どうもこんにちは。








誰もいない病棟で、1人っきりの夜勤をしてました。
ようやく上がりです。





たまにはこういうこともあります…。








子供の頃、夜絶対行きたくなかったのは 学校とお墓と病院だったんですが、今じゃ全然平気になっちゃいましたね。








まぁ一応幽霊の噂はある病院なので(毎朝4時きっかりに、ナースステーションの扉がノックされるとかね)、4時には夢の中に入れるように仮眠をとりましたよ(笑)












………………はい。



今回はですね、




先日観に行ってきた『この生命誰のもの』。




以前 テレビで放映していたようで、録画したものをお友達が見せてくれたのですね。





そこで感じたことを書き留めたく ブログを綴っております。

そんなに多くはないですけど





お付き合いくださいませ。













早田健役が 近藤さんではなく味方さんだったので、少し前の公演のもののようですね。



2013年かな?










まず、ストレートな感想は、


演じる人が変わるだけで、印象がこれほど変わるものかと。





特に主人公だけど。



同じ台詞でも言い方ニュアンス1つで、観客の見方が全然違うんだなって。



びっくりですね。





近藤さんと味方さんじゃ、年齢も全然違いますしね。




正確な年齢はお二方ともわからないけど、学校卒業年から推察するに、味方さんは50代、近藤さんは20代だと思うんですよ。


そりゃ印象も違いますわw







そこでふと思ったんですが、



やっぱり、無意識に 年齢で命の価値を決めてるのかなぁ…って。






心臓移植の募金もそうじゃないですか。



子供はよく「寄付してください」っていうの見かけるけど、おじさんおばさんのは全然見かけないですよね。



若い人、小さい子ほど、同情を得やすいのかなって思うんです。
1人の命の価値は同じであるべきだけど、とこかでやっぱり優劣というか、無意識に差をつけてしまうんでしょうね。



生きた年数で命の価値って変わるのかな…って、ぼんやり考えました。

……なんか病んでる人みたいですね。








あとねー、ほんと、同じ台詞でも全然見方が変わりましたね(2回目)。






例えば、早田と権藤の会話、苛立ってきた早田に対して権藤が「あなたは神経が高ぶっていらっしゃる」みたいなことを言うシーン。



そのあと早田、「畜生!」って言うんですけど、これがまた言い方が全然違くて。




味方さんはほんと、「チクショー。また同じ手を使ってるじゃないですか」って、なんだろ、「ああ、もう!」みたいなニュアンスで言ってる感じがして。ちょっと諦め混じりのような。


近藤さんは、「畜生…!」って、悔しそうに、行き場のない感情をどうしたらいいか分からず発している感じで。声を震わせながら。



なんかうまく言えないですけど、本当、演じる人によってこんなに雰囲気が変わるなんて、やっぱり演劇は奥が深いと思ったのであります(雑)。






これはどうなんでしょうね、演出家の解釈が変わったからなのか、あるいはこの辺の表現は俳優さんに任されているのか。



リアリティを求めるなら、俳優さん自身が台本を読んで 感じたままに演じた方が、この場面では良いような気がしますけど…

まぁ素人意見ですけどねw





前にも書いた通り、運良く原作?を手に入れることができまして、



それも見つつ、この前の公演の記憶も遡りつつ、映像を観ていたんですが。







台本からカットされてる部分も割とあって。台詞もシーンも。

たぶん、公演を重ねるごとにちょっとずつ短くなってる気がします。







やっぱり省くには、理由があるわけで。



作品に1本の柱を通したときに、そのテーマからズレるものは省いていくことで、よりテーマが鮮明になると思うんです。

(今現在リアルに職場で論文を書いていて、全く同じ無駄を省くという作業をしていて気づいたw)



なので 省かれたシーンをじっくり読み返して、「なんで浅利先生はここはいらないと思ったのかな」なんて考えるのも最近は楽しいです(笑)









…やばいな、こうして文章に書いたら 私まるっきり変態じゃないか。。。











そうして深く理解していくのも、演劇の楽しさの1つですね。









早くも 観劇したくて仕方ないです。


順調にいけば、2018年の初観劇は遠征になりそうです。






遠征…お金かかるけど、楽しいんですよね。

今回は(往路だけ)リッチに新幹線使っちゃうので、さらに楽しみ!






観劇後はまたレポ上げまつ!!!














ではでは。