「退院してもいい!」
小躍りするぐらい嬉しかった(^O^)
…けれど、長い間、病院生活で護られていた訳だし、一時的にもおかしくなったのは確かだったし、又、普通の生活が上手くこなせるのか、私には一抹の不安もあった。
退院許可がおりた事を仲良くなった人達に伝えると、「おめでとう」の言葉と共に、
一瞬にして顔つきが暗くなり、私どないしよ〜、さびしいわー…せっかく仲良くなったのに…と、半泣きのおば様もおられて、もう少しここにおりいよ、と言ってくださった。
私も悲しくなった。お別れを寂しく思った。
確かに、入院生活の後半は皆さんのお陰で、楽しく過ごさせていただいた。
どんな場合であっても、残される側は辛いのだ。
退院許可をもらってから、退院日までの数日は、もう読書なんかせずに、その人達との時間を大切にして過ごした。夜寝る時間までおしゃべりをして。
ついに退院の日が来た。
私が、退院の諸々手続きをしてる間、
親しくしていただいた方達が、見送りに来て下さっていた。
その中に、他の誰とも会話をしないけど、私とだけお話しをするインテリっぽい不思議なおば様も、別れを惜しんで下さり、、、
そして、私のカレにまで、挨拶するわねと、「ホントに○さんはいつもとってもお話ししやすくて楽しかったのよ、さみしいわ…でもありがとうね。これからも仲良くしなさいね」みたいな感じだったかしら?
突然話しかけられたカレもびっくりしていた。
皆さんとお別れの挨拶をして、「みんなが退院したら、ごはんに行こうね」と約束した。
私は嬉しさと共に、照れくさかったが…
外の世界では、抑鬱、PTSD、適応障害と診断され、すなわち私は一般生活では不適応者なのに、
ココ、精神病院では、あれ?ワタシ、かなり適応してるやんか???状態。
カレも、適応障害がここではなぜか適応!!オモロイ!!と苦笑い。
どんなやねん???
そんなこんなで、我慢我慢の精神病院から、やっとこさ、退院しました。
皆さま、ありがとう。感謝です。
やっとこさ帰って、お久しぶりのお家には、
植木鉢の緑は、ぐったり。
食べられなくなった食べ物はゴミ箱行き→!
でも、よくわからんものが……ナンダコレ?
さっきバナナは捨てたはず。
さて、コレは何でしょうか???
答えは次回にいたしましょう。(^ー゜)
さて、主婦ならすぐにお分かりでしょうか?
看護師の方が、つぶやいたお言葉です。
「緊急性のあることは、人生、それほどはないのだから、できれば流せる事は、考えすぎないで、流してもいいと僕は思うんです」と話しておられました。
なるほどですね。
では、皆様、おやすみなさい。
「はるかの絵の本」復活しました。
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