いくらが7月7日の午前9時15分に逝ってしまいました。翌8日
の19時半から火葬。21時に夫と骨をひろいました。若い頃は
6kg近くあった体重。最後は3kgしかありませんでした。それでも
身体が大きいので、いつものサイズの骨壺では入らないと思う
から大きな骨壺になりますと言われました。骨袋は白か紫しか
なくて夫が紫を選びました。リビングの常に見える場所に安置。
生花やお供えはおじやにやられるので、ソープフラワーのみを
置いてます。そうしないと骨壺を落とされてしまうという経験から。
いくらは妹が保護。社宅で飼えないので、うちで引き取りました。
保護した時は生後6週齢くらい。もうすぐ15歳になるはずでした。
先住猫さん達がみんな優しくて、可愛がられてスクスク育った。
後ろの囲いの中には保護犬つくしもいました。みんな虹の橋へ。
ずっと末っ子で甘やかされたせいか、新入り猫を受け入れられず
執拗に苛める困った一面があり、私に一番よく叱られた子でした。
甘えん坊で私の耳たぶをチュパチュパ吸うのが好きでした。でも
夫のお腹の上には乗るのに私のお腹には乗らなかった。何故?
ベランダで日向ぼっこするのも好きでした。亡くなる2日前は曇り
なのにヨロヨロとベランダに出て行って長い時間過ごしてました。
赤い洗濯カゴも好きでした。この洗濯カゴはおじやも好きなもんで
いつも取り合いのケンカしてました。このカゴ、一生使おうと思う。
ご飯の時はテーブルの上に乗り、私の真正面を陣取ってました。
でも、いくらはあまりお裾分けを食べなかった。居たかっただけ?
この家に引っ越してくる時に連れてきたのは6猫。いくらは最後の
1猫でした。もう、みんなに会えたよね?仲良くしないとあかんよ。
かわいくて面白くて暴君だった愛しい、いくら。お母さんが逝くまで
お利口にしててよ。その日まで、またね。幸せな日々をありがとう。