2014年ブラジルW杯ドイツの優勝は人類にとっての新時代の幕開けである | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

 2014年ブラジルワールドカップ━━ブラジルは母国開催ということもあり、優勝が絶対条件としてつきつけられていましたが、結果は惨憺たるものになってしまいました。

 

 
 決勝の顔合わせはドイツvsアルゼンチン。一サッカーファンとしては、メッシにワールドカップを掲げてもらってレジェンドの仲間入りを果たしてほしかったのですが、結果は前評判の高かったドイツの優勝に終わりました。かくしてドイツは南米開催ワールドカップを制した史上初のヨーロッパの国となりました。

 

 
 くり返すように一サッカーファンとしては少し残念なのですが、現代の世界天皇としてはたいへん喜ばしい出来事として受け取っています。

 

 
 サッカーの歴史はヨーロッパと南米の歴史といわれますが、ヨーロッパ開催のワールドカップを制したチームは1958年大会のブラジルのみです。

 

 
 一方、今回のブラジルワールドカップでドイツが優勝するまで、南米開催のワールドカップを制したヨーロッパのチームは存在しませんでした。理由としてあげられるのは不公平なジャッジやホームタウンテジションです。

 

 
 詳しいことは知りませんが、昔は実際に露骨なものがあったのだと思われます。そのため優勝できる力がありながら優勝できなかった南米のチーム、ヨーロッパのチームが過去に無数に存在したのでしょう。

 

 
 そうしたおろかな歴史に、今回のブラジルワールドカップが終止符を打つきっかけをつくったと思います。優勝したドイツは大会前から下馬評が高く、“優勝候補”“実力ナンバーワン”といわれました。そしてその下馬評どおりに圧倒的な強さで優勝を果たしました。それもブラジル開催のワールドカップで!

 

 
 さらに今大会から公平なジャッジを重んじるため、ゴールラインテクノロジーやバニシングスプレーといった新しい要素もくわえられました。まさに世界は【不公平・不平等をなくそう!】という方向に本格的に動き出しているのだと思います。

 

 
 個人的にはメッシが優勝する姿を見たかったのですが、ドイツの優勝はこの世界から不公平、卑怯な行為、汚い行為をなくしていこうという全人類の平和への思いのあらわれな気がしてなりません。少なくとも現代の世界天皇の私にはそう感じました。

 

 

 

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