○腕を挙げると肩が痛い
○腕を挙げて、下ろす際に肩が痛い
○就寝時に肩が痛い
○ボールを投げる際に肩が痛い(オーバースロー)
○テニス、バドミントンなどのラケット競技でのオーバーハンド動作で肩が痛い
○バレーボールのスパイクやサーブで肩が痛い
などの症状がある場合、インピンジメント症候群である可能性があります。
『インピンジメント』には、『衝突』『激突』と言う意味があります。
腕を挙げた時、腕を下ろす時、おおよそ60°~120°の間で痛みが生じ、挙げ切ってしまうと痛みがありません。
60°~120°の角度の時に衝突が起きやすいのです。
肩周囲には、複数の筋肉・靭帯があります。
上図の肩峰下滑液包という袋状の組織は、腕を挙げた際に肩の動きが円滑に行われるようにクッションの働きをしています。
腕の挙上の反復運動を行うと、『腱板(棘上筋etc)』と『肩峰および烏口鎖骨靭帯』の間に繰り返しの摩擦や衝突が生じ、『肩峰下滑液包』や『腱板』に炎症が起きて痛みとなります。
最終的には腱板の断裂に至る事もあります。
☆野球の投球動作や、
☆テニスやバドミントンのオーバーハンド動作(ラケット競技)、
☆バレーボールのスパイクやオーバーハンドサーブ
などで多く見られる疾患です。
ただし、スポーツだけが原因となるわけではなく、日常生活においても発生してきます。
肩峰の形状は個人差があり、
○生まれつきの形状でインピンジメントしやすくなってしまっている方や
○加齢による変形で肩峰下に骨棘が出来てインピンジメントしやすくなってしまっている方
○猫背などの不良姿勢でインピンジメントしやすくなってしまっている方
がいます。
また、転倒などで手を着き、腱板に損傷・炎症・浮腫を起こしてインピンジメントしやすくなってしまう場合もあります。
保存的治療としては、痛みが強い場合にはまずは炎症を抑える為に痛みを感じる動作は避け、炎症を鎮める治療を行っていきます。
本症状が起こる方は、肩関節~肩甲帯の動きが悪い事が多いので、消炎処置と並行してこの部分の可動域を広げていくリハビリも行います。
また、姿勢改善や、スポーツ競技者であればフォームを見直す必要もあるかもしれません。
例えば、野球のピッチングであれば、肩周囲の動きと共に体幹・股関節・下肢の状態・可動域もcheckした方が良いでしょう!(『投球時に肩が痛い 野球肩』)
当院では、
☆筋肉などの炎症症状に効果を発揮する『ハイボルト療法』
☆炎症部の負担を軽減させる『テーピング療法』
☆各関節の動きを取り戻していく『運動療法』
☆姿勢改善や身体のバランスを整えて行き、自然治癒力を高める『バイタルリアクトセラピー』
を行っていますので、ぜひお気軽にご相談・ご来院ください!!
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メリー整骨院
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引用元:腕を挙げると肩が痛い 投球動作やサーブ動作で肩が痛い 肩のイ・・・