復興を願い新たなスタートを切る
カップルのお話が佐賀新聞に掲載されていました。
おふたりは、転勤先の宮城県仙台市で激しい揺れと大津波に襲われたそうです。
命は助かったものの、車は津波にのまれ、
アパートも大きな被害を受けました。
今後の生活すら見通せない中、故郷の佐賀に帰省、
21日に心待ちにしていた結婚式を挙げました。
「すべてを失った人もいる。あきらめていたけど、私たちは恵まれている」
2人は2年半前に籍を入れ、21日には地元佐賀で結婚式を挙げる予定でした。
地震の後、互いに連絡が取れないまま必死に探し続け、
震災から24時間後の12日夕方、
自宅近くの小学校で2人は奇跡的に再会を果たす事が出来ました。
その後、車で3日過ごして山形空港から羽田を経由、
15日に福岡に戻り着きました。
「よかったと思う反面、亡くなった人を思うとつらい」
被災地の様子を映像を見る度に、自然と涙が頬を伝うそうです。
それでもいくつもの窮地を乗り越えてようやくたどりついた結婚式。
「いつ戻れるか分からないけど、生きてる。それだけで十分。一緒なら乗り越えられる」
おふたりは固く強い愛を誓うとともに、
被災地の復興を願い結婚式を挙げられました。
おふたりの幸せを心より願っております!
東北地方太平洋沖地震に関する情報
http://content.ameba.jp/info/info201103.html