どうもこんにちは。
なんだか最近は少しだけ涼しくなりましたね。
夏らしいこともほとんどせず、ひたすら横浜通いを続けた夏でした。
いやもちろん、いろんな意味でアツかったですけどね

………………はい。
今回も鐘。どんどん千穐楽が近づいて参りました。
キャスボ!
今週もたつろさんはおやすみ。
そろそろ拝見したいです…。
そ し て
川口フロロー!!!
なんだか次の舞台?があるようで、そろそろ拝見できるのも最後になるかもしれません。
さあさあ、今回はどんなフロローを見せていただけるのかしら??
キャスレポです!
カジモド:田中彰孝
今日も早速マリーへの頬ずりをしてくれました

アッキーカジは大人なので 可愛さは他の方々と比べると控えめなんですよね〜。なのにあの高い声、ギャップ(笑)
しかし登場時からひたすら気になっていたことが1つ…
なんか衣装にホコリついてません!?!?
そうなんですよ。なんかふわふわしてるなぁ何だあれはって思ってたら、巨大な綿ボコリが衣装にくっついてたんですよw
しかも結構しぶとくて、なかなか落ちない…もどかしい…。
『陽ざしの中へ』が終わったときにはなくなっていたのですが、2階立ち見からでもオペグラでバッチリ見えちゃってましたよw
…という、本編や俳優さんの演技と全く関係ないところが気になってしまうという冒頭でした。
『陽ざしの中へ』のロングトーンは、前回に引き続き ラス前にクレッシェンド(っていうんですかね?)をかけてくるという。
いや、これいいですよ。締め方がすごくいい。
やっぱ上手いなぁ…。
エスメラルダのダンスの合間、カジ、フィー、フロローが「誰だあれは?」と歌うシーンの最後の「誰〜な〜んだ〜??」って、めちゃくちゃ高音を響かせてます。
フィーバスやフロローとの重唱なんで分かりにくいですけど、是非一度 意識して聞いてみてください。高すぎてビックリしますw
『世界の頂上で』の前、「でも冬は寒い」の台詞。
「でも冬は………さむい」と少し間を空けるのが彰孝さん流。この間の空け方がなんとも絶妙で、彰孝さんの回だけここで笑いが起こるんですよね。
台詞の言い方1つで、観客の印象もだいぶ変わるものです。
彰孝さんのMOSは、カネモドやたつカジのように 感情が振り切れた感じではないように観えるんですよね〜。
たつろさんなんかは特に、『感情の爆発』というか、自暴自棄みたいな感じなんですけどね。彰孝さんは静かな怒り、諦めというか、同じ絶望でも種類が違う。
いや〜、この違いが面白いんですよ鐘は!!





そして恒例になってきた、鉛まぜまぜシーンの
「焦がせ!!!」
…本当に、シビれるんですよ…あの一言だけでブワッと鳥肌が立つんです。
盛り上がるシーンで響く怒号のような「焦がせ」…。しかも、どんどん力強くなってきています。これはやばい。
毎回同じようなこと書いちゃってすみません(笑)
やっぱり個性が出るところって限られてきてしまうんですよね〜。
でも鐘はわりと自由ですよね

フロロー:川口竜也
全体を通しての感想を書いちゃいますね。
川口さん、こんなにアドリブぶっ込んで大丈夫なんですか。。。
基本的に劇団四季は「演劇の感動の8割は台本の台詞である」「台詞を正しく正確に伝えるのが俳優の仕事」という理念ですので、アドリブは禁止といわれています。
それが有名な「一音落とす者は去れ」の標語?に繋がっているわけですが。(ここでの一音は音程の話ではなく、台詞の一音らしいです。つまり、台詞を落とすな、全て正確に伝えろということ)。
いやー、私は別に構わないんですが、実際に古くからの四季ファンである友人からは「ちょっと微妙に思った」という意見も聞いたので、アドリブについては…うん、難しいですね…。
では実際のキャスレポを書いてみたいと思います。
開始早々、噛んだ川口さん(笑)
大聖堂での演説シーンで、「自堕落な振る舞いを慎むのだ」を「じらた、自堕落な…」と言い直してました。フロローの台詞って回りくどいし言いにくそうですよね。
そしてアドリブその①。
フロリカを連れ込んだことを暴露したフロローに、「あいつらが誰だと思ってんだ!」と詰め寄るジェアン。対してフロローは「あの方たちは、住まいと 安心と安全をくださった!」と反論します。
そう、普段ならここで台詞は切れるのですが。
「あの方たちは、住まいと 安心と安全を下さった方…!」と、台詞が続いていたんです。
今まで一度として ここが続く展開がなかったのでビックリです。台本にはなんて書いてあるのかなぁ。川口さん、創作しちゃったのか??w
アドリブその②。
トプシーでカジモドをいじめる会衆を止めるシーンで。
「我々もこの生き物に優しさを示さねばならない」というのはいつもの台詞ですね。そしてこの後、会衆の女性アンサさんに向かって「行きなさい」と、去ることを命じています(最初はカジモドに言ったのかと思ったのですが、よく見たら会衆に向かって言っていました)。
その後も「うちに帰りなさい」とフロローの台詞が続くので、マイクが切れてないせいでオフマイクではなく本当の台詞のように響いてしまってましたw
なお、多くのフロロー役さんが「うちに帰りなさい」をカジモドに向かって言うのに対し、川口さんはこの台詞も会衆に向かって言ってました。
誰に言うか の解釈は俳優さんそれぞれなんですかね?
そしてやってきましたよ、川口フロローの恐怖の性教育wwww
彰孝さんは凄く従順なカジモドなので、川口さんも呼応したように控えめなことが多いんです、が…。
「お前は人や その感情について何を知っているのかね??」と責める口調での詰め寄り。
「お前の父親は弱い男だった!」と十八番のカジモドの頭掴みでの言い聞かせ(怖)
そしてここでアドリブその③。
「あれがここへ現れたのは、私たちの心を惑わすためだ」で、「私たちの…、私たちの心を」とどもるように「私たちの」を繰り返していました。
まぁここはアドリブというより、演技の枠の中に入るのかもしれないですが。動揺の度合いは分かりやすかったですけどね。
そして、「約束してくれ、あの女のことは二度と考えないと」のあと。アッキーカジは「考えない…」と言いながら頷く従順さんなので、以前川口さんが叩こうと手を振り上げなかった記事は書きましたね。
しかし今回は…。
「約束しろオォォォオォォオォォ!!!!!!」
………………_:(´ཀ`」 ∠):
と、このように。まさかの「約束しろ!」の進化w
完全に狂ってる人じゃないですか川口さん。。。
KAATの大聖堂に、ものっっっそい響き渡りましたよ。
これもある意味アドリブなの…??
いやはや、物凄い迫力でありました。
そして圧巻のヘルファイア。
これ以前にも要所要所ではだいぶ狂ってる様を垣間見せるフロローですが、この曲を皮切りに完全に狂っていきます。
わずかに残った理性さえ、ここで地獄の炎に燃やし尽くされてしまったんですかね…。
「私のものに ならないのなら」って歌いながら、目ん玉ひん剥いて周りを見渡すのやめてください、怖いです笑
だいぶ飛びますが(その間ももちろん狂ってましたよ川口フロロー!)、奇跡御殿での1コマ。
「我々は負けない!」とドロンしたクロパンに対して、「いずれ見つけ出す」と言うところですが「いずれ…見つける」と台詞変わった上に変な間がありましたw
ありゃ、台詞飛んじゃったんでしょうね

むしろあんだけ文字通り『熱演』してるのに、台詞飛ばない方がすごいわ…。
牢獄シーンでは相変わらずのキチっぷり。
エスメラルダに拒まれた後の「ではフィーバスはどうだぁあぁぁぁぁあ!?!?奴も死んだ方がマシかぁあぁぁぁあ!?!?

」



からの、
「炎だ!(スゥーーーーーーーッ)熱い鉛なのだ!」と、台詞の合間にスカーフの匂いを吸い込む 歴代フロロー史上最も身の毛がよだつ(笑)演技も健在。
wwwwwwwww
もう勘弁してください川口さん!私のライフは0です!!
あ、あと『フィナーレ』では今回もフレデリックの胸をどついてました。
あの精神状態だからね、もうフロローも歯止めが効かなくなっているんでしょうけど。
こうして書き出すと凄くアドリブ多いってわけでもないような気がしますけど、実際観ると本当に、他のお三方のフロローとは全く違いすぎてビックリします。
これが外部俳優…(ゴクリ)
まぁ次の舞台もありますし 噂では今週が最後ではないかと囁かれているので、最後に爆発させたのでしょうか。
過去最も狂いまくった川口フロローでした。
めちゃくちゃ濃厚な豚骨らーめん的フロローです。
好きだけど、観てるだけでものすごく疲弊しました(笑)
演じる方も心配になってしまった。今日マチソワですけど大丈夫ですか、って…。
エスメラルダ:相原茜
順当に馴染みつつある茜ラルダ。
ちょっと川口さんの破壊力が凄すぎてメモがあまりないのですけど(←おい)。
『世界の頂上で』の直前、カジモドの住まいを見たときの感動の仕方が 全エスメラルダ中最も欧米感があります(笑)
両手を広げて「まぁ!!」って。いったいどれほど綺麗なのか…。ここのシーン、いつか絵に描きたいです。
『世界の頂上で』の直後のカジモドがテンション爆上げで鐘を鳴らしちゃうとこ、どのエスメも耳を塞いでいますが、茜ラルダは「ちょっ…!!」みたいな音声付きでしたw
ゴブレットキャッチ、2枠安部さんがなんとかキャッチしてました。多分あれ、頭にワインかかってたはずw
ここのシーン、なんでフィーバス、ゴブレット投げるんですかね??飲んでから投げるのかと思いきや、後ろでキャッチしたアンサさん たまにワインかかって濡れたアクションとかアドリブでしてますし。謎。
それから。
今回は松明1本の炎がめっちゃ小さくて消えそうだったんですよね

最初に出てくる方。フロローが「松明を燃やそ〜ぉ〜♪」と言いながらフィーバスに渡すやつです。
ミッフィーさんもめっちゃ勇ましい顔で「探し出せエスメラ〜ルダ〜♪」って歌ってるのに、炎がチロチロして今にも消えそうでヒヤヒヤ

そのあとはアンサ5枠の高舛さんが持ってたんですが、エスメラルダが魔術(?)を使って消えたあと 川口大助祭がその松明をひったくるように受け取るんですよね。
でもその衝撃でも消えませんでしたw
なんであんなに火小さかったんだろ。
ちなみに、松明取られたまっすぅさんのポカーンっぷりというか、唖然っぷりがリアルでした

あん時のフロローは完全に暴走してますからね…。
今回も特定のプリンシパルばかり見ていますね

川口さんが強すぎます。川口さんの狂気につられたように、周りもどんどんヒートアップする感じがあるんですよね。
役者が1人違うだけで周りに与える影響もだいぶ変わります。それが演劇の面白さ

あー、ソワレ編もあるんでした。
カネモド





またカジフロレポ(というかカジレポ)になっちゃいそうですが、頑張ってカキカキしますのでお待ちを〜!
ではでは。