わたしは
とにかく感じた。
その気持ちを認めて、
抱きしめてた。
ボソボソ口だけ動かして
息でだすようになるべく
口から出した。
ほんとは行きたくない
ほんとは一緒にいたい
ほんとは離れたくない
ほんとは行きたくない
ほんとは一緒にいたい
ほんとは離れたくない
ほんとは行きたくない
ほんとは一緒にいたい
ほんとは離れたくない
身体の苦しさが消えた頃、
涙も止まって。
眠ることができた。
朝、飛行機で行きたいかも
と思って格安peachなら
なんとかなるんじゃ?と
調べ直してた。
あった!これなら✨
と思ってリビングに降りる。
おー、何時にするか決まったの?
って。
空港までは送ってくれる?
あぁ。
これで帰ろうと思うんだけど、、、
そしたらもうでねーとだめだべや!
呑気でポンコツなわたしと
しっかりきっちりせっかちな元夫の会話。
その時だ。
ババの部屋で息子が
帰りたくない!なんで帰らなきゃいけないの!
とババに言ってる声が聞こえた。
息子達を振り回してしまっている
大変なときも、文句も言わず、言わせず
着いてきてもらった。
三重県に行ってあくま組のセッションして気づいたの。
自分の行動がバブだったって。
だからまず精神的に!
バブやめて、自立しようと決めた。
その次に、経済的自立もしようと決めた。
そう決めての今回の帰省だった。
自分を今更責める意味もないのに
悔しさと罪悪感で溢れてくる。
とにかく、今はギリギリの飛行機に
間に合わせないと。
元夫が子供たちに声をかけて、
渋々子供たちは着替え始めた。
なんとか間に合いそうだ
車に乗った。
クレジット決済だった飛行機代。
元夫が決済してくれた。
その分を現金で渡すと、
いいよ、と言われた。
ありがとう、と財布にお金を戻した。
…
…
なぜか涙が溢れてくる
不甲斐なさと、
これからどうしていこうって気持ち。
泣いてた長男。
長男は、なかなか自分の気持ちを
普段言わない。
言われたように行動するタイプで、
そんな長男があんなに嫌がるのは
学校も慣れなくて、
本人はいじめられてるという。
嫌なことを言われる、内容は覚えてない。
そんな感じ。
それでも、昨日自分の気持ちを
認めたわたしは、
息子は声にも涙にも出して伝えて
えらいなぁ、、と思った。
下の息子も、ふくれながら昨日の夜から
帰りたくない、ママなんか考えてよぉ
と言ってたの。
2人ともえらい。
わたし、どんだけ子供の頃大人ぶってたんやろ。
押し殺して、受け入れてた。
それが癖のようになってた。
疲れたときも、ぐっと堪える。
怖い時も、強がって頑張る。
車の中で涙がとまらなくなって
静かに出るものは垂れ流しにしといた。
拭いたらバレるから。
外観るフリして、、、。
つづく