最近、何かと話題の“医療崩壊”
キッカケを作ったのは国の政策だと思います
そして、訴訟や権利ばかり主張するように
(意図があったかどうかは別にして)扇動したマスコミの方々
結果が悪いと騒ぎ立てるだけ騒ぎ立て
センセーショナルに書きたてる
結果、萎縮医療になり、本当に困っているのは
患者さんとその家族ですよね
現場の事が分からない人間が点数を決めたり
医療政策を決めたりしてるからだと思う
何年も前から医療の現場は
医師や看護婦さん達の使命感やボランティアで成り立っていたのに
そういう気持ちを蔑ろにするような政策・報道、そしてモンスターペイシェントと
呼ばれる方々・・・
人間の身体は一度病気をしてしまえば・・・
自分の専門分野で言えば
骨折や神経・脊髄の損傷をきたしてしまえば、元には戻りません
少しでも良い状態に、と自分達の持てる知識と技術をつぎ込んで
頑張ってみても、医師は決して魔法使いではありません
リスクはどうしてもゼロにはなりませんし
骨折の治療でも場合によっては不幸にして亡くなってしまう方も
いらっしゃいます。
生物は車を修理するように、ただ部品を交換すると新品に近い状態になる
という事はないんです。
今、勤めている病院は、個人病院の体質が残る総合病院
一族以外はトンデモナイ扱いをされるような病院で
職員全体のモチベーションが下がっている状態で
ドンドン離職が進んでいます
自分もいつでも辞められるように就職先を吟味しているところですが
イロイロと考えれば考える程、迷ってしまいます
この病院自体は、あと数年のうちに破産してしまう病院だと思いますが
患者さん達が可哀想で・・・
自分の人生だけ考えて働き易いトコロ、自分をきちんと評価してくれるトコに
行くのか、この地区の方々の事を考えて中から変えていくようにするのか
難しいです・・・
ただ、医療崩壊には、この病院のように勤務医の待遇が非常に悪く
医師や職員がドンドン辞めていっている病院が潰れていっている事も
関係しています。
こんな病院で無用な医療資源を消費するよりは早く淘汰されるべきでしょうね
自分の人生、一度きり・・・
イロイロと考えますね・・・





といきたいトコでしたが
に会える予定ですが