「ああ、こんなホシくん見たことない」と思わずカラット(SEVENTEENのファン名)が呟いてしまうようなホシの新たな魅了を見ることができる「Spider」を紹介する。この作品は、2021年4月2日に公開されたMVである。公開された後、Twitterでは、「ギャップがやばすぎる」や「ヤられた」や「最高すぎる。ビジュやばい」などのコメントが多く書き込まれ、多くのカラットが大絶賛した。

 

 

 

 

まず、この作品は、アート性の高いMVであると言える。タイトルにもあるが、さまざまなところで蜘蛛が表現されている。

白のセットやホシの髪は蜘蛛の巣を表し、黒の衣装は蜘蛛を表され、モノクロの映像は蜘蛛の世界観が表されている。

1:30からは黒のホシと白のバックダンサーが蜘蛛の巣が絡まっていく様子を表現している。

また、1:44は残像を残して蜘蛛を表現していたり、1:43は黒のホシが白の巣をアートのように手で表現している。また手で表現された蜘蛛がクローズショットを使うことで強調されている。

 

次に、この作品では、ホシの強みであるダンスをうまく引き立てるMVとなっている。

まず、ダンスをメインにしたMVと言える理由は圧倒的にロングショットが多い。また、ダンスをするシーンでは衣装もフィットしたもので体のラインが見えるようになっている。ダンスは曲線的な動きが多くよりホシを魅力的に甘美に見せ、情緒的な印象をつけている。それとは対照的に、セットは直線のものが多く、直線は知性や人間の意思の象徴とされている。また、最後のダンスをするシーンはより目立つように、光の演出を多用し、印象に残るように仕上げられている。光の演出は近未来的でスタイリッシュな印象を受ける。

特に、1:57からは、ビートに合わせてシーンを素早く変え、光を効果的に使い、アップのシーンで表情を移すことで緊張感が増し、サビへの注目を集める。2:01からはスローモーションを用いることでダンスの動きにより躍動感が出ている。

また、楽曲を作ったウジは、「ホシに一番似合う曲を作ってあげたかったから、曲を聞いた人たちに歌手と曲がピッタリだと言われるように作りました。」と言っており、ホシとウジの長年の付き合いこそがホシの魅力であるダンスだけでなく、ホシらしさといった魅力を最大限に引き出したのではないかと思う。

 

次に、この作品では、歌詞の蜘蛛の巣(君)に囚われていく僕の様子が色や形の効果を使って表されている。

白黒は感情の抑制を表すが、赤は情熱や危険を表す。サビで赤のシーンが使われているのは、「君」への気持ちが抑えられなくなってしまい、「僕」が危険な状況にはまってしまっている暗示ではないだろうか。また、赤は生命力を表すことからも「僕」は生命に関わるほどの危険にはまってしまっていると表されているのだろう。また、紫は葛藤を表す。葛藤をしている「僕」を表しているのだろう。また、柔らかなオレンジのシーンが出てくるが、ここでは蜘蛛の巣(君)の心地よさを表しているのではないか。終盤になるにつれて、オレンジのシーンが増していく。また、終盤によく出てくる青は内へ内へ向かうイメージを持つことから、「僕」が蜘蛛の巣(君)にどっぷりとはまってしまい抜け出せなくなっている様子を表しているのだろう。

 

最後にこの作品は、全体的に妖美でセクシーな印象を受ける。特に、アップのシーンは、衣装も華やかになり、首が印象に残る撮り方で、スローモションで柔軟な動きなので強くその印象を受ける。そのほかレースの衣装やホシの表情でも妖美さが表れている。

 

この作品では、ホシの強みであるダンスを最大限に魅力的に引き立て、ホシが今まで見せてこなかった新たな一面を見れる作品であり、ファンにとって最高に素晴らしい作品ではないだろうか。

 

引用:https://twitter.com/_fluffyboy/status/1386509853162500097?s=20

https://unit.aist.go.jp/tohoku/techpaper/pdf/3505.pdf

https://www.l-m.co.jp/blog/?p=681