保護と葛藤と。 | 猫だもの。

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6月4日。外猫のけなげちゃんを保護した。前にも書いたけど

けなげちゃんは私が手に捕獲器や捕獲ネットや折りたたみ式

ケージを持っているのを見ると逃げるので、それらは使えない。

 

残るは洗濯ネット。見慣れてもらうために毎日持参して広げたり

たたんだりして見せてた。だいぶ見慣れて警戒しなくなった頃に

チャレンジ。凄い力で暴れ倒し捕まえ損ねるという失敗を数回。

 

そこで洗濯ネットを2枚縫い合わせて長くした。頭からかぶせると

前に逃げるので袋の奥に行く。入口をギュッと握って持ち上げた。

凄い暴れてファスナーなんぞ閉めてる余裕は微塵もなかったわ。

 

 

今までの経験から夫に「けなげちゃんは腎不全じゃなくてエイズの

気がする。」と伝えてた。結果は予想通りで【猫免疫不全症】。

つまり陽性です。腎臓や肝臓の数値は全く問題ありませんでした。

 

検便結果もきれいで、獣医師に褒められました。毎月お金かけて

必死こいて懐いてない外猫さんにノミ駆除や駆虫を頑張ってきた

自分を褒めてあげたいわ。今のところはノミも見つかってません。

 

猫エイズ陽性だけど発症してるかどうかの判断は難しいんです。

体重は2.1kgしかないけど、回復する可能性はあると思ってます。

ちなみにエイズにありがちな口内炎もなく口の中もきれいでした。

 

なのでご飯は食べてます。いつもやわらかいのだけを先に食べて

気が向いたらカリカリを食べるという感じ。腎不全じゃないからね。

食いつきの良いのをあげてます。水はひっくり返すので少な目で。

 

外猫さんの時は少し触っただけで逃げてたのに観念したのかな。

撫でれます。でも緊張は続いているようで、ほぼトイレにいます。

うち猫生活は始まったばかり。回復を目指して、一緒に頑張ろな。