には ; をつけます。

命令文が長くなると横スクロールしなくては入力できない場合があります。

しかし、メタエディターでは1つの命令文を区切りのいいところで改行して、

複数行を使って書くことができます。

その場合、どこが命令の終わりかわからなくなるため、

命令文の終わりに ; をつけて終わりを指定します。

日本語で、文の最後に 。 をつけるのと似ています。



そういうものだと覚えてください。



プログラムはこういった決まりを組み合わせていくだけです。

最初は覚えることがたくさんあると思いますが、

やっていれば慣れてきますので、少しづつやっていきましょう