ロベルト・マンチーニ
サッカーというスポーツにおいて1番楽な得点方法はなんでしょうか?
ペナルティキックをのぞけば、キーパーやディフェンダーがディフェンスゾーンから超ロングシュートをきめる、というものだと思われます。
しかし、それは非現実的なので、現実的な視点から究極の答えを追求したいと思います。
そしてたどり着いたのが━━
裏を狙ったロングボールをダイレクトボレーできめる
━━という得点方法です。これこそが現実的な意味でサッカーにおける最大最高に楽な得点方法です。
なぜ、そういえるのか?
ロングボールがそのままゴールに入ってくれればそれにこしたことはないですが、それは現実的にありえないので前線の選手がシュートできめることになります。
その際、トラップからのボレーやいったんコントロールしてからのシュートでは、敵にシュートを邪魔される危険性があります。しかしダイレクトボレーならその心配はいりません。よって後方からのロングボールをダイレクトボレーできめるという得点方法こそが究極なのです。
そんなシュートをきめられる人などいるのか?そもそもそんなシュート、過去にあったのか?━━といった声が聞こえてきそうですが、そんな神業のようなシュートをおもしろいようにぽんぽんきめた選手がひとりだけいるのです。その人こそ、ラツィオなどで活躍したロベルト・マンチーニです。
もちろん、ロベルト・マンチーニ以外にもきめたことがある選手は何人かいます。しかしロベルト・マンチーニは、きめた回数がたぶん1番多い選手です。よってロベルト・マンチーニこそがナンバーワンなのです。
1番楽な得点方法でゴールをきめて勝つ、というのが理想的な試合でしょう。その理想の勝利をチームにもたらすことができる可能性が最も高いストライカーがロベルト・マンチーニなのです。よってロベルト・マンチーニこそが世界サッカー史上、真の究極のストライカーだということなのです。