もしあなたが、パートナーに親にしてもらえなかったことを求めているのなら、その恋愛や結婚はきっと苦しい。。。

機能不全家族。。。

子供が子供らしく生きられない家族。

子供が家族システムの中で何らかの役割をしている家族。

母の悩みを聞き共感し一緒に泣いたり慰めたりする親友役かもしれないし、従順な家来の役かもしれません。

子供って親に好かれるためならなんにだってなれちゃうんです。

でも、本当は各成長の段階で必要なことがあって、簡単に言うと子供は子供らしくいなきゃいけないんですよ。

乳児には泣いたら抱き上げてあやしたり、アー ウーとかいう声に反応して答えたり、スキンシップが絶対で、これがないとミルクをあげても、オムツを変えても、衰弱して死んでしまいます。

テリブルトゥー。。。

恐るべき2歳児の時期ありますね。

別名イヤイヤ期。

どんなに泣いてもどんなに怒っても、わたしのお父さんは、わたしのお母さんは絶対に離れないでいてくれるってことを学ぶための時期です。

駄々こねて困らせるのがこの時期の仕事なんですよ。

学童前期には自分とは何者なのかを想像する力を発達させなければならないし、学童期には社会というものを学び、思春期には親離れや恋愛。。。

とどんどん成長していくなかで、それぞれの時期に必要な大切な学びがあります。

だけど、親がもしアダルトチルドレンだとしたら、必要な発達段階を子供に許してこなかったかもしれない。

私は、昔のテレビCMで強烈に覚えているものがあって、泣いている赤ちゃんの脇でお母さんが同じように泣いているやつなんですけど、アダルトチルドレンとはまさにそのことなんです。

親はその時できる精一杯の力で育ててくれる。

だから誰も責めることはできない。

だけど、傷ついた子供のあなたは、親にしてもらいたかったことを未だに待っているんです。

それをパートナーや、自分の子供に求めてしまう。

その連鎖はどこかで修正しない限り永遠と続きます。

ずっと長い間気にしてあげていなかった子供のあなたは、あなたの中で怒っているかも。。。悲しんでいるかも。。。寂しがっているかも。。。

誰かのせいにしても何も変わらない。

何かを変えたかったら、自分が変わるしかないのです。

満たされないインナーチャイルドは、癒してもらえるのを待っていますよ。