どうもおはようございます。
注意
最前でしたわ。。。
寝ても起きても鐘のことばっかり考えていて、現在の生活 全てが鐘を中心に回っている私です。
イベント日は最高の1日でした…
鐘のために早起きし、京都からはるばる遠征してきた大好きな鐘仲間に会い、たつろさん御用達スタバに行き、鐘トークしたりお手紙書いたりしながら数時間並び、オフステでは目の前に大好きなたつろさん、イベント終わって もちろん本編も最高、観劇後も鐘仲間と語らい、終電で帰ってきました。
おまけに、夢で贔屓に会うというwwwww
最高でした。朝から晩まで鐘のことばっかり考えてた。ダメな奴だ←
なのにこの記事 めちゃくちゃ長いせいで、更新が滞り申し訳ありません。
………………はい。
一週間近く経っても未だに興奮は引かないくらいですが、オフステージトークについて ちょっと書いてみましょう。
テーマは『ノートルダムの鐘を彩る音楽について』。
とりあえず、こんな機会でもないと見れない、レアな名前なしキャスボを載せておきませうw


贔屓が目の前にいたせいで、メモを取るどころではありませんでした。断片的な記憶と 皆さまのレポを見ながら思い出したことをミックスさせて書かせていただきます。
抜けているところも多いですし、言い回しや言葉遣いなど、実際とは異なることも多々あるかと思いますが ご了承ください。
あ、あと敬称略させていただきます。すみません。
前回のリハ見では、10時から並んだ猛者が最前だったそうで。
友人と相談した結果、11時に駅で待ち合わせし、スタバに寄って ゆっくりしながら行くことに。
着いたのは 11時半くらいだったかな?
すでに並んでる人数人。
(そのうち3分の1くらいは知ってる人だったというw)
まぁなんだかんだ、お手紙書いたり 鐘トークしてたり 贔屓トークしてたりすると、時間なんてあっという間ですよ。
15時45分、開場です。
四季の会 会員証と当日のチケットorスマホのQRを見せると、座席番号の書かれたアンケート用紙を渡されます。
こんな感じ。
最前でしたわ。。。
イベントでは 最前の3列は無人にしているそうで、4列が実質最前なのですよ。
うわ〜、まさか最前とは





開場はしていても 客席に入れるのは16時25分なので また40分ほど待ったわけですが、それさえもあっという間。
いよいよ入場。
スタッフさんが開会の辞を述べまして、高まる興奮…!!
そして、
流れ出す音楽!!
トプシーターヴィー!!!!







みんな〜おいで〜!!!
からの、
よっつぐさんの声で出演者紹介。
「東京藝術大学出身、アクロバットも得意。山下泰明〜!」
ニコニコ笑顔で登場し、華麗なバック転2連発を見せる山下さん。
「(紹介文忘れました)、ノートルダムの鐘音楽担当、リトルマーメイド アースラ役諸々 原田真理〜!」
鐘のミニトートバッグを持って これまた笑顔で登場する原田さん。可憐さに客席から歓声。
「ポップスも歌える器用さ、バラードを歌わせたら天下一品、飯田達郎〜!」
ニコニコ。ニコニコ。かわいい。
ものすごくラフな格好で登場するたつろさん。髪の毛サラッサラ。萌え袖。
客席からはひときわ大きな歓声。私死にそう。
確かここら辺で順番間違えるよっつぐさん。
井上さんの番なのに 永井さん呼んじゃったんだったかな??
「(紹介文忘れました)、ライオンキング ザズ役、井上隆司〜!」
にこやかに登場。井上さんファンな友達が隣で過呼吸になりかけてました。
「(紹介文忘れました)、永井崇多宏〜!」
はにかみつつ笑顔で登場。
「この人のお陰でクワイヤのレベルがえげつなくなりました。オペラ座の怪人 ファントム役、ノートルダムの怪人、高井治〜!」
クワイヤのレベル〜のあたりからざわつく客席、ファントム役〜でピンとくる客席、高井治〜!で歓声が上がる客席。
出演者紹介終了。
井上さんか誰かが、「あれ、阿部さんは?」と袖を覗き込むとやや間があって…
「ヤーシャ!!!!」
と声のみ出演のよっつぐさんでした(笑)
井上「初めての方っていらっしゃるんですかね?初めての方〜?」
(後方で何人かの手が挙がる)
井上「じゃああんまりネタバレできないですね(笑)この作品について、まず話しますか」
達郎「この作品は緞帳がないことからも分かる通り、舞台と客席が一体になっているんですよ。だから僕らも会衆の一人として演じてる。見ての通り、舞台セットも美しいですし、音楽もとてもキャッチーです」
原田「音楽を作ったのがアラン・メンケンという作曲家なんですけど…皆さま知ってますよね、美女と野獣、アラジン、リトルマーメイドの音楽も手がけた方です。でもそのメンケンが作ったものの中でも、この作品は他のものと大きな違いがありまして、クワイヤ様の存在です」
他「クワイヤ‘様’?(笑)」
原田「ええ、もう敬意を評して(笑)」
井上「クワイヤってちょっと聞きなれないと思いますが、合唱とかコーラスって意味です。この作品ではクワイヤが重要な役割を持っていて、演技もしたりしてます。アメリカでやったノートルダムの鐘ではクワイヤは上下にいて32人いるんですけど、日本は半分の16人でやっていて。そこも凄いと言われているんですよ」
原田「実は凄い方たちばかりなんですよ。クワイヤ様が歌う曲って本当に難しくて。音域も広いし。ファントム役の高井さんはじめ、有名な方も沢山いる」
井上「(高井に向かって)今回から参加した高井さん、どうですか?やってみて」
高井「…そうですね、他の作品とはまた全然違いますね。普通の作品ではメインキャストとアンサンブルで2層だけど、ここではさらにクワイヤも加わって3層になる。人間関係も複雑なのでまだ溶け込めません(笑)」
他「いやいやいや(笑)」
井上「クワイヤに関して話してきましたが、ここで何か質問とかあれば、挙手で…」
観客「クワイヤの皆さん 二つ折りの楽譜のようなものを持っていますが、めくってる様子もないのであれは楽譜ではないのですか?中身はなんですか?」
井上「それは言っちゃっていいのかな??(舞台袖のスタッフを確認)あ、いいみたいですね」
永井「一応、白紙ではなく 古い楽譜みたいなものが書いてはあるんですが読めません。音は覚えてないとダメです。だからあれは、ただの小道具というか。折りたためるモノです、よくあるでしょ、挟んで500円貯金みたいな」
ここで会場が「???」な空気になり、井上さんにいじられる永井さん(笑)
井上「あと特徴的なのが歌詞ですよね。色んな外国語が使われているんです。楽曲はもちろんメンケンが作ったオリジナルですけど、歌詞は聖典から引用してる部分もあったり。例えば『KYRIE ELEISON』の意味とか、なんでしたっけ?」
永井「KYRIEは主、つまり神さまです。ELEISONはお助けください、というか憐れんでください、みたいな意味です。KYRIE ELEISONで主よ憐れみを という感じになります」
井上「あとは『LIBERA ME DOMINE』は?」
永井「LIBERAは自由になる、とか。MEは私のこと、英語のMeと一緒です。DOMINEは〜してくださいなので、私を自由にしてくださいという意味です。自由に と言ってもその辺にほったらかすとかそういう意味ではなく、苦しみから解き放って自由にして、あなた、神さまの元へ連れて行ってくださいというような意味です」
井上「あとよく勢いのあるシーンで歌ってる『DIES IRAE, DIES ILLA』は?」
永井「DIES IRAEで怒りの日、という意味です。DIES ILLAはその日、みたいな。日本語だと簡単に怒りの日って言えるけど、向こうの言葉だとDIES IRAE, DIES ILLAって長く言わないと意味が表せない」
井上「あとなんだろうな、よく歌うの。『SANCTUS』とか」
永井「SANCTUSは、聖。聖なるとかそういう意味。意味わからなくても SANCTUSって音からして聖なるって感じがしませんか?(笑)ノートルダムでいうなら聖なる場所とか、聖域って意味になりますね」
井上「まぁ今言ったのは一部です。多くはラテン語が使われているんですが、フランス語やスペイン語の歌詞なんかもあります」
永井「そういえば高井さんは…」
高井「フォーレのレクイエムのLibera Meを歌ったことがありまして」
他「じゃあせっかくですから少し…」
歓声の上がる客席。
めっちゃ美声で歌い始める高井さん。しかも結構長め。
途中、永井さんがフライング拍手し、井上さんに突っ込まれる場面もw
歌い終わった瞬間沸き起こる拍手、もちろん俳優さんたちも拍手。
両腕をさするたつろさん。プロからしても高井さんの歌声は鳥肌モノらしい…。
「エエ声〜!」って言ってたのは、たつろさんだったかな…。
原田「『Someday』という曲がありますが、あれはメンケンが特にお気に入りの曲で。元々はアニメのために作った曲で、気に入っていたので作中で使いたかったんですが、尺的とか、進行する上でどうしても入れられなかったんですね。でも本当に気に入っていたので、皆さんご存知かな、最後、エンディングに、メンケン本人の歌声で歌ったものが流れるんですよ。舞台版ではちゃんと物語の中で使うことができて」
激しく頷くたつろさん(笑)
山下「作中、結構同じ曲かかったりしてるんですよね。ノートルダムの鐘は初めと終わりの曲が同じ音で終わる、少し珍しい作りなんです」
井上「キャラクター毎にメインになるナンバーというか、曲があるんですよ」
原田「そうそう、だからそのキャラクターが出ると、歌詞は違っても同じメロディが繰り返し流れたり。そういうのも気づいていただけたら」
井上「1つの曲を数人が繋いで歌ったりしますね」
原田「そうですね、実は1つの曲を数人で歌い繋ぐのって、1人で1曲歌うよりもすごく難しいんですよ」
井上「アンサンブルも大変ですよね。カジモドはどうですか?結構1人で歌うことが多いけど」
達郎「カジモドには色々細かい指定がありまして。ちょっとメモ持ってきたんです!(赤いノートを見せる)これ、僕のお稽古ノートなんですけど。
たとえば、気づいてる方もいるかもしれませんが、カジモドは普段は「ア゙~ア゙~」みたいなかすれた声なんです。石像と喋ったりとか、カジモドの空想の世界では普段の、今の僕の声で話します。でも、空想の世界の中でも「僕は醜いから」とか、自分の醜さを歌うときは、かすれ声に戻っちゃうんですよ。これは彼の深層心理を表しているんです。『Out There』でも、最初は現実世界なのでかすれた声で歌い始めるんですが、「みんなと1日過ごせたら」のあたりで彼の中でポッと火がついて、声も自然になっていく。カジモドの深層心理を意識しながら、そういう演じ分けをしっかりやるように指定されています」
井上「ノートルダムの音楽は教会らしい 荘厳なものが多いんですが、それだけじゃなくちょっと変わったものもありますよね。ジプシーの音楽とかは変調のリズムが取り入れられていて。変調ってどういうことかっていうと、普通リズムって1.2.3、1.2.3、1.2.3なんですけど、1.2.3、1.2.3、1.2ってちょっと変わるんです。ちょっと手拍子でやってみましょうか」
みんなで手拍子。ゆっくりなら余裕だが、曲調に合わせた途端バラバラに。難しい!
井上「こういう変調が、よりジプシーの音楽をエキゾチック(この辺曖昧です…)に聞かせるんですよね」
永井「ジプシー・キングスの音楽、あれは本物なんですよ!(?)」
井上「ちょっとやってみてくださいよ」
永井「Volare, oh oh!Cantare, oh oh oh oh!!♪」
この辺の会話はよく分からなかったので、突然歌い出す永井さんに「???」でした(笑)
ジプシー・キングスというバンド?があって、彼らが歌う『Volare』という曲が 変調リズムの曲らしいのです。
淡麗のCMで流れている、一度は耳にしたことがある音楽だと思います。
井上「楽器も色んなものが使われているんですよね」
原田「そうそう、手拍子だったり、鐘ももちろんそうですし、◯◯とか…(おそらくガーゴイルの持っている楽器だと思いますが、名前忘れました
)。あとちょっと面白いのがね、ほら」

達郎「『Top of the World』の前、エスメラルダがカジモドを追いかけて鐘楼に登ってくるんですが、そのときに風の音に混じってチリンチリン、って鳴ってる音があるんですよ。スコット(・シュワルツ)に聞いたんですが、カジモドは欠けた鐘や割れたステンドグラスの破片を組み合わせて、風鈴?みたいなものを作っているんです。風鈴…っていっていいのかな??(原田に向かって)風鈴であってる?
その音です。アニメだとちらっと出てくるんですけどね。舞台には…(セットを見て)実際にはないですけど、きっとどこかにあるんです(笑)ちょっと聞いてみてください。
結構細かい設定もあって、たとえばカジモドが外に出るときに着る赤いケープ、あれは鐘や石像か包まれていた布をカジモドがとっておいて、自分でこさえたものなんです。だからツギハギで、長さとかもバラバラ。本編見るときは、是非僕のお尻に注目してください(笑)」
井上「まだまだ話し足りないんですが、そろそろ時間の方が厳しくなってきてしまいました」
達郎「じゃあ、質問コーナーを」
井上「できるかな?1.2個ならいける?」
達郎「まだ大丈夫でしょ?(客席見ながら)だってこんなに…。そんなにキューキューなの?」
客席越しに後方にいた制作の方?スタッフさん?に確認するたつろさん。
スタッフさん、手でバツを作り、「キューキュー?」の問いに頷く。
たつろさんも残念そうに「あ、キューキュー…」と。
何だよキューキューってwww
可愛すぎか…





井上「じゃあちょっとだけ質問コーナー!質問ある方は挙手を!」
10歳に満たない少年が挙手。
マイクを渡されるが、緊張したのかなかなか話し出せず。
原田「頑張って!」
達郎「カジモド色のズボンだね!」
俳優さんズ、少年を和ませようとしてて優しいです。
少年「あの鐘は ほんものなんですか…?」
か細い声で、かすれ声でなんとか聞いた少年。よく頑張りました。
たつろさん、かすれ声に反応w
オフマイクでカジモド声出してました。
舞台袖のスタッフに確認しますが、どうやらNGな様子。
鐘の秘密についてはテレビでもやってたし、制作側どうこうというより、少年の夢を壊さない配慮だったのかな…??わかりませんが。
井上「(袖に向かって)あ、ダメなの?ダメだって」
原田「ごめんね」
達郎「あの鐘は本物だよ!」
キッパリ言い切ったたつろさん、優しい…

ちなみに 知らない方のために書いておきますと、あの鐘は内部にセンサーが仕込まれていまして、ある程度傾いて中の棒?が鐘のフチに触れると、センサーが反応して音がスピーカーから鳴るようになっています。
井上「じゃあ、もう一つくらい」
観客「特に気に入ってるナンバーなどはありますか?」
達郎「気に入ってるナンバー…?ちょっと待って、考える」
膝に手をついて俯き、時々天を仰ぎ、考えるたつろさん。
永井「気に入ってるというか、クワイヤは皆 『アントラクト』は結構気合入れて歌っていると思います。2幕の、休憩が終わって最初の曲です。休憩後 ほんとにすぐ始まるので、トイレは早めに済ませて是非聞いてください」
達郎「何度見てもダメなのは、『Top of the World』。稽古場でも、見てるだけでダメ(泣いちゃうジェスチャー)。新しいカジモドも出てきたことですし、直人や彰孝さんのを見てても。
曲だったら…う〜ん、『Made of Stone』とか好きかも。
演じてる中で一番好きなセリフは、「うん 友達だ」ですね」
観客から歓声というか、共感のような声が上がる。
切なさMAXじゃないですか…。つらい。
井上「まぁまだ観てない人もいるから、詳細はこの後の本編で!」
他「ホントにたくさん集まっていただいて、ありがとうございました」
俳優ズ「ありがとうございました!」
拍手でお見送り。
たつろさん、去り際に例の少年に向かって手を振ってあげていました。
ホントに優しいなぁ…。
はい。
こんな感じでしたかね…。ちょっと記憶が曖昧だったり抜けてたりするところもありますが

イベントはもちろん楽しかったのですが、少し残念だったのは、内容としては それなりの鐘オタならほとんど知っていることばかりだったことでしょうか。
テレビで知ってる情報だったり、ラテン語の意味なんかも少し調べれば分かりますし。
まぁでも、そこまでやってる人あまりいないのかしら。。。
未見の方もいたので、ネタバレトークできない分 俳優さんも色々気を使っていたのかもしれませんね。
しかしまぁ、こんなにもあっという間な30分はかつてないですね(笑)
最前で、なおかつたつろさんがほぼ目の前という神席っぷりでしたので…。
ほんと、髪がサラッサラなんですよ!!
何だあれは!
事あるごとに 隣の原田さんとナイショ話してニコニコしてるのも可愛すぎました。
ホントにカンパニー仲良いんだなぁ。
鐘イベントは初めてでしたが、やっぱりイベントはいいですね。
本編のことは後でまた書きますが、イベント後のたつろさんがわかりやすいのなんのwww
イベントやるってことは 集客を期待している=あまり客入りが良くない ということなのかと心配してしまいますが、イベントはどんどんやっていただきたい…。
友達曰く「観劇回数10回以上の方限定、みたいなコアなイベントがあればいいのにね」。
凄く賛成だけど、もはや集客期待できないやつwww
でも、ものすごく深い話ができると思うんですよねぇ…。
…………はい、
実は書かなくてはならない記事がまだまだ溜まっておりますので(笑)、
今回はブツ切りですが この辺で失礼しますね。
ではでは。