こんばんは。野崎弁当です。


先日好きなボカロ曲の話をしましたが、載せきれない曲が沢山有ったのでまたやります。前回は長々と書きすぎた感があったので、楽曲に対するコメントは割と簡潔にまとめることにしました。ボカロP名は敬称略といたします。また、曲名・作曲者・発表年の後に、お気に入りの歌詞を載せておきます。







●『さよならレトロニューワールド』(ゆうゆ)<2011年>

「さよならレトロニューワールド お別れはボタン一つ」


レトロ感と現代感が融合し、しかもお互いの良いところがすごく素敵に調和している曲だと思います。原曲と、ちょまいよさんの歌ってみたと、交互に聴いていました。








●『サクラノ前夜』(ナノウ)<2010年>

「大人になるとは こういう事なんでしょう」


上に書いた歌詞がとにかく好きでした。このタイプの曲は普段あまり好きになることが無いのですが、楽曲と上のワンフレーズの調和に耳を奪われて好きになりましたね。たぶん、他の曲にこの歌詞が使われていたら僕は全然好きになることは無くて、むしろ忌避するようなフレーズだと思うのですが、この曲に関してはこの歌詞がバチコン当てはまっていて、この曲の良さを最大限引き出すフレーズだなと思いました。Φ串Φさんの歌ってみたと交互に聴いていました。








●『お断りします』(さつき が てんこもり)<2010年>

「揉め事 渋滞 月曜日 迷惑メール 外れた天気予報」


聴いていて幸せになれる曲。その一点に尽きます。とにかく幸せな気持ちになれる曲で、大好きでよく歌っていました。さつき が てんこもりさんは、MeseMoa.の楽曲『ON』を作ってくれた方でもありますよ!








●『走る』(だい)<2009年>

「どこまで走れば いつかきみにまた会えるのかな? 前を向いてこの道を ずっと走り続ける」


清々しいくらいどストレートな前向きソングです。とにかく嫌みの無い曲ですね。上の歌詞がちょうどサビにあたる部分なのですが、サビのメロディーが好きでよく口ずさんでいました。心地よく耳に残るギターの音も好きです。





●『モノクロ∞ブルースカイ』(のぼる↑)<2010年>

「さぁ、今、手を伸ばして」


こちらも前向きソングですね。とにかくサビのメロディーや音が好きでよくエンドレスリピートしてました。前向きな曲なのですが若干の暗さもあり、でもその暗さがあるからこそ、より前に進もうという思いが引き立つ、という曲なのだと思います。








●『愛言葉』(DECO*27)<2009年>

「「こんな歌あったね」って 君と笑いたいんだ」


こちらも聴いていて幸せになれる曲ですね。感謝を伝える曲ということでストレートな歌詞が沢山出てきますが、僕が一番好きだったのは上の部分でした。その情景を想像しただけで温かな気持ちになります。








●『La, La, Love You』(yusukeP)<2009年>

「君がいれば この空もいつだって晴れるよ」


またまた聴いていて幸せになれる曲。LOVE満開の楽曲ですね。気持ちのいいくらいストレートで、そしてとても爽やかな曲です。ストレートな愛の曲って結構爽やかさが失われてしまいがちなのですが、この曲は最初から最後まで爽やかで、すごく心が洗われます。楽曲全体が爽やかさに満ち溢れている中で群を抜いて一番爽やかさに溢れた上のフレーズがお気に入りです。









●『ハロ/ハワユ』(ナノウ)<2010年>

「ハロ 昔のアニメにそんなのいたっけな」


僕は基本的に「切ない歌詞だが、曲はとても疾走感がある」というタイプの曲がすごく好きなのですが、この曲もそれに近いものがあります。この曲は、すごく可愛らしくて優しいメロディーなのに、めちゃめちゃ暗い曲です。ナノウさん本人が「ダメな人の歌です」と言っていたように、とにかく後ろ向きでネガティブな曲です。でも、このメロディーの可愛さや優しさが、そのネガティブさを温かく包み込んでいて、陰鬱な気持ちにならずに済むという不思議な曲です。歌詞では、とにかく後ろ向きな言葉に支配される曲の中で、冒頭に出てくる上のワンフレーズだけがほんの少しの明るさを帯びていて、すごく印象に残っています。







●『イヤホンと蝉時雨』(Orangestar)<2014年>

「夏の夢に染まっていたいだけ」


先日、同じOrangestarさんの『アスノヨゾラ哨戒班』を紹介しましたが、アスノヨゾラ哨戒班よりも遥か前に好きになっていた曲です。夏は爽やかですが、夏の中には爽やかさに包まれたほんの少しの切なさ、ノスタルジーさ、自分の心を感傷的にさせる何かが確かに存在していて、それが夏という季節に不思議な魅力を与えていると思っています。そんな夏の魅力が惜しげもなく詰まったとても素敵な曲です。







●『とてたてとてた!』(daniwell)<2013年>

「たーとーえーばとーたーとえーばー」


僕はもともとdaniwellさんの作る音がすごく好きで、ボカロ曲じゃないけど『hyper なんちゃって mix ちゃんねる』とかずっと聴いていて大好きだったんですけど、とにかくどの曲を聴いても心地よくてセンスも良くて幸せに包まれるんですよね。この曲も永遠に聴いていられる大好きな曲です。








●『昨日見た夢』(アゴアニキP)<2013年>

「昨日見た夢を思い出せない」


ダブルラリアット』とは違う切なさと、なんとなく全体的に漂う懐かしさ、そしてそれらにふわりとかかる哲学めいたものが好きでした。上に書いた「昨日見た夢を思い出せない」のメロディーと、曲中での使われ方も好きですね。KAITOの声も魅力的。









●『とあるストレンジドリーマー』(BANGLAR)<2010年>

「まあ いっか」


てぃ☆イン!の踊ってみたで知った曲です。同じBANGLARさんの処女作『アルストロメリア』のアレンジ曲ですね(ちなみにアルストロメリアも好きです)。平和を絵に描いたような曲で、最後の最後に「まあ いっか」と締めくくられるところが最高です。







●『ハッピーシンセサイザ』(EasyPop)<2010年>

「つまらない「たてまえ」や ヤな事全部 消してあげるから この音で」


もう語る必要のないほど、踊ってみたカテゴリでは言わずと知れた楽曲ですね。なのでここに書くか迷ったのですが、「うーん、やっぱ普通に好きだわ」と思ったので書きました。いつまで経っても色あせない曲だと思います。







●『Fire◎Flower』(halyosy)<2008年>

「宇宙の始まりが あの口付けだとしたら 星空は ふたり零した奇蹟の跡」


おしょいの曲。ニコニコを見始めてかなり初期の頃に好きになった曲ですね。今こうやって僕たちのためにたくさんの楽曲を作ってもらっていることが本当に不思議です。恋することの尊さや素敵さが存分に詰まった青春ソングですね。ずっとずっと聴き続けている大好きな曲です。




書ききれなかった曲は、またいつか。