どうもこんばんは。


いやぁ異様な暑さが連日続いておりますね。
皆さま体調は大丈夫でしょうか。

私はぐでんぐでんですよ、ええ。







………………はい。

今回はノートルダムの鐘、第3回オフステージトークのレポになります!

参加しながらとったメモと、頼りない記憶を繋ぎ合わせて頑張って書きますよー!チュー


一応俳優さんの喋り口調で書いてはいますが、記憶違いもあるのでご了承お願いします。





受付の際にもらったのはいつも通りのアンケート。

最前キラキラキラキラ


と、さらにもう1枚。




劇中歌『OLIM』の歌詞!!

まさか…歌うの…!?!?!?


残念ながら 撮影やSNSへのアップはNGとのことでしたのでお見せすることはできませんが…。
A5くらいの紙に『OLIM』の歌詞が載っていて カタカナで振り仮名がふってありました。
1番下には「ああ  ああ  ああ  ああ  ああ…」

…いや、「あああ」じゃね??と仲間内で総ツッコミでしたw






時間になり劇場内に入ると、舞台には下手側から キーボード、長椅子が2つ、1人用の椅子が1つ並べられておりまして。

スタッフさんのご挨拶から始まり、鳴り響くトプシー・ターヴィーの音楽!!!

そして颯爽と現れたのは…阿部よしつぐさん!!!ドンッドンッ

すげー派手なシャツ着てたけど、これがまた似合うんだよなぁ。
しかしイケメンだ。

自己紹介は「今回司会進行を務めさせていただきます、家畜のブタに紛れた野生のイノシシ、阿部よしつぐです!!」と、スラスラ完璧に言ってのけました。
カッコいいなぁよっつぐさん。


阿部「紳士淑女の皆さん!我々は実に運がいい。クワイヤ4人による『陽ざしの中へ』をお聞きいただけるのですから!」

ここで沸き立つ客席。



高井「石の壁に〜見下ろしている」

山下「普通の〜眺めてるだけ」

和田「誰にも〜ここで1人」

永井「みんなと〜素敵だろう」


(※著作権配慮として歌詞を割愛させていただきました)



1フレーズずつ歌いながら登場するクワイヤの4人。
全員黒スーツでビシッと決めておりました。

高井さんが出てきた途端に歓声が上がりました。
さすが伝説のファントム。


「夢が叶うなら〜」からは4人の混声で、「歩きたい」は高井さんソロ。そしてまた混声になり、
ラストの「一度で〜」から少しずつそれぞれのソロに。
永井さん、ここで忘れてたのか歌い出しが遅れる上に 歌詞を間違えるハプニング(笑)

ラストのロングトーンは圧巻でした。
それぞれの音階がしっかり聴こえるのに 絶妙にマッチした男声合唱のOut There。
素晴らしかったです…。


割れんばかりの拍手と歓声ののち、自己紹介。

永井「地獄のテナー1、永井崇多宏です」
高井「同じく地獄のバス1、高井治です」
山下「同じく地獄のテナー2、山下泰明です」
和田「同じく地獄のバス2、和田ひできです」

永井さんが地獄の〜と言ったのを引き継ぎ、空気を読む皆さんwww

クワイヤさん大変だもんね、捌けられないし、音程的にもエグそうだし…。


阿部「ではここで、劇中でOut T hereを歌っているこの方にも登場していただきましょう!」

さらに沸き立つ客席。
歓声と拍手の中、恥ずかしそうに登場する主役。

しかし長椅子にそれぞれ2人ずつクワイヤさんが座っていたので、「座る場所が…」と言いつつ キーボードの椅子に座るお茶目さんwww
「僕 ほんとにここでいいです!」と言ってましたが、結局高井さんのお隣に収まってました(笑)

寄って席を空ける高井さんに「すいません!」と頭を下げてて、舞台の上下関係を垣間見た気分…←

そしてご挨拶。

「地獄のカジモド、飯田達郎です」



wwwwwwwwwwwwww




相変わらずの可愛さ。爆死。
そうだよね、カジモドもめちゃくちゃ大変ですよね…。


飯田「いやぁ、良かったですね〜。終わって最初に「ヒュ〜!!」って言ったのは僕です(笑)
舞台袖で。僕はもともとこういうハーモニー系の音楽が好きなので。もう次の公演から、僕は口パクするんで 後ろで皆さんが歌ってくれるといいんじゃないですか」

阿部「本当に素晴らしかったですね。実はこの企画を出したのは私なんですよ。
クワイヤは劇中にソロで歌うシーンがないんですよ。ずっと合唱で。でも皆さん、他の作品だったらプリンシパル級の力がある方たちばかりなんです。なので是非、ソロの歌声を皆さんに聞いていただける機会があればなと思って企画を出したら通ってしまいました(笑)」


よっつぐさんありがとぉぉぉぉぉ!!!!


阿部「短い時間ではありますが、事前に質問に答えていだだいたものがありますので 読んでいきたいと思います!」


質疑応答はどうやら事前に俳優さんに質問の答えを取っていたようで、それをよっつぐさんが読み上げる方式でした。


阿部「劇中ナンバーで好きな曲と理由を教えてください。では、高井さん」

高井「…サムデイてすね」

阿部「理由はなんですか?」

高井「静かで、しっとりしていて…」

阿部「(手元の資料を見て)こっちには 終わりが近いからって書いてありますよ(笑)」

(出演者、観客から漏れる笑い)

阿部「終わりが近いって!まあね、クワイヤさんも大変ですもんね…」

高井「いや、その、ずーっとここまできて、最初の緊張がほぐれて ほどよくリラックスして、芝居が終わるから…(しどろもどろ)」

阿部「ああ、そういうことですね!浅はかでした、すみません(笑)」

一同「(笑)」

阿部「では次の質問です。指揮者もいない、俳優の顔も見えない中、どうやって歌声を合わせているのですか?じゃあ山下くん!」

山下「まあたくさん練習しているのももちろんあります、。隣の人の顔とか見えないので、あまりタイミングを計ったりせずに思い切ってエイヤッ!っと歌ってますね」

阿部「そうなんですよ。歌もですが台詞をいうのも大変で。感情を込めて流れに合わせないといけないから大変です。クワイヤも大変そうですね。
では、次に行きましょう。歌うのが1番難しい歌はなんですか?永井さん」

永井「ヘルファイアです。フレーズも長いですし、1つのパートに2人ずつしかいないので、同時にブレス取って歌声が途切れないように隣を伺いながらやってるんです。途切れないように途切れないようにってどんどん身体が固くなり、音も高くなってきて固くなり、身体中固くなって終わります(笑)
だから肩こりになりたい方はヘルファイアを是非歌うといいですよ」


なりたい人なんているんかい(笑)


阿部「では最後に和田さん、和田さんは外部キャストさんなんですが面白い経歴をお持ちなんですよね。是非教えていただけますか?」

和田「はい。桂歌丸師匠も所属していた落語芸術協会に所属していまして、落語家としての名前をいただいています。かでんてい いくらといいまして」

阿部「かでんてい いくら!?いくらですか?」

和田「はい。ではここで、謎かけを1つ。
ミュージカルとかけまして、日本と解きます」

阿部「…………………」

和田「その心は?

阿部「あっ!すいません、その心は??」

和田「どちらも四季が素晴らしい」


沸き起こる拍手!!!いやぁ素晴らしい。
役者さんたちからも感嘆の声が漏れます。


ここで質問は終了。


阿部「では短いですが、質問はここで終わりにしまして、次に行きましょう。皆さん、ありがとうございました!もう一度盛大な拍手をお願いします!」


会場、割れんばかりの拍手。捌けていくクワイヤさん、たつろさん。


阿部「では皆さん、お手元の歌詞カードが気になっているかと思います。今回は、このOLIMを歌っていただこうかと思います!指導係の永井さん、オジさん!伴奏の山下さん!」


舞台袖下手側から現れるクワイヤ永井さんと女性アンサンブル4枠の小島由夏さん、クワイヤ山下さん。小島さんはオジさんというあだ名で呼ばれているようです。


そして始まるOLIM指導。

永井さんの「最初に言っておきますが、明るい、楽しい曲ではありません」に笑いが起こります。まぁ確かに…。

永井「ちなみに、メロディライン知ってる方?」


ちらほら上がる手。


永井「42%くらいですかね!(笑)」


永井さん、場を和ませるのうまいなぁ爆笑

永井さんの「では早速歌っていただきましょう!」にどよめく客席。いきなり!?

「だってまずは歌わないとね」と言いつつ、1つ1つのフレーズを丁寧に何度も教えてくださいました。
進んでいくたび、「OLIMはいつか、という意味です」、「DEUSは神」、「ACCELEREは英語で言うアクセルみたいな…」、「SPLENDIDUMは輝かしいって意味ですね。ピカーッてイメージ」と歌詞の意味も教えてくれましたよキラキラキラキラ

ゆっくり時間をかけつつ丁寧に何度もご指導いただき、さらに山下さんもいいタイミングで音を入れてくれるのでなんとかくっついていく観客。

小島さんが観客1人1人の顔を覗き込みながら、タイミングを合図してくれたので 前方席の面々はわりとやりやすかったです笑
小島さん、綺麗…。


永井「OLIMは歌ってはダメです。祈るように。だからビブラートとかもかけちゃいけない。かけたくなる気持ちはわかるんですけどね!」


なるほど…確かに皆さん、呟くように歌って(?)おられますもんね。


永井「あと歌詞カードにはああ、ああ、ああ、って書いてありますけど、あーあーあ、で あ が3回ですね!そっちの方がわかりやすいですね。
ここは、静かに歌って溜まったストレスを一気に解放します。最後のオーリーム♪のリ〜までは我慢です。リ〜以降はストレスを全部吐き出してください!じゃないとモヤモヤしてストレスを抱えたまま帰ることになっちゃいますからね!」


永井さんの教え方、素敵です!
何度か練習し、次に女性が入ってきて重なるシーンをやろうとなり。まずはお手本で永井さんと小島さんで…と言う流れになりましたが、後ろのスタッフさんがよっつぐさんに「時間がない」の合図。


阿部「すいません!盛り上がっているところなんですが、そろそろお時間で…」

小島「えーっ」

阿部「なので最後に、全員で歌って終わりとしましょう」


ぜ、全員、どういうこと?
と思う間もなく、阿部さんの叫び。


「キャストの皆さーん!!!」


舞台袖から現れる本日の全キャストさん!!!!!!!


稽古着に着替えた俳優さんたちがゾロゾロ…

プリンシパルは舞台上。アンサンブルさんやクワイヤさんは通路に降りてきてくださいました。


悲鳴にも似た歓声が上がる客席。私も泣きそうでしたよ!!



阿部「本日がノートルダムの鐘横浜公演、最後のイベントとなります。皆さんお越しいただきありがとうございました!出演者一同、心から御礼申し上げます!!」


拍手で応える観客。


そして…







全員で。








カジモド、

フロロー、

エスメラルダ、

フィーバス、

クロパン、

アンサンブルさん、

クワイヤさん、





そして観客。全員で。




OLIMの大合唱です。



こんなことって、ありますか…??

今思い返しても、夢なんじゃないかと思うほど素晴らしい時間でした。






普段キャスボ以外は写真撮らないんですが、キャストさんと歌った記念に何故か取った写真(笑)


本当に本当に、ありがとうございます、ノートルダムの鐘!!




毎度書くようですが、ノートルダムの鐘を書いたユゴー、演出のシュワルツさんはじめ、劇団四季、キャストさん、スタッフさん、この作品を作り上げるに関わった全ての方々に感謝しかありません。


ありがとうございます。




声を大に…ではなく、文字を大にして書きます。




ノートルダムの鐘、大好きです!!!!























ではでは。