(書き散らしたメモを下地に日記として綴っておりましたが、段々と、何日目かが不明瞭となってまいりました。ので、タイトルの書き方を変更せざるをえなくなりました。ご理解下さいませ。)


週2回という待ちに待った担当医の診察が行なわれた。   だいぶ前の事なので、あんまり覚えていない。(もう退院しているから)
医師からのアドバイスや指示には、印象に残ることがなかったのかもしれない。

私は、薬がいつの間にか変わっている理由を聞いた。
すると、担当女医は、
私は薬の変更の指示は出してませんよ、、、と言う。
(何でや?????)
いいえ、コレが以前に比べ、なくなってます。それに急に眠剤が半量になり、眠れなくなり夜とても苦しかったです。何でですか?急におかしいです。
きっと、薬局の方で何か手違いがあったかも知れませんね。後で調べてみます。
〜〜と、いともあっさりと返答された。
私はそれ以上、薬に関して、何もかも話す気が失せてしまった。

それと、同室の向かいのおばあさんが、ナースに言うことを私に向かってずっと訴えたり、寝てる時でさえもカーテンを勝手に開けられてとても迷惑だと伝えた。
○○さん、あのね、ここは小さな社会なのよ、色んな人がいて当たり前でしょう。そんなことぐらい、仕方ないことでしょう。
〜そのように返されて、私はもーあかんわ、何言っても、と思い黙った。
けれど
アンタかって、仕事で疲れてぐっすり眠ってる時に、突然ベッドのカーテン開けられたり、睡眠の邪魔されたら不愉快やろー、どアホ!と心の中で言うに留めた。

こんな感じだったので、カレが身内から外され、外出禁止になったことすら、いう気がなくなった。

医者が皆こんなだとは思わないです。
何人もの医者がいて、私はたまたま相性が悪かっただけと思う。女医はさっぱりとしていた。くどくもなかった。情は仕事では消去してるのだろう。気分は良くなかったが、別にえーわー。薬だけ勝手に減らしたり変えたりだけせんとってくれー、それだけを願いました。


病院の中の様子をも少し書こう。

外出は出来なくても、看護師さんに付き添ってもらえれば、一階の売店にちょっとしたものが買いに行ける事がわかった。

病棟には、給湯器はあったが、自動販売機がなかった。病室には普通はあるだろう冷蔵庫もなかった。

コーヒーやジュースが売店に行かないと手に入れられない。

午後は長いので、気分を切り替えるのに、缶コーヒーが飲みたくて、何度か看護師さんに連れて行ってもらった。だけどほとんどが男性のイケメン看護師さんだったので、売店で売ってるその他のモノが気になったけど、待たせてる、その感じが悪くて、缶コーヒー1個だけ買っていつもすぐに戻った。
まー、無駄遣いする事がなくてよかったかもね。


病院の夜はものすご〜く早い。
6時半には夕飯が終わる。
しばらくして食後の薬が配られて、もちろん!看護師さんの目の前で飲むのだよ、いつも必ず!
私は、映画「カッコーの巣の上で」を思い出した。
そしてしばらく自由時間。
以前にも書いたが、夜の8時半頃に就寝前の眠剤を配られる。そのあたりで皆そろそろと部屋に戻る。
しかし、私はそんな早い時間に飲んでもなかなか眠れなかったり、早朝4時とかに目覚めたりして、とっても往生したので、眠剤を夜の10時に貰うように頼んだ。10時は最終の消灯時間なのだ。OKが出た。それで、ほとんどの人はそれぞれの個室に戻る時間、デイルームだけは灯りがついていたので、私はそこで落書きをしたり、本を読んだり、感じたことを書きなぐったりして過ごした。たまに、眠れない人が集まりお話しもしたりした。

{533739BF-0901-4B8F-9533-EAD0BF8C2D70}
はじめの頃は、おどろおどろしいのしか描けなかったみたい…こんなんばっかり。


こうして、最初は病院からのスケジュール通りだったけど、少しずつ、自分に合う時間やスペースをもてるようになり、薬も元に戻り、 夜の苦しさが減った。

スマホを使える時間帯が制限されていたし、許可をもらわないといけなくて、しかも10分だけということで、後で「使いすぎです!」と注意されて、ガガガーン!でした。10分という事を私は知らなかった。

それで、携帯の貸し出しの申し込みを書いたら、10分限定なのだから、誰かに話しかけられても、ちょっと待ってね、と言って、必死にその10分を有効に使わなければならなかった。

ね、色々と、窮屈でしょ〜。

今から思うと、ワタシ、ようがんばったなーと、つくづく思う。





「はるかの絵の本」復活しました。
➡️ こちらです   http :/kopeka.thebase.in/

{C6E113FD-769F-416E-9C3F-7EE5CD092D6D}