最高のカウントダウンだった

その様子は後々あげるとして。

うちは、というか私は、今のパートナーと離婚して

一般でいえば復縁て形で今ここにいる。


右から長女、次男、次女

すでに姑と寝た長男


がいる。長女が今日帰ってきた。


長女と次女はパートナーであるパパスの連れ子だった。


書ききれないほど色んなことがあった

たくさんの感情があったし、体感があって

今がある。


小学3年だった次女は今年大学受験だし

中学生だった長女は今年就職が決まった




今私のパパスは復縁したといっても

結婚はしていない。契約を結んでいない。



今日長女が酔って、私とパパスの寝室にきて

パパス、長女、次女、次男と部屋に揃った


長女は飲み足りなかったみたい。




長女と次女のママは亡くなってる

ガンで。

次女は小さくてあまり記憶は、ないけど

長女はガッツリ覚えてる。


この家で暮らしてたときは

部屋にお母さんとの写真を飾ってた。




最初はパパスと決まった就職先の話しやらしてた

父の日やパパスの誕生日に込めた気持ちやら。

熱弁してる姿は、普段素直に言えない気持ちを

あまり会えないパパに一生懸命伝えようとしてた



パパスは嬉しそうだったし、嬉しいやろなと思った。


そのあとに長女が言った


『この先パパにどれくらい会えるか分からないから

本当は帰ってきたい、もう親の死に目に遭いたくない、肉親の死に目は嫌』


それにパパスが


『時々帰ってくるくらいがいい、と思ってほしい、

自分で作っていって欲しい』

『俺が死んでも誰かはいる』

『頼んである』


それに、対して娘が答える。


『わかるよ、でも、肉親って1人じゃん。

妹は私より先には死なないでしょ?

パパはわたしより早く死ぬじゃん

だからいっぱい会いたい』って。




だんだん複雑になる私の心。




わたし達は?

つまり、




私は?長男は?次男は?


と。


籍を入れていないからこそなのかもしれない。




だけど、その戸籍を超えて

私が思っている事と、

このファミリーとの間に

勝手に乖離を感じたんだ。




新年早々始まったって感じやけど。



複雑になって、トイレへいって、



考えた。私はどうしたい?どうならいいって。





私は、パパスが先に死んでも、

兄弟仲良く生きてってくれたらと思う。


ただ私は何なんだ?

と思った。


誰のなんなんだろうと思った。



部屋に戻って、複雑なまま

ただ微笑んでそこにいるにも

キツくなってきたころ、



パパスがもう寝ろって娘達におやすみして

ベッドに入ってきた


私も

おやすみってバイバイした。



そして彼が抱きしめてきたとき


『わたし達どちらでも、先に死んでもさ

子供達が仲良くしてくれたらいいな』

『身内って思ってないのかな』




そう言いながら私は泣いてた。


鳴き声は押し殺したけど震えてた


パパスは


『大丈夫でしょ形があれば大丈夫』

と答えた、そして


パパスは私を後ろからまた包む様に抱きながら、



『娘っつーのは大切だなぁ』と言った

そりゃそうだ、娘の直球の愛の言葉は

嬉しかっただろうし

そりゃ大切だとおもう。


でも今欲しいのはそんな言葉じゃない

あなたが娘を大切なことなんて

ずっと知ってる。

娘もそれを知っている。



そうじゃない。




私はそれはわかった上で


『私も大切?長男や次男も。』

そう言った、聴いた。


『うーーーーん。』

うんと答えたのか?

抱きしめ続けたまま、何回か

うん、とか言って眠った。



尊敬して大好きなパパが認めない女を

娘が心底認めるはずがない。



どんなに、仲良くなれても。だ。



他人と、仲良くなれるように仲良くなれる。



ただ肉親のように思うかは別。




で、わかった。


私はまだまだ認められたい、

と頑張っていたみたいだ。




でも、私は認めたい。


私のことを。



これ以上はできないし、

なぜなら一生懸命にやってきたからだ。

それが足りないと言われても知らない。


ただやってきた。



離れた時もある。



はっきり言って私だって優先してきたのは



私がいなきゃ、

私じゃなきゃダメだ


という次男が優先だった。



自分がいなきゃダメ、と思う人を

守ろうとする

損するのは言わない子。


少女漫画の悲しいくだりと同じ。


きっと、それと同じ。






長女はそこに素直な、だけ。

昔からそう。




それでも私にとって間違いなく

子供たち全員、かけがえのない存在です。




ただ、このことを、通して




私はどうしたいか。



私は、どうしたいか。




何から解放されたいの?




私はね、


こんな感情から解放されたいと思ったよ、



ねぇ私は??


そう思う心から。


ねぇ私は??その先を言語化することにした




そしたら。これだよ。




ねぇ私は大切じゃないの?

私達の子は?大切じゃないの?




苦しい、悔しい。


年始から溢れた気持ち。




そんなものから解放されて


私は幸せに生きたいょ。




もう、母として

認められるために頑張りたくなんてない

いい母じゃなくていい、

母として認められなくていい、

娘達の母に勝たなくてもいい、

超えなくてもいい、



妻として認められるために、なれるように

がんばりたくない

いい妻にならなくていい、

妻として認められなくていい、

前妻に勝たなくていい、

超えなくてもいい。





私だから。






私は誰かに認められるとか、評価とか、

上下とかつけられる様な存在ではない。



私なんだ。



そう、私。



ねぇ、私は?涙




そんなセリフ、私の中に要らないよ


あなたにね、もうそんなこと

1ミリも、思わせたくないよ。


だって悲しいから。


ごめんね。今気づいた。ごめんね。

遅い、ごめんね。


ここから少しだけ私の母に対する気持ち



ずっと私を後回しにしてきたの



お母さんの元に産まれてから



お母さんのために、お母さんと笑うため

ぜーんぶ、我慢したよ


虐待も、再婚家族にいじめられても、

嘘つきと言われても、ひどい部屋でも

ひどい仕打ちも、遊べないことも、

お母さんと離れたって我慢したよ

寂しい夜も、朝も、お母さんがいない事に

慣れることも、父親から愛されないことも

身を滅ぼそうか迷ったそんな日々もさ。


本当は一緒にいたかったけど、

お母さんに守ってほしかったけど

我慢したよ

いつかお母さんと幸せになれるって

思って


いや、ずっとは思ってなかった…

途中から麻痺してたから。


だけど今日までその日が来なかったことが

証明なんだよ。


(リアルに今母と暮らしたいとは思ってません)



ね。



私は私の気持ちをこれから

イッサイガッサイ、後回しにしません。