わたしは

とにかく感じた。


その気持ちを認めて、

抱きしめてた。


ボソボソ口だけ動かして

息でだすようになるべく

口から出した。


ほんとは行きたくない

ほんとは一緒にいたい

ほんとは離れたくない


ほんとは行きたくない

ほんとは一緒にいたい

ほんとは離れたくない


ほんとは行きたくない

ほんとは一緒にいたい

ほんとは離れたくない


身体の苦しさが消えた頃、


涙も止まって。

眠ることができた。



朝、飛行機で行きたいかも

と思って格安peachなら

なんとかなるんじゃ?と

調べ直してた。


あった!これなら


と思ってリビングに降りる。


おー、何時にするか決まったの?

って。


空港までは送ってくれる?


あぁ。


これで帰ろうと思うんだけど、、、


そしたらもうでねーとだめだべや!



呑気でポンコツなわたしと

しっかりきっちりせっかちな元夫の会話。


その時だ。


ババの部屋で息子が


帰りたくない!なんで帰らなきゃいけないの!


とババに言ってる声が聞こえた。



息子達を振り回してしまっている

大変なときも、文句も言わず、言わせず

着いてきてもらった。


三重県に行ってあくま組のセッションして気づいたの。


自分の行動がバブだったって。


だからまず精神的に!

バブやめて、自立しようと決めた。

その次に、経済的自立もしようと決めた。


そう決めての今回の帰省だった。


自分を今更責める意味もないのに


悔しさと罪悪感で溢れてくる。


とにかく、今はギリギリの飛行機に

間に合わせないと。


元夫が子供たちに声をかけて、

渋々子供たちは着替え始めた。





なんとか間に合いそうだ


車に乗った。


クレジット決済だった飛行機代。

元夫が決済してくれた。


その分を現金で渡すと、


いいよ、と言われた。


ありがとう、と財布にお金を戻した。




なぜか涙が溢れてくる


不甲斐なさと、

これからどうしていこうって気持ち。


泣いてた長男。

長男は、なかなか自分の気持ちを

普段言わない。


言われたように行動するタイプで、


そんな長男があんなに嫌がるのは

学校も慣れなくて、

本人はいじめられてるという。

嫌なことを言われる、内容は覚えてない。

そんな感じ。


それでも、昨日自分の気持ちを

認めたわたしは、


息子は声にも涙にも出して伝えて

えらいなぁ、、と思った。

下の息子も、ふくれながら昨日の夜から

帰りたくない、ママなんか考えてよぉ


と言ってたの。


2人ともえらい。


わたし、どんだけ子供の頃大人ぶってたんやろ。


押し殺して、受け入れてた。

それが癖のようになってた。

疲れたときも、ぐっと堪える。

怖い時も、強がって頑張る。




車の中で涙がとまらなくなって


静かに出るものは垂れ流しにしといた。


拭いたらバレるから。


外観るフリして、、、。




つづく