前回の記事に書いたが、アタシは会社から社用車を運転するように言い渡された。
ペーパードライバーのアタシは、ビビりまくって抵抗した。
しかし、仕方ない。
会社の命令とあれば、運転するしかない。
アタシはクヨクヨしながら、ネットでポチッた。
それはなにかというと‥‥
これよ‼️ これ‼️‼️
ペーパードライバー講習‼️
(↑ドラえもん風に言ってみた)
世の中には便利なものがあるのね。
アタシはほくそ笑みながら、申し込みをしたのだった。
そして、今日の朝9時から4時間、みっちり講習を受けてきた。
待ち合わせ場所には、人の良さそうな白髪のオッサンが、
「ど〜〜〜も ど〜〜〜も」
という感じで、教習車の前でブルンブルン手を振りながらアタシを待ち構えていた。
アタシはやや腰が引けながら、フニャッと笑ってこたえた。
そんな訳でアタシは4時間、街中をブイブイいわせながら車で走り続けた。
も〜〜、クタクタである。
講習の結論として、
1.ゆっくり走れや!
2. 止まれの標識はしっかり停車しろや!
の2点を繰り返し言われ、最後に、
「まぁ〜〜、運転なんて慣れよ!慣れ!!」
と、オッサンは遠くを見ながら呟いた。
アタシも、これまた遠くをみながら、
「ですよねぇ〜〜」
答えた。
実を言うと、アタシがペーパードライバー講習を受けると言ったら、会社がお金を払ってくれると申し出てくれた。
それなのに、上記のような、誰でもわかるような教訓しか得られずに、会社に領収書を差し出すのは心苦しい。
アタシは、車の窓を開けてバイバイ👋しながら走り去るオッサンを見送りながら、
「オッサン、アタシ頑張るよ」
と、呟いた。