タイトルにある通り・・・
今夜は少しコワーイお話。
ママさんからの要請で早めに入ろうと
並木通りを闊歩していたら・・・
りりあママ～～
振り向くとママさん。
良かったわ～少し遠回りして話しながら
入りましょ～！
ママの話は、
ヨウコＶＳサダコ。
やはり、一悶着あったらしい。
それも、えらい剣幕でやりあったとか。
モチロン、ママさんの出勤前の出来事だった。
サダコさんがヨウコさんのお客の事で文句を
言った。
ヨウコさんも負けてはいなかった。
そのヤリアイをママに交互に話しにくるらしい。
頭に来た、だの・・・
冗談じゃない、だの・・・
双方譲らず言いたい放題、喧々諤々だ。
そこでは黙って聞いていたママが、
この次にも、こんな問題が出てくると思うのだが、
どう対処したらイイか？
と言う相談だった。
ママ曰く・・・
どちらかに加担して良いものかどうか・・・？
どちらにも加担しない方がイイと思う。
とアタシ。
何故？ と問われ、
どっちもどっちだから。
ヨウコさんの味方をしてやりたいが・・・
彼女も癖のある女性で、一筋縄ではイカナイ。
喧嘩はしたようだが・・・本日までそれなりに
二人は上手くやっている、ように見える。
と言うか・・・上手く行ってると見よう！
いちいち二人の話を聞いて、こうだ、あーだと
言ってる程、暇じゃない。時期的に。
なにより、二人は十分過ぎるほど大人である。
二人で言い合いをしても、ちゃんと仕事は
出来ている。
二人はどちらも、ママを味方に付けたいのである。
銀座の手負いのイノシシだ、どとらかを食ってしまうまで
やりあうだろう・・・
しかし、その結果、どちらかが店を去らなければ
ならないという現実も解かっているはずでもある。
放って置くしかないと思うのだ。
いちいち加担し、どちらかを擁護すれば、
問題は周りを巻き込んで大きくなるばかりだ。
と、話しながら、とっくに店に入っていた
アタシとママ。
更衣室で話しの続きをしていたら、
ヨウコさんがやってきた。
紅いビロードのカーテンをシャーッと開け放ち、
ママっ、どーしてりりあちゃん貸してくれないのよっ！
どーしてよ、なんで着けてくれないのよっ！！！
怒ったし。 (￣□￣；)
ここは、怒るところではない。
頭を下げるところだ。
アタシはママのヘルプなのだから・・・
何十年、銀座でママ張ってきたんだ？
手強いぞ、
ヨウコさんもモレナク。
(((゜д゜;)))